10月21日(土) 中部電力 vs Daigas


入場者数:人 天候:
レフリー:大内 想太(関西協会)
アシスタントレフリー:金城 学(関西協会) / 松永 達也(関西協会) / 天羽 吾路(関西協会)
中部電力 Daigas
32 FULL TIME 14
3 前半 14
29 後半 0
4勝点0

LIVE配信


メンバー表

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中部電力
監督三根 大介
No.Pos.氏名年齢身長体重出身校
1PR近藤 芽吹25176110帝京大学
2HO奥田 啓太26176103同志社大学
3PR真山 文一25180105同志社大学
4LO桑田 陽介2618695早稲田大学
5LO三枝 優介2818095中央大学
6FL古井 孝和2818395立命館大学
FL鬼頭 悠太2617095中央大学
8NO.8長田 拓真27184100中央大学
9SH西川 敢太2316173京都産業大学
10SO鬼木 秀一2717285帝京大学
11WTB鶴田 桂樹2717283同志社大学
12CTB小椋 統平2617592明治大学
13CTB髙比良 隼輝2317580明治大学
14WTB髙木 智司3117180立命館大学
15FB笠原 浩史2217385同志社大学
16Re.紀伊 遼平2217399明治大学
17Re.六車 高寧25170105同志社大学
18Re.鈴木 天良24176103西陵高校
19Re.鈴木 康生2218095同志社大学
20Re.長船 馨雅2817895帝京大学
21Re.野々山 紘旨2417088中部大学
22Re.亀沖 泰輝23184100天理大学
23Re.津田 貫汰2318181中央大学
DaigasStruggers
監督見先 恒郎
No.Pos.氏名年齢身長体重出身校
1PR川村 祐暉25180112龍谷大学
2HO三木 陽平2217095天理大学
3PR大崎 雄広30178112立命館大学
4LO半田 歩夢22182105大阪産業大学
LO鈴木 隆文28186100筑波大学
6FL前田 一平3217084明治大学
7FL後藤 龍馬2418088神戸市立科学技術高校
8NO.8中村 大雅25180100摂南大学
9SH南野 仁2517382同志社大学
10SO金子 隆洋2418285愛知学院大学
11WTB阿部 慎太郎2717786同志社大学
12CTB畑中 進吾3117088関西大学
13CTB佃 大輝2318091姫路工業高校
14WTB谷尾 智也2616588京都産業大学
15FB髙 陽日3017886関西学院大学
16Re.上岡 聖騎2617690近畿大学
17Re.島邑 純太3216998帝塚山大学
18Re.小嶋 健吾29182115摂南大学
19Re.秦 誠彌2916680関西大学
20Re.池田 周平2217085名古屋学院大学
21Re.越智 遼人2616670滋賀大学
22Re.沖 祐樹2317583追手門学院大学
23Re.津田 光陽2317585大阪産業大学

トップウエストAリーグ第4節、天理親里ラグビー場の第 1試合は、昨年度上位チームと対戦で僅差のゲームをしながら勝ち星に恵まれず勝点2、初白星を目指すDaigas Struggers(Daigas)と関西丸和に苦戦したものの3連勝でボーナスポイントを含め勝点14、首位に立つ中部電力(中電)が対戦した。 

曇天、微風の中、右から左に攻めるDaigas  SO10番金子隆洋のキックで試合が始まる。

序盤最初に敵陣深く入り込んだのは中電、右中間G前15m付近のファーストスクラムでDaigasのコラプシングのペナルティから右G前5mのラインアウト(以下、LO)を選択する。LOモールから右にフェーズを重ねていくがペナルティでチャンスを逃す。その後も中電はDaigas陣内で左右にボールを動かしながら試合を進めるが、Daigasディフェンスの踏ん張りと自らのミスも重なり、GLを破ることができない。この状況が20分まで続く。

20分を過ぎて、10番金子の50/22mキックでDaigasがようやく中電陣22m 内でLOを獲得する。この右LOから左に回しCTB13番佃大輝がGLに迫ると、中電がたまらずハイタックルのペナルティ。左G前 LOからスクラムになり、No.8中村大雅が右サイドアタックから右にパス、そのパスがこぼれたがDaigasがキープして13番佃が中央にトライ。(25分)10番金子のGKも決まり、Daigasが最初のチャンスを活かして先制した。(0−7)

