10月13日(日) 同志社大学 vs 関西学院大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:1848人 天候:晴れ/弱風
レフリー:山谷 亮介(関西協会)
アシスタントレフリー:橋元 教明(日本協会) / 東村 侑真(関西協会) / 伊達 義博(関西協会)
同志社大学 関西学院大学
19 FULL TIME 52
0 前半 26
19 後半 26
勝点
0-5
詳細(PDF)

メンバー表(48時間前)

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同志社大学
監督中尾 晃
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR小西 雄斗3176110同志社香里中→同志社香里
2HO荒川 駿2177103東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
3PR三輪 拓翔3175100四日市Jr.ラグビークラブ→尾道
4LO山崎 暖人3181102小金井RS→國學院久我山
5LO小野 伸之輔4188109國學院久我山
6FL鈴木 崇敏417590磐城
7FL山中 颯真418095同志社香里中→同志社香里
8NO.8中谷 陸人1180102大阪桐蔭
9SH藤田 海元417070文の里中→東海大大阪仰星
10SO大島 泰真317075藤森中→京都成章
11WTB上嶋 友也218090玉名中→東福岡
12CTB田中 勘太417485ゆのきRS→長崎北陽台
13CTB江口 翔417082筑紫丘ラグビークラブ→東福岡
14WTB岩本 総司317882四條畷RS→常翔学園
FB村岡 麟太郎417280東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
16Re.長島 幸汰3176100西陵中→京都成章
17Re.前田 卓耶2178108報徳学園中→報徳学園
18Re.上野 聡大4181119大正北中→常翔学園
19Re.柏村 一喜218494尼崎RS→報徳学園
20Re.久保 太陽4183105吹田RS→報徳学園
21Re.石田 太陽317072木本中→東海大大阪仰星
22Re.野村 成417482同志社香里中→同志社香里
23Re.ファイアラガ 義信 ダビデ217388高槻RS→常翔学園
関西学院大学
監督小樋山 樹
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR大塚 壮二郎2177105芦屋RS→関西学院
2HO田中 健太2169100草ヶ江ヤングラガーズ→東福岡
3PR市川 晃己4177110関西学院中→関西学院
4LO堤 保澄4180103洛南中→京都成章
5LO趙 勇来4181110東大阪朝鮮中級→大阪朝鮮
6FL稲垣 直希4178105帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館
7FL岸本 拓歩217293三田RS→大阪桐蔭
8NO.8小林 典大3185105上京中→京都成章
9SH川原 大317378鹿児島ジュニアRFC→大分舞鶴
10SO澤田 壮太郎417081北神戸RS→尾道
11WTB中 俊一朗317686東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
CTB松本 壮馬417386宇摩RS→石見智翠館
13CTB川村 祐太418195北海道バーバリアンズJr→関西学院
14WTB山本 快417786関西学院中→関西学院
15FB武藤 航生317484兵庫県RS→関西学院
16Re.平生 翔大4174105関西学院中→関西学院
17Re.中田 偲響3175100蹉跎中→東海大大阪仰星
18Re.小杉 太郎1183110茗溪学園中→茗溪学園
19Re.藤井 崇弘4183105堺RS→石見智翠館
20Re.田中 大瑚4176102兵庫県RS→関西学院
21Re.柿本 知輝416269宝塚RS→関西学院
22Re.金正 優作317590郡山中→天理
23Re.鴨田 達也217181西陵中→関西学院

マッチレポート

2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節の2試合はたけびしスタジアム京都で開催された。第一試合は厳しい暑さに快晴、弱風の中、同志社大学(以下、「同志社」) 対関西学院大学(以下、「関学大」)が対戦。

同志社は連敗しているが、攻撃力もあり走り勝つラグビーで集中力を高めてこの一戦に初勝利を目指す。
関学大は前節で終盤まで苦戦したがデフェンス、アタックも良く勝点を上積みしたい。

