11月12日(日) 中部電力 vs 島津製作所


2023年11月12日 13:00 K.O.
岡﨑龍北総合運動場
入場者数:人 天候:
レフリー:神村 英理(関西協会)
アシスタントレフリー:八木 聖也(日本協会) / 田舎片 一司(関西協会) / 野里 善矢(関西協会)
中部電力 島津製作所
13 FULL TIME 11
10 前半 8
3 後半 3
4勝点1

試合映像(ライブ)


メンバー表

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中部電力
監督三根 大介
Pos.氏名年齢身長体重出身校
1PR近藤 芽吹25176110帝京大学
2HO紀伊 遼平2217399明治大学
3PR鈴木 天良24176103西陵高校
4LO鈴木 康生2218095同志社大学
5LO三枝 優介2818095中央大学
6FL長田 拓真27184100中央大学
FL鬼頭 悠太2617095中央大学
8NO.8長船 馨雅2817895帝京大学
9SH西川 敢太2316173京都産業大学
10SO津田 貫汰2318181中央大学
11WTB鶴田 桂樹2717283同志社大学
12CTB棚橋 優大2717383天理大学
13CTB髙比良 隼輝2317580明治大学
14WTB髙木 智司3117180立命館大学
15FB笠原 浩史2217385同志社大学
16Re.奥田 啓太26176103同志社大学
17Re.六車 高寧25170105同志社大学
18Re.長江 有祐38170108京都産業大学
19Re.古井 孝和2818395立命館大学
20Re.石田 翔吾2417398中京大学
21Re.鬼木 秀一2717285帝京大学
22Re.谷川 司2417785同志社大学
23Re.紀伊 皓太2917185明治大学
島津製作所Breakers
HC東本 和大
Pos.氏名年齢身長体重出身校
1PR絹川 誠吾28173100京都産業大学
2HO河野 圭太朗2317086大阪体育大学
3PR長谷川 翔舞22184127帝京大学
4LO河野 知哉25183104摂南大学
5LO入野 悠斗2618091大阪体育大学
6FL藤井 颯2317590京都産業大学
7FL隈元 添太2316980摂南大学
8NO.8吉田 海2317385大阪体育大学
9SH李 翔太2817475日本大学
10SO越智 幸久2317784大阪体育大学
11WTB三島 藍伴2817390立命館大学
12CTB西村 海音2217387同志社大学
13CTB髙永 明日海2416582大阪体育大学
14WTB沢良木 僚平3117280大阪体育大学
FB松坂 泰作2716878大阪体育大学
16Re.小池 健雄2417190龍谷大学
17Re.坂本 匠26179107追手門学院大学
18Re.中島 悠太25175112大阪体育大学
19Re.大澤 俊介2218294流通経済大学
20Re.加地 王虎2417797帝京大学
21Re.片岡 祐二2216068帝京大学
22Re.片山 浩輔2817377大阪教育大学
23Re.外山 翔平2517377京都産業大学

マッチレポート

2023トップウェストリーグAリーグ第6節、開幕から5連勝、勝ち点23で首位に立つ島津製作所と、同じく5連勝で勝ち点1差の中部電力の全勝対決。
試合会場は岡崎市龍北総合運動場、本スタジアムではトップウェストリーグ初開催となる。天気は曇り、無風、島津製作所のキックオフで始まる。

キックオフ後、しばらくキックの蹴り合いが続く中、前半22分、島津製作所10番越智幸久の素晴らしい50:22キックでチャンスを得る。ラインアウトからモールを組むも押し切れず、ヘルドアップにてインゴールドロップアウトとなる。

前半8分、中部電力はラインアウトからの連続攻撃にてペナルティアドバンテージをもらい、12番棚橋優大がチップキックを蹴りチャンスを得るも、島津製作所の好守に阻まれる。中部電力はアドバンテージでショットを選択し、10番津田貫汰がPGを決める、3-0。

続いて前半14分、中部電力が連続攻撃する中、12番棚橋優大が絶妙なタイミングで飛ばしパス。パスを受けた11番鶴田桂樹が約40メートル走りきり、トライ、8-0。

10番津田貫汰のゴール成功、10-0。

ここからしばらく試合が膠着する。両チームともに注力してきたディフェンスとキックによるエリアマネジメントが冴える。

共にゴール前まで攻める機会はあるが、ペナルティによりチャンスを逸してしまう。

そんな中、前半30分、島津製作所は、敵陣10mのラインアウトからCTBがクラッシュし、そのタックルからラック形成のプレーでホールディングの反則を得る。

13番髙永明日海がPGを決める、3-10。

このままハーフタイムと思われたラストスクラムにて、島津製作所は果敢にブラインドサイドを攻撃、SHからパスを受けた11番三島藍伴が華麗なステップにて敵ディフェンスをかわしオフロードパス、パスを受けた9番李翔太がそのまま走り切りトライ、8-10。

