9月22日(日) 摂南大学 vs 天理大学


入場者数:1869人 天候:くもり時々雨/微風
レフリー:米倉 陽平(関西協会)
アシスタントレフリー:北村 浩士(日本協会) / 平昭 巧太(関西協会) / 嵯峨 慶二(関西協会)
摂南大学 天理大学
7 FULL TIME 22
0 前半 12
7 後半 10
0勝点5
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶天理大学 8 パトリック・ヴァカタ

試合映像(ダイジェスト)


メンバー表(48時間前)

▶PDFはこちら
 
摂南大学
監督瀬川 智広
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR加覽 和成417398四条畷中→大産大付属
2HO昇 幹太417193住道中→天理
3PR中村 太遙417096キッズラグビーとりみ→創志学園
4LOショー・アミニアシ4185111マリストブラザーズ
5LOレンズ・モルンガ1192112マニュレワハイスクール
6FL大島 優輝218590鯰江中→大産大付属
7FL角谷 宏大417693菫中→常翔学園
8NO.8恩田 慶吾316582滋賀学園中→滋賀学園
9SH松下 宇宙417070英田中→日本航空石川
10SO川上 凌空217582長吉西中→京都成章
11WTBカストン・マイケルズ316680アウテニクワスクール
CTB嶋本 大賀417583茨田中→大産大付属
13CTB公文 毅京317486神川中→洛北
14WTB木田 匡哉417580枚方三中→常翔啓光学園
15FB前田 晃明218085天理中→天理
16Re.三羽 了217092伊丹RS→報徳学園
17Re.秋本 一喜317596藤森中→京都工学院
18Re.呉 侑駿3177110関大一中→大阪朝鮮
19Re.田中 翔馬418098南部中→城南
20Re.片松 寛太318396鞘ヶ谷RS→弓削商船
21Re.関 太陽117273洛南中→京都工学院
22Re.村上 剛琉316475蹉跎中→京都成章
23Re.ジョシュア・ナレヴェア318087Andrews Primary school→ウエストパックランドハイスクール
天理大学
監督小松 節夫
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR森 仁之輔3177105草ケ谷RS→東福岡
2HO寺西 翔生417095東生野中→常翔学園
3PR松野 楓舞4167100松山聖陵
4LO大西 一平3182105吹田RS→東福岡
5LO渡邉 完徒4182102前橋RS→明和県央
6FL川越 功喜218087東生野中→天理
7FL上ノ坊 悠馬418299三田RCJr→市立尼崎
8NO.8パトリック・ヴァカタ4189115トンガカレッジアテレ→日本航空石川
9SH朝倉 達弥317172筑紫丘RCJS→東福岡
SO筒口 允之417182長崎RS→長崎南山
11WTB藤原 竜之丞417072ノーサイドRS→日本航空石川
12CTB和田 雄翔217290四日市JRFC→四日市工業
13CTBフィリモネ・サイア218399トゥポウカレッジ→青森山田
14WTB宇山 大成416778世田谷RS→天理
15FB上ノ坊 駿介318386三田RCJr→石見智翠館
16Re.稲嶺 翔太3172100大正北中→石見智翠館
17Re.小山 康太416997上小阪中→石見智翠館
18Re.青木 祐樹1180115武豊RS→三好
19Re.岡﨑 慶喜3180100市立第四中→石見智翠館
20Re.アリスター・サウララ119698デラセラカレッジ
21Re.鈴木 結登216772伏見CJr→京都工学院
22Re.中山 敬太317281蹉跎中→石見智翠館
23Re.弘田 士道217070伏見CJr→京都工学院

マッチレポート

2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ8チームが東大阪市花園ラグビー場に集結し、開幕節を迎えた。第1グラウンドの第1試合では、摂南大学VS天理大学が対戦。

前線を伴った低気圧のために、時折、激しく雨が降る中で、天理大SO⑩筒口允之のキックオフで試合が始まった。

開始2分、天理大が攻め込み敵陣10mラインと22mラインの間あたりのラックから、ウイング⑪藤原竜之丞がボールを持ち出し、スクラムハーフ⑨朝倉達弥、NO8⑧パトリック・ヴァカタへと繋ぎ、最後のパスを受けたフランカー⑦上ノ坊悠馬が左中間に先制トライ。GKもSO⑩筒口が成功。0-7

また9分には天理大が敵陣ゴール前ラインアウトからモールをしっかりと形成し、押し込んでいく中で、フッカー②寺西翔生が抜け出し、そのまま左隅にトライ。GK不成功。0-12

その後、両チームともゴール前まで攻め込み、トライチャンスかと思われる場面もあったが、どちらもゴール前のディフェンスが堅く、相手の反則を誘ってトライチャンスを阻止する場面が多かった。また雨の影響もあったのか、どちらもハンドリングエラーも多く、結果的に両チームともトライにまで至らず、前半が終了した。

摂南大SO⑩川上凌空のキックオフで、後半が開始。

後半に入り、できるだけ早い時間帯に摂南大が得点をしたいところ、キックオフのボールを天理大がノッコン。敵陣でのスクラムでリズムに乗っていきたいところだったが、アーリーエンゲージで天理大にペナルティを与えてしまう。

6分には、天理大は大きく攻め込み、連続攻撃のフェーズを重ねて、最後は、ゴール前のラックからスクラムハーフ⑨朝倉達弥が、ウイング⑭宇山大成へ大きく飛ばしパスを行い、そのまま右隅にトライ。GK不成功。0-17

