10月22日(日) 同志社大学 vs 摂南大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:1744人 天候:晴れ/微風
レフリー:米倉 陽平(関西協会)
アシスタントレフリー:椿原 歩(関西協会) / 酒井 健佑(関西協会) / 勝木 龍樹(関西協会)
同志社大学 摂南大学
32 FULL TIME 34
18 前半 24
14 後半 10
勝点
1-4
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶摂南大学 12 大津直人

メンバー表

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同志社大学
監督宮本 啓希
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
PR山本 敦輝4175110菫中→常翔学園
2HO大山 卓真416696兵庫県RS→報徳学園
3PR上野 聡大3181118大正北中→常翔学園
4LO寺北 亘佑3182106宝塚RS→常翔学園
5LO木村 圭佑3180102奈良ジュニアRS→大分舞鶴
6FL西濱 悠太417797岡山ジュニアRS→東福岡
7FL永住 健琉3180104帆柱YR→東福岡
8NO.8久保 太陽3183105吹田RS→報徳学園
9SH福岡 壮太郎416370河合第二中→御所実業
10SO嘉納 一千417786大池中→大阪桐蔭
11WTB上嶋 友也118090玉名中→東福岡
12CTB岡野 喬吾418198大正北中→常翔学園
13CTB市川 亮太417890蹉跎中→東海大大阪仰星
14WTB桃田 涼平217177明石ジュニアRS→報徳学園
15FB芦塚 仁417791上宮中→大阪桐蔭
16Re.長島 幸汰2175101西陵中→京都成章
17Re.前田 卓耶1178105報徳学園中→報徳学園
18Re.三輪 拓翔2175106四日市ジュニアRS→尾道
19Re.渡邊 陽二4179104ヤングウェーブ→小倉
20Re.荒川 駿1176108東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
21Re.藤田 海元317073文の里中→東海大大阪仰星
22Re.ファイアラガ 義信 ダビデ117288高槻RS→常翔学園
23Re.岩本 総司217887四条畷RS→常翔学園
摂南大学
監督瀬川 智広
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR今田 伸太4176101真住中→大阪桐蔭
2HO大西 翔4173105寝屋川第三中→大産大附属
3PR原渕 修人4177108原山台中→摂津
LO森山 迅都4182103藤森中→京都工学院
5LOヴェティ・トゥポウ4189114Nausori District School→レリアン・メモリアル
6FL河野 秀太郎318092吹田RS→報徳学園
7FL角谷 宏大317691菫中→常翔学園
8NO.8ヴィリアミ・サポイ318298Mount Roskill Districts Rugby Club→開志国際
9SH三田村 裕城417177蹉跎中→石見智翠館
10SO川上 凌空117578長吉西中→京都成章
11WTBマイケルズ・カストン216674アウテニクワスクール
12CTB大津 直人316576常翔啓光学園中→常翔啓光学園
13CTB嶋本 大賀317583茨田中→大産大附属
14WTB木田 匡也317578枚方第三中→常翔啓光学園
15FB前薗 斗真417286東住吉中→東海大大阪仰星
16Re.中村 太遥316993光明中→創志学園
17Re.梁 起繁3177105東大阪朝鮮中→大阪朝鮮
18Re.呉 侑駿2178108関西大学第一中→大阪朝鮮
19Re.前川 晃進418398滋賀学園中→滋賀学園
20Re.大島 優輝118484鯰江中→大産大附属
21Re.坪内 太一316572相生中→ロトルアボーイズ
22Re.ナレヴィア・ジョシュア217577Andrews Primary school→ウエストパックランドハイスクール
23Re.前田 晃明118081天理中→天理

マッチレポート

2023ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第4節、後半の2試合は晴れ、弱風の宝が池公園球技場で開催される。
第一試合は同志社大学VS摂南大学が対戦。