後半は中部電力のキックオフでリスタート。最初にチャンスを得たのは中部電力。
敵陣10mでの敵ボールラインアウトをスチール成功。その後のラック内でオフサイドの反則を得て、ショットを選択し、10番津田貫汰がPGを狙うも失敗。

後半7分、島津製作所のハイパントキックを中部電力のバックスリーがお見合いをしてしまい、島津製作所にビッグチャンス到来。
ゴール前でラックを積み重ねるも中部電力6番長田拓真が島津製作のパスをインターセプト、島津製作所の良い流れを断ち切る。

ここから選手交代が続く。膠着した試合展開の中、一つひとつのプレーの精度が勝負のカギを握ると予想される。
フロントロー交代後の最初のスクラムで島津製作所がコラプシングのペナルティを得る。

後半25分、島津製作所は敵陣10mでのマイボールラインアウトにてボールを失うも、その直後のラックでノットリリースザボールの反則を得る。そのペナルティを12番西村海音がPGを確実に決め、この日初めてリードを奪う。11-10。

リードを奪われた中部電力は直後のキックオフで敵のノックオンを誘い、そのスクラムでアーリープッシュの反則を得る。10番津田貫汰がPGを決め、直ちに逆転。後半28分の出来事であった。13-11。

後半35分、中部電力は18番長江有祐を投入。直後のスクラムにて敵ボールを奪取し、島津製作所に傾きかけた流れを断ち切る。

その後、何度も攻守が入れ替わる手に汗握る展開となったが、最後は中部電力がノットリリースザボールの反則を奪い、そのまま試合終了。

中部電力、島津製作所共にディフェンスの精度高く、非常に締まった試合となった。島津製作所はマイボールラインアウトでのミスが悔やまれるところ。

優勝の行方は最終節に結果次第となる。

 

試合後インタビュー

中部電力 三根 大介 監督
今日は厳しい試合になることは分かっていたので、とにかくエリアマネジメントとディフェンスのところをしっかりやろうと話してきました。
特にディフェンスに関してはハードワーク出来たところが非常に良かったと思います。島津さんは想像力が高く、組織化された緻密なアタックをしてくる印象を受けました。
その中でしっかり敵陣で試合を運べたのが良かったと思います。島津さんの強みであるラインアウトをつぶせたのも良かった。府警戦では磨き上げてきたディフェンスをしっかり体現出来ればと考えています。応援よろしくお願いします。

鬼頭 悠太 キャプテン
絶対に負けられないこと戦いであったが、『圧倒する』ということを掲げて戦った結果が今日の良いディフェンスに繋がったと思います。島津さんのプレッシャーは想像以上に強かったです。

ただ島津さんがどのようなアタックしてきても、自分たちのやる事はぶらさないということを試合中に皆で声掛けしていました。来週の府警戦は自分たちが築いてきたディフェンスの集大成だと思うので、今までで一番いいディフェンスをし、流れを作っていきたいと思います。


島津製作所 東本 和大ヘッドコーチ
今日はラインアウトでのミスに尽きます。プレッシャーは受けていたが、単純に精度ですね。中電さんのアタックはFWの縦の力に加え、BK展開もあり、今までのようなディフェンスが出来ませんでした。

ただ、選手はよくやってくれたと思います。JR西日本戦は勝ち点、得失点差が非常に重要になってくるので、温存とかなく、トライを積み上げていきたいと思います。

松坂 泰作キャプテン
セットプレーで安定できなかったところが勝負のキーになったと思います。相手に上手く対応出来なかったところが悔しいところです。
良かったところはやはりディフェンスです。そこはチームとして次戦も出していきたいと思います。

中電さんはボールの動かし方・エリアマネジメントが上手く、非常にやりづらかったです。自分もフルバックをやっていて、すごく動かされました。JR西日本戦は勝つしかありません。

1週間空くのでBrakersとしての強みを磨き、課題も明確になっているのでしっかり修正して臨みたいと思います。

(文責 岡本周)


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■清水良枝

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