10分には摂南大が敵陣ゴール前まで攻め込み、最後はインゴールに飛び込んだかに見えたが、レフリーとARとで、天理大プレヤーがトライを阻止していたことを確認し、トライが認められなかった。

16分には天理大が敵陣ゴール前5m左ラインアウトから攻め、最後はラックからセンター⑬フィリモネ・サイアがボールを持ち出し、そのまま右隅にトライ、GK不成功。0-22

33分には天理大フランカー⑦上ノ坊悠馬がオブストラクションの反則でイエローカード出され、シンビンとなった。

37分、一人少なくなった天理大に対して摂南大は敵陣10mラインあたりのスクラムから、スクラムハーフ㉑関太陽から、センター⑫嶋本大賀へ左展開、さらにセンター⑬公文毅京へ繋ぎ大きくゲインし、最後はしっかりとサポートしていたスクラムハーフ㉑関太陽がゴールポスト真下にトライ。GKもSO⑩川上が成功。7-22

この後もお互いに攻め続けるが、そのままノーサイド。

最後に、摂南大については何度も相手ボールのラインアウトを確保したり、相手の反則を誘う接点での防御が、天理大学についてはディフェンスのみならず、リズムの良いアタックも随所に見られたが、雨天の影響もあったのか、両チームとも、決定的なところでの反則やミスが多いゲームであった。お互いに次節までに修正して試合に臨んでくれることを期待する。

POMには、随所に堅実なプレーで勝利に貢献した天理大NO8⑧パトリック・ヴァカタが選ばれた。

会見の様子

摂南大学
瀬川 智広 監督
開幕戦、天理大学さんとの対戦に、学生は本当に良い準備をして試合に臨みました。特にラインアウトは学生自らが相手を研究して、それがうまく行った部分もあり、学生の成長を感じる事が出来ました。
ゲームの内容は、点差よりももっと良い試合が出来ていると思っています。ですので、試合に勝つ事が出来なかった事は非常に残念ですし、学生自身も悔しく思っていると思います。ただ、我々自身もチャンスのところで単純なミスをした部分もあります。そういったところを無くしていかないと関西の上位チームには勝つ事が出来ないという事も、(今日の)試合で学習したと思います。一つ一つが素晴らしい経験ですので、次週、京都産業大学に向けてしっかり準備をしていきます。

嶋本大賀 キャプテン(以下、C)
今日の天理大学戦に向けて、自分達でビデオなどでしっかり分析して対策して来ました。ディフェンスは前に出ることが出来て自信を持てる事が出来ました。アタックでは継続してトライ前までは行けたのですが、そこで細かいミスやサポートの遅れなどで(トライを)取りきれなかったのが今日の敗因だと思います。
この部分を1週間で修正して、京都産業大学戦に向けて練習したいと思います。

Q.ハーフタイムでどのような指示を出されましたか?
瀬川監督
(前半を)12点差で折り返して、天理大学さんと僅差で戦えるようになって来た事に成長を感じました。後半は摂南のK.O.でしたので、K.O.後の時間帯で得点を取ろうとしましたが、意気込みが強すぎてスクラムでペナルティを取られてしまいました。あの場面でスクラムから良いアタックが出来ていれば、全く違った展開になってのでは?と悔やまれる部分です。

Q.アタックで取りきれない部分を1週間でどのように修正していきますか?
嶋本C
試合ではやり直しが出来ないので、練習の中でも、ミスに厳しく1回のチャンスを逃さないという事に取り組んでいきたいと思います


天理大学
小松 節夫 監督
開幕戦という事で緊張して動きが硬かったり、雨というコンディションもありましたので、うまくゲームが運べなかった中、最初のトライで硬さが取れるかと思いましたが、その後もミスが多くうまく運べませんでした。しかし、前半に2つトライを取って、摂南さんを0点に抑えられましたので、後半は自分たちのリズムにできるかなと思ったのですが、後半最初から膠着状態になって、シンビンが出たりと、最後まで自分達の形には至らなかったというのが印象です。
しかし開幕なので、これから少しずつチーム力を上げていき、(リーグ戦の)最後に良い形になるようにしていきたいと思います。

筒口 允之 キャプテン(以下、C)
天理らしくひたむきに泥臭くプレーしようとゲームに入りましたが、自分達の良い形で80分間出来ませんでした。ミスも多く、個人的にもうまくゲームコントロールが出来なかったので、この点が反省点です。
ただ前半は、お互いにミスが多かったのですが、(摂南大学を)0点に抑えられた点は良かったと思います。しかし後半は、摂南大学さんの縦の強いキャリーを許してしまいました。この点はしっかり修正して、次の 2節に向けて頑張っていきます。

Q.開幕戦でうまくいった点、うまくいかなかった点は?
筒口C
雨のコンディションは事前にわかっていたので、練習からハンドリングエラーを少なくするをキーワードにしてやっていました。外まで展開してトライするのが自分たちの強みなのですが、ハンドリングエラーなども多く、その形まで持っていく事が出来なかった点がうまくいかなかった点です。
うまくいった点は、前半、取り切りたいところで取り切れたのは良かったところだと思います。ですが、まだまだ自分たちのイージーミスで簡単に相手にボールを渡していました。この点はミスを減らせるように頑張っていきたいと思います。

Q.改めてですが、今シーズンの目標はなんでしょうか?
筒口C
関西リーグ1位奪還と日本一です。


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■KRPU 渡辺隆夫

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