同志社SH⑨藤田海元のキックで試合開始。
試合開始から関学大は敵陣での試合展開でチャンスを活かせず得点を奪うことが出来なかったが、22分、ペナルティからCTB⑬川村祐太がキックで蹴り出すと、ゴール前5m左ラインアウトからスローワーHO②田中健太からジャンパーLO④堤保澄がキャッチしモールを形成し、HO②田中がサイトを突破。SH⑨川原大からCTB⑫ゲームキャプテン松本壮馬に渡りSO⑩澤田壮太郎にCTB⑬川村からパスを受けたFB⑮武藤航生が右中間に先制トライ、GKもSO⑩澤田が成功、0-7。

27分、再び関学大がゴール前20m左ラインアウトからモールを形成しFL⑦岸本拓歩からLO④堤に渡り最後はCTB⑫松本がゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩澤田が成功。0-14。

36分、関学大がゴール前5m中央スクラムからSH⑨川原からパスを受けたFB⑮武藤が左中間にトライ、GK不成功。0-19。

43分、再度関学大が敵陣8m左ラインアウトから右に展開しSH⑨川原からCTB⑬川村のオフロードパスを受けたCTB⑫松本からFB⑮武藤に渡ると、再度パスを受けたCTB⑫松本が右中間にトライ。GKもSO⑩澤田が成功。0-26。
同志社はリスタートしたキックボールを確保し攻めたがタッチに出されて前半が終了。

関学大SO⑩澤田にキックで後半開始。
後半も最初にチャンスを掴んだのは関学大。1分、敵陣20m右ラインアウトから左に展開しSH⑨川原からSO⑩澤田に渡りWTB⑭山本快がブレイクしパスを受けた途中出場のFL⑳田中大瑚がゴールポスト右にトライ、GKもSO⑩澤田が成功。0-33。

漸くチャンスを掴んだ同志社は7分、敵陣20m右ラインアウトからパスを繋ぎ最後はSH⑨藤田から途中出場CTB㉓ファイアラガ義信ダビデに渡り、HO②荒川駿のオフロードパスを受けたWTB⑭岩本総司がタッチライン沿いを走り切り右中間にトライ。GKもSH⑨藤田が成功。7-33。

ここから再度ギアを上げる関学大は21分、バックス陣のFB⑮武藤からWTB⑭山本へ再度FB⑮武藤へ渡り右サイドを走り切り右中間にトライ、GK不成功。7-38。

25分、関学大CTB⑬川村が左中間にトライ、GKもWTB⑭山本が成功。7-45。

33分には、敵陣ゴール前22m右ラインアウトからモールを形成しそもままゴールまで押し込み途中出場したHO⑯キャプテン平生翔大が右中間にトライ、GKも途中出場の㉓鴨田達也が成功。7-52。

このままでは終われない同志社は40分、自陣から攻め、途中出場SH㉑石田太陽からSO⑩大島泰真に渡り㉓ファイアラガから最後はWTB⑭岩本が右中間にトライ、GKもゲームキャプテンFB⑮村岡麟太郎が成功。14-52。

43分、再び同志社が敵陣2m右中間のペナルティからSH㉑石田がタップキックからブレイクしパスを繋ぎ最後はSO⑩大島からパスを受けた途中出場NO8⑳久保太陽が左隅にトライ、GK不成功。19-52 と追い上げたがノーサイド。

関学大が52-19で勝利、勝点5を獲得。3連勝でトータル勝点14とし、上位を確保した。
同志社は終盤に素晴らしいアタックで得点を奪ったが、デフェンスを修正して次節に挑んでほしい。
POMにはゲームキャプテンとしてチームを鼓舞し、2トライと勝利にも貢献した関西学院大学CTB⑫松本壮馬が選ばれた。

 

会見レポート

同志社大学
中尾 晃 監督
前半は均衡していたが、自分たちからミス・反則でリズムを無くしてしまった。後半に関しては最初の段階で関学さんのアタックでしっかり攻撃されて受けてしまい、こういった結果になってしまった。

村岡 麟太郎 選手
前半、最初我慢して守り膠着している場面が多かったが、自分たちがターンオーバーして敵陣に行ったときに少し取り急ぎ、焦ってミス・ペナルティをしてしまって自陣に戻されるといった苦しい時間が続いて我慢しきれずにスコアを取られてしまった。
後半に向けて修正する明確なポイントを話し合って挑んだが、最初のラインアウトで簡単にコミュニケーションエラーで後半の最初の得点を渡してしまい、今回のゲームが決まってしまった。

