マッチレポート
関西大学Bリーグは12チームを2つのグループに分けