9月28日(日) 京都産業大学 vs 関西大学

レフリー:飯田 真治(関西協会)
アシスタントレフリー:下田 紘朗(関西協会) / 山口 竜弥(関西協会) / 伊藤 皓史(関西協会)
京都産業大学 | 関西大学 | |||
48 | FULL TIME | 10 | ||
33 | 前半 | 10 | ||
15 | 後半 | 0 | ||
勝点 5-0 詳細(PDF) |
▶京都産業大学 9 髙木城治
メンバー表(48時間前)
マッチレポート
2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第2節の第2試合は、曇り空で微風の紀三井寺公園陸上競技場で行われ、京都産業大学(以下、京産大)と関西大学(以下、関西大)が対戦した。
京産大SO⑩吉本大悟のキックオフで試合開始。
開始9分、関西大がラインアウトから形成したモールを京産大がターンオーバー。連続攻撃を仕掛ける中で、関西大ディフェンスに当たったボールを拾ったCTB⑬ナブラギ・エロニが大きくゲイン。フォローしたNO8⑧シオネ・ポルテレからFL⑦伊藤森心、さらにSH⑨髙木城治へとつなぎ、最後はLO④石橋チューカが中央にトライ。GKもSH⑨高木が成功し、7-0。
14分、関西大が反撃。相手陣でのラインアウトからオープンに展開。HO②大林直人−SH⑨宮内幹大−CTB⑫吉良陸人−SO⑩﨑田士人とつなぎ、最後はCTB⑬神戸逸玖が左中間にトライ。GKもSO⑩﨑田が成功し、7-7。
21分、関西大ボールのスクラムを京産大が押し込みターンオーバー。そのままインゴールまで押し込み、NO8⑧ポルテレが右中間にトライ。GKもSH⑨髙木が成功し、14-7。
29分、関西大が自陣22m内からバックスへ展開するもノックフォワード。そのボールを京産大FL⑦伊藤が拾い、最後はNO8⑧ポルテレが左隅にトライ。GK不成功で19-7。
34分、京産大が相手陣10m付近のラックからFL⑦伊藤が抜け出し、フォローしたSH⑨髙木がつないで、LO⑤シオネ・マヘが中央にトライ。GKもSH⑨髙木が成功し、26-7。
40分、関西大がハイタックルの反則から得たペナルティでSO⑩﨑田がPGを成功させ、26-10。
42分、京産大が相手陣ゴール前まで攻め込み、テンポよくラックを連取。最後はSH⑨髙木が左中間にトライ。GKも成功し、33-10で前半終了。

関西大FB⑮堂免遙生のキックオフで後半開始。
9分、京産大が相手陣ゴール前のラインアウトからインゴールに飛び込むもノーグラウンディングの判定。その後、大きく蹴り出された関西大のゴールラインドロップアウトをハーフウェイライン付近でキャッチしたCTB⑫奈須貴大が相手タックルをかわしながら独走し、左隅にトライ。GK不成功で38-10。
15分、京産大がハーフウェイライン付近のラインアウトからオープンに展開。パスを受けたCTB⑫奈須が相手ゴール前まで大きくゲインし、最後はWTB⑪馬田琳平が左隅にトライ。GK不成功で43-10。
以降は双方にミスが多く、得点機を逃す展開に。
42分、京産大が相手ゴール前5mのラインアウトからモールを形成し、そのまま押し込み、LO⑯谷村穣太郎が左隅にトライ。GK不成功で48-10。
ここでノーサイド。

京産大が48-10で関西大を下した。POMには、トライとゴールキックで勝利に貢献したSH⑨髙木城治が選ばれた。

会見レポート
関西大学
関西大学 佐藤貴志監督
ここ数年、関西でトップ1・2の京都産業大学さんに対し、チャレンジャーの気持ちで夏合宿から培ってきたものを出そうと、また(開幕戦の)天理大学戦からの修正点も出そうと臨みました。コンタクト(接点)の部分ではすごく頑張ってくれたと思います。ただ、ラグビーの肝であるセットプレーで後手に回り、この結果(点差)になったのかなと思います。1〜2週間で修正し切れない点もあるかもしれませんが、学生としっかり話し合い、次節に向けて前を向いてやっていきたいと思います。
関西大学 奥平一磨呂キャプテン
本日の試合は、前の天理大学戦でいただいた課題に対し、FWのユニット面などをしっかり修正して臨んだつもりでしたが、相手にセットプレーを中心に流れを作られてしまい、この点差(敗因)につながったと思います。次の試合はそこを修正し、まずは安定したセットプレーを基盤に勝てるようにやっていきたいと思います。

Q. 天理大戦で感じた課題とは?
奥平キャプテン
自分たちの強みであるモールが通用せず、敵陣に入ってもモールでトライを取り切れなかった点です。今日はそこを再確認して戦いましたが、今回もモールでのトライがなかったので、もう一度強みを再確認して次に臨みたいです。
Q. ここは良かったという点は?
佐藤監督
コンタクトの部分で一人ひとりが前に出てスペースにボールを運べたこと、また準備したサインプレーでトライできたことは評価しています。
奥平キャプテン
前半、相手にディフェンスでプレッシャーをかけられた(キックチェイスで相手のミスを誘えた)部分は評価できるポイントだと思います。
京都産業大学
京都産業大学 廣瀬佳司監督
終始、相手(関西大)にプレッシャーをかけ続け、安定した試合運びができたと思います。第2節の関大に勝てたことは嬉しく思います。ただ、ご覧のとおりミスが連発してしまい、締まりのないゲームになりました。しっかり修正して、次節(立命館戦)に臨みたいと思います。
京都産業大学 伊藤森心キャプテン
コリジョンの部分で優位に立てたのはプラスでしたが、それをいいことに本来目指す「直向きに・謙虚に・泥臭く」という京産大らしいラグビーをやり切れない時間が多く、不要なオフロードやミスボールの処理の甘さで相手にボールを与える時間がありました。僕たちの目指すラグビーではないので、強く反省しています。

Q. もどかしい展開になった原因は?
伊藤キャプテン
フィジカルで前に出られた分、オフロードでつなぐ、あるいは無理につなごうとする場面が多かったことです。フィジカルレベルが高い相手だとイーブンボールが増え、一つのミスが敗因につながり得ます。ここは修正すべき点です。
Q. スクラムについての評価は?
伊藤キャプテン
試合前ブリーフィングでレフリーからフロントローの組み方など注意事項をいただいていたので、それを意識して組めました。フロントロー3人を中心にFW全員が遂行でき、スクラムで大きく優位に立てた一番のポイントだったと思います。
フォトギャラリー
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