10月9日(日) 第6節 クボタ 0-53 ヤマハ発動機

as3i9016ジャパンラグビートップリーグ 第6節
クボタ VS. ヤマハ発動機

2016年10月9日(日) 13:00キックオフ グラウンド:天理親里競技場
クボタ ヤマハ発動機
FULL TIME 53
前半 19
0 後半 34
 詳細(TL公式)

マッチサマリー

トップリーグ第5節が終了し、勝ち点24、5連勝で最高のスタートダッシュで首位に立つヤマハ発動機ジュビロと競った試合が多く勝ち点9、2勝3敗のクボタスピアーズのゲームは天理親里競技場で2,364人の観客を迎え、戦いの火蓋が切られました。
微風の中、クボタSOフーシェのキックでゲームが開始された。

スクラムで優位に立つヤマハは9分、順目、順目と攻め込みSH矢富からパスを受けたWTB伊東が右隅に先制トライ、ゴールキック不成功。
14分にヤマハHO日野が激走しフォローに入ったLOクリシュナンが相手をハンドオフで倒し右中間にトライ、ゴールキックもFBファンデンヒーファーが成功し0-12とリード。ペナルティも少ないヤマハはゲームコントロールも良く、21分にゴール前5mスクラムからNO8堀江が押し込み右中間にトライ、ゴールキックもFBファンデンヒーファーが成功し0-19。
その後はお互いに攻め込むがチャンスを生かせず、前半が終了。

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前半から、ヤマハ発動機が怒涛のアタックを見せる。

後半に入ってもフィットネスが衰えないヤマハは、12分WTB伊東がクボタのギャップをすり抜けフォローに付いていたHO日野がタッチライン沿いを走り込み右隅にトライ、ゴールキックは不成功0-24。
21分に再びヤマハ、22m付近SH矢富からパスを受けたCTBタヒトゥアから途中出場のWTBマレ・サワが左中間にトライ、ゴールキックのFBファンデンヒーファーが成功し0-31。

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ファンデンヒーファーのキックも安定していた。

25分には、クボタのノックオンのボールを拾ったWTBマレ・サワがゴールポスト下にトライ、ゴールキックもFBファンデンヒーファーが成功し0-38とリードを広げる。
その後も攻撃の手を休めないヤマハは、途中出場したSO清原、CTBタヒトゥアとの2トライと清原のドロップゴールなど成功し0-53でノーサイド。

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クボタのアタックは、ことごとく阻まれた。

ヤマハは勝ち点5を加え、総勝ち点29と首位をキープした。
MOMには強力なスクラムと走力を活かしたトライでチームに貢献した
HO日野剛志選手が選ばれた。
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監督&キャプテンコメント

ヤマハ発動機ジュビロ
清宮克幸監督
親里で昔、合宿も試合もしたことがあり、久しぶりにここに来ました。
チームがこの位置で素晴らしい結果を出したことは素直に嬉しい。
前半、右隅にトライを獲ったことが今日のヤマハの優位を印象付けたと思う。それ以外も見ての通リです。これからも引き締めてチームを作っていきたい。

三村勇飛丸キャプテン
チームとして新記録となる6連勝を嬉しく思う。
先週の試合では後半に失速したので、80分間継続してやり切ることを話し、声をかけていた。スクラムもモールも満足はしていないので、次はホームでの2戦目ですので、しっかり修正して、フォワードで圧倒出来る試合を見せたい。

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−どのチームも選手を休ませているが、休ませる考えは?
清宮
どのチームの監督も考えは同じです。全て同じメンバーで戦えないので調整はしているが、「俺を出せ」と言ってくる元気もある。2日目の内容でメンバーを決めるが、今週は休みと声を掛ければ、反発してくる。バックスも次は変えるかもしれない。
休ませながらの起用は同じです。

−日本代表スコッド36名に選ばれた感想は?
三村キャプテン
正直驚いている。まだ世界基準になっていないと思う。チャンスを頂いたのでしっかりプレーして、危機感を持って自分の色を出したい。

−完封したが感想は?
三村キャプテン
いくらいいゲームをしても失点して終わるとスッキリしないが、自分達のラグビーが浸透して判断ができている結果と思うし、非常に自信にもなる。

クボタスピアーズ
フラン・ルディケヘッドコーチ
ヤマハの素晴らしい戦いにおめでとうと伝えたい。ヤマハのチームのレベルの高さを見せつけられた試合だった。私達も大事な時間帯でエリアを獲るポイントで変えなくてはいけないところで変えられなかったし、良いパフォーマンスが出来なかった。ヤマハのパワープレイにセットピースで負けてしまったところもあった。

杉本博昭
ヤマハにチャレンジして、フィジカルのところで勝っていこうと決めていたが、ヤマハに隙きを突かれた。セットプレーのところでもプレシャーを受けていたとコーチは言っていたが、私自身はそこまではと思っている。前半の最初はスクラムでやられたが途中で修正し、ラインアウトでもほぼ100%確保でき、クボタもポジティブだったと思う。反省点はバックスとフォワードとのコミュニケーションのデフェンスを修正したい。ここで落ち込むとは思っていないので次の試合に向けてはショートウイークとなりますので、しっかり修正して臨みたい。

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−ヤマハの分析と準備はしていたと思うが、やってみて予想外のところは?
ルディケ:予想通りセットピースのところでペナルティを得て、モールから点を獲ってと直接的なゲームプランだった。ラインプレイして獲るところも全体的には予想通りだった。

−立川キャプテンがリザーブにも入っていなかったが?
ルディケHC
先週の試合で遅れたタックルを受けて頭を打っていた、チーム全体を考えて残りシーズンも長いので、管理する面で今週は休みとした。

−後半にスクラムを修正していたと思うが具体的には?
杉本
前3名がコネクトしてしっかり押そうと決めた。
ヤマハは槍の様なスクラムを組んでくる、面が崩れるとプレシャーをかけてくるので、3人が面で繋がっていれば壊れないと話した。スクラムでコントロールができ、修正できたと思う。

フォトギャラリー

2016年10月9日(日) クボタ 対 ヤマハ発動機 撮影:小巻真司