Q.後半に入る際の修正ポイントは具体的に何だったのか。またそれをどれくらい実行できたのか?
村岡選手
一点目は、前半ブレイクダウンの部分で寄りが遅くてペナルティーがあったり、ボールリサイクルでハーフがテンポよくボールを出せていなかったので、後半は正しくファイトしてボールリサイクルを早く出すこと。
二点目は、キッキングで相手に合わせてしまいしっかりと陣地回復できていなかったので、相手が飛び出してくるところに対して点差もあるのでカウンターで仕掛けていくことを話し合いました。
二点目のカウンターに関しては上手くはまってボールを持つ時間が増えたのですが、一点目のブレイクダウンに関しては関学さんのプレッシャーと自分たちの浅いポジショニングで常にプレッシャーをかけ続けられて、後半もなかなか修正できなかったことが、この試合の敗因だと思います。


関西学院大学
小樋山 樹 監督
関係者の皆様、本日もありがとうございました。
今日の試合は、同志社大学さんが相手ということで、これまでの試合を分析してもすごくひたむきにプレーをされるチームで、そこに対してリスペクトを持って我々はチャレンジャーとしてしっかり立ち向かう準備をしてきました。
試合の方は勝つことができて良かったが、我々がしっかりハードワークしたときは良い流れというか得点に結びついたのですが、後半自分たちのハードワークができずにサボってしまって得点を許してしまったことは反省点と思っています。次の摂南戦にむけてはキックチェイスをしっかり修正していきたいと考えています。

平生 翔大 キャプテン
今回のゲームはチャレンジャーとして、昨年や春の結果は関係なくひたむきさ泥臭さで相手を上回ろうと挑みました。途中いい場面があったと思うが最後のフィニッシュの部分で少しスキがあったのは反省点です。来週に向けてしっかり100%いい準備をして臨みたいです。

松本 壮馬 ゲームキャプテン
同志社さんがひたむきなチームという認識で、こちらもひたむきさで絶対負けないくらいプレー・ゲームプランで挑みました。ゲームの大半を自分たちのペースで進めることができたが、試合終了間際は正直課題の残るゲームだったので、また1週間その課題に対して修正して摂南大学戦に挑みたいと思います。

Q.1列目をガラリとメンバーを入れ替えた意図を教えてください?
小樋山監督
ケガです。平生もケガあったので本当は出したくなかったが、外すわけにはいかなかった。3連戦ということもあってケガの関係です。

Q.立命館戦のあとひたむきさを強調されていたが、この1週間どういうマネジメントをされてきましたか?
小樋山監督
おかげさまで我々は春2位になって、夏合宿も関東の大学さんといい勝負をさせてもらって、周りからも期待して頂けることが多くなりました。これはとてもありがたいことで自信にはなるのですが、知らず知らずのうちにどこかで僕らのほうが強いんじゃないかとスキが生まれてしまう事があると思ったので、今回は特にチャレンジャーというテーマをもって、相手よりもひたむきにハードワークし続けることを大事に言い続け、準備してきました。

Q.バックスの選手を3名メンバー入れ替えた意図は?
小樋山監督
こちらもケガがあってということです。FWもBKも今回メンバーインした選手は春からしっかりハードワークして積み上げてきてくれた子達だったので、ケガはもちろんあるのですが、今回がウチのベストメンバーだということで自信を持ってこの23人で挑んできました。今日もいいプレーがたくさんありましたし、リーグ戦は総力戦なので、今後に繋がる試合になったと思います。

Q.今日の試合内容をふまえて、京産・天理の2強にどう向かっていきますか?
平生キャプテン
天理・京産という2強に向かっていく前に、僕たちは目の前の試合を大事にしていこうと全員が同じマインドを持ちながらやっていますので、次の摂南大学戦に対して100%先の事は考えずに準備していきたいと思っています。


フォトギャラリー

■KRPU 寺岡佑起


■KRPU 渡辺隆夫

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