次もDaigas。29分、左10m L入ったところで、中電が再びハイタックルのペナルティ、今度は一瞬の隙をついて10番金子がタップキックでSH9番南野仁へ、南野が2人をかわして左中間にトライして突き放した。(10番金子G成功、0−14)

しかし中電は、リスタートからのDaigasのタッチキックをSH9番西川敢太がチャージしてチャンスを掴み、中央G前10mでPKを得る。そのPKをFB15番笠原浩史が決めて3点を返した。(33分、3−14)終了間際の39分、DaigasはLOモールからGLを超えるがグランディングできず、このまま前半終了。前半は序盤から中盤まで中電、中盤から終盤はDaigasのペースだったが、得点は9点差でDaigasリード。

後半、中電15番笠原のキックでリスタート。後半最初のチャンスは前半同様に中電だったが、またもや自らのペナルティでチャンスを逃す。しかし後半は違った。12分、中電はWTB11番鶴田桂樹のショートパスを受けてFL6番古井孝和で敵陣に入るとDaigasがペナルティ。その左G前10m LOを選択してモール、モールからできたラックで9番西川が左隅の11番鶴田へ、鶴田がトライ、Gは不成功だったが、8−14と追い上げる。次も中電、途中出場のPR18番鈴木天良のパワフルな突進でDaigas陣内に入り、フレーズを重ねてできた左中間のラックから15番笠原、CTB12番小椋、CTB13番高比良隼輝が右中間にトライ、15番笠原のGも成功し15−14と試合をひっくり返した。(19分)

25分、 1点を追うDaigasは、中央48mのPKを10番金子が狙うが惜しくも失敗、逆点ならず。27分にも中電ペナルティから左G前5mLOのチャンスを得るも活かせず終盤へ。

36分、中電が貴重な追加点を挙げる。Daigasが自陣でのLOをクイックスタートして左へ、そこでポイントを作り再び右へ。しかしここでミスが出てしまった。そのイーブンボールを中電No.8長田拓真が中央にトライ、SO23番津田寛汰のGも決まり22−14と8点差にした。続くロスタイム42分に、23番津田が中央やや左40mのPKで25−14と試合を決めた。46分にも中電11番鶴田がダメ押しのトライで試合終了。(23番津田G成功)32−14で中電が勝利し、勝点4を獲得した。

後半30分まで勝敗がどちらに転ぶか分からない見応えのある試合だった。終盤に点差が開いたのは、中電の入れ替え選手のインパクトがDaigasを上回った結果という印象を受けた。Daigasは特に終盤のLOで獲得にやや苦戦したのも影響した。次節以降の修正に期待したい。中電はハイタックルのペナルティが多かった。規律の部分をもう一度再確認して次節以降に臨んで欲しい。

試合後インタビュー

Daigas Struggers 見先 恒郎 監督
勝つために準備して試合に臨みましたので、悔しいです。前半は、自分達の思い描いたプランで、選手もパフォーマンスしてくれましたので満足しています。しかし(後半)ラスト20分でやりたい事が出来ないというのが課題だと思いますので、残り20分で良いパフォーマンスが出来るように、残りの試合、しっかり準備したいと思います。

鈴木 隆文 キャプテン
前半から60分まではしっかり戦えたと思いますが、残り20分は規律も含めてディフェンスが乱れて相手のラグビーになってしまい敗戦につながったと思います。(勝ち星は無いが)チームとしては、試合をやる毎に良い部分が出て来ているので、下を向くことなく、 リーグも混戦なので、まず 1勝を目指して 1試合 1試合やって行きます。


中部電力 三根 大介 監督
規律を守ろうという所を意識して試合に臨みましたが、Daigasさんの接点が非常に激しくて反則が重ねてしまって、自分達の思っていた試合になりませんでした。ただ、後半しっかり修正して点数に結びつけられた所はポジティブに捉えて、しっかり反省して次の試合に臨みたいと思います。

鬼頭 悠太 キャプテン
(監督同様に)規律の部分を厳しくやろうと思っていましたが、なかなかうまくいかない所がありました。(ここは)自分達のルーズな所でもあるので、しっかり修正しなくてはいけないと思います。アッタクの部分ではやって来た事、積み重ねてきた事を出せていましたので、次につながる試合になったと思います。


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