同志社大と摂南大は共に開幕から3連敗と苦しい戦いが続いている。お互いにこの戦いに勝利し勢いをつけて残り試合で上位進出を目指したい。

風上から攻める同志社大SO⑩嘉納一千のキックで試合開始。
試合開始から攻める摂南大はゴール前まで攻めるも得点を奪えず苦しんでいたが、7分、チャンスを摑む。敵陣20m右ラインアウトから展開しSH⑨三田村裕城からFB⑮前薗斗真に渡りパスを受けたWTB⑭木田匡也が左隅に先制トライ。GKも難しい角度からCTB⑫大津直人が成功。0-7

11分、同志社大が敵陣22m中央スクラムからSH⑨福岡壮太郎からパスをうけたCTB⑫岡野喬吾が巧みなステップでデフェンスをかわしゴールポスト左にトライ。GKもSO⑩嘉納が成功し同点とする。7-7

15分、摂南大が自陣からWTB⑪マイケルズ・カストンが中央まで走り込みパスを繋ぎゴール前3mラックからLO⑤ヴェティ・トゥポウが右中間にトライ。GK不成功。7-12

25分、同志社大がペナルティからショットを選択し左中間22mからのPGをSO⑩嘉納が成功。追い上げる。10-12

26分、摂南大がハイパントのキックミスから攻め右中間10mからSO⑩川上凌空のキックパスを受けたWTB⑭木田が右中間にトライ。GKもCTB⑫大津が成功。10-19

32分、同志社大が敵陣5m右ラインアウトから左に展開し、SO⑩嘉納、FB⑮芦澤仁からパスを受けたWTB⑭桃田涼平が左隅にトライ。GK不成功。15-19

34分、摂南大のリスタートキックから快走したWTB⑪カストンが好タックルで相手を倒し、マイボールからCTB⑬嶋本大賀が左隅にトライ。GK不成功。15-24

39分、同志社大がオーバーザトップのペナルティからショットを選択し、右中間41mからのPGをSO⑩嘉納が成功。18-24

前半は摂南大が24-18とリードして終了する。

摂南大SO⑩川上のキックで後半開始。

6分、摂南大が敵陣3mでターンオーバーしLO⑤トゥポウからパスを受けたSH⑨三田村が40m走り切り左中間にトライ、GKもCTB⑫大津が成功。18-31

同志社大もゴール前まで攻め込むが摂南大の厚いデフェンスには阻まれる。終盤に試合が大きく動き出す。

32分、同志社大が敵陣10m右中間のペナルティから攻め最後は途中出場したSH㉑藤田海元からパスを受けたSO⑩嘉納がゴールポスト下まで持ち込みトライ、GKもSO⑩嘉納が成功。追い上げる。25-31

37分、再び同志社大が自陣から得意の展開ラグビーで敵陣まで攻める姿勢を貫き最後はCTB⑫岡野からパスを受けた途中出場HO⑯長島幸汰がゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩嘉納が成功。逆転。32-31

逆転を許した摂南大も反撃に出る。42分、摂南大がオブストラクションのペナルティからショットを選択し右中間35mからPGをCTB⑫大津が成功。再逆転。32-34

ロスタイムに入り最後まで諦めない同志社大は敵陣20mスクラムでペナルティを誘うことに成功しショットを選択、30m中央からのPGで勝利を願うが決まらずノーサイドを迎えた。

摂南大が接戦を制し34-32で勝利。

同志社大は今日の試合の様に最後まで諦めない戦いを継続してほしい。摂南大は待望の勝点4を獲得し上位進出を目指す。

POMには逆転のペナルティキックを成功し勝利に貢献したCTB⑫大津直人選手が選ばれた。

会見レポート

同志社大学 宮本 啓希監督
最後はああいう形になってしまいましたが、学生が判断しての結果でそれは評価しています。
前回の関大さんとの敗戦から2週間、モチベーションを上げるのに難しい部分もあったのですが、春からやってきたことに立ち返って「自分たちの強みを磨いていこう」とやってきました。ジュニアやコルツ戦もいいプレーをしてくれていて、いい準備ができていましたが、やはり今日は勝たなければいけないという緊張からか一瞬のリアクションの遅れから摂南さんに流れを持っていかれたところがありました。しかし13点差から逆転までもっていったところは次の天理大戦に向けてのいい部分だと思います。次に向けてしっかり準備していきます。

山本 敦輝キャプテン
イージーなミスが多く、それを得点につなげられて自分たちの流れを掴むことが出来ず、また後半は相手陣で戦うことができたのですが取り切れなかったので、そこが今後に修正していかなければならないところだと思います。

Q.イージーなミスは何が原因なのか?
山本キャプテン

自分たちのコミュニケーションのミスで、そこで声を出していればうまくいったというところがありました。またトライを取り切れなかったのは、一人ひとりが前へ出ようと意識しすぎて取り急いでしまったところにあると思います。

Q.最後のPGを外したので負けたように見えるが、実際は逆転した後に摂南大にPGを決められて再逆転を許したところだと思いますが、いかがですか?
宮本監督

おっしゃる通りです、トライ後のキックオフでしっかり相手陣に行くと意識していたと思いますが、あそこでペナルティーになってしまったのはボールに執着しすぎたのだと思います。それはいいことなのですが冷静になることが次の課題です。

Q.最後にPGを外したことについて。
山本キャプテン

キッカーの嘉納一千はチームの中で一番練習していますし、キックも一番うまいので彼の責任ではないです。チームとしての負けです。

Q.ゲーム中に「同志社らしく」と声をかけていたが、同志社らしいプレーとは?
山本キャプテン

アタックだったら前へボールキャリーする、デフェンスだったらしっかり前を見て出ると、春からやってきたことをしっかり出すということです。


摂南大学 瀬川 智広監督
摂南がPGを決めて同志社さんが外して、どちらかというと自分たちと言うより相手のキックが外れたという勝利です。関西学院さんに敗れてそこから、次の同志社さんに向けて、同志社さんにフォーカスするのではなく、自分たちにフォーカスしてやってきましたので、1点でも上回ってノーサイドの笛を聞くことが出来てよかったと思います。

森山 迅都キャプテン
最後は同志社さんの流れでしたが、それまでの後半の20分間ほどをずっと自陣でデフェンスしていて、トライを取られなかった我慢強さと、前半も自分たちが理想とするボールを動かすラグビーがいくつか見られ、4試合目で徐々に形になってきているのが良かったと思います。

Q.最後のキックの選択はどのように判断したのか?
森山キャプテン

狙える場所でしたし、時間帯も考えてキッカーに聞いて判断しました。

Q.今日の試合でどの部分が相手より上回っていたと思うか?
森山キャプテン

接点の部分とボールを動かす部分です。

Q.PGを決めた後の残り時間が少ない中で、相手陣でプレーする選択肢はなかったのか?スタンドで声援を送る仲間から「敵陣、敵陣」という声が多く聞かれたが。
森山キャプテン

確かに(笑) 今思えばそうだと思います。敵陣でプレーすればもっと楽に試合運びもできたと思います。

Q.同志社に勝ったということについての気持ちは?
瀬川監督

摂南大学と同志社大学さんの歴史を比べると大きな差があります。そういう伝統校に対して1点でも上回ることが出来たということはうれしいと思いますし、学生が喜んでいた姿を見られたということは喜ばしいことだと思います。
ただ相手の宮本監督や橋野コーチとは、ずっとトップリーグで一緒にやってきました。またお互いに開幕3連敗している中で、先に記者会見を行った宮本監督や山本キャプテンの心中を察すると苦しいだろうなと思います。逆転のキックが外れていれば我々が苦しい思いをしたわけですから、同志社さんの苦しい気持ちはよくわかります。
今回は勝っていい意味で課題を修正できると思いますが、同志社さんとは近くにグランドを構えていて親交もありますので、スクラムセッションだとかをやって、お互いに残りの試合で一つでも多く勝ち星をあげられるように切磋琢磨していきたいと思います。


フォトギャラリー

■KRPU 渡辺隆夫


■KRPU 前田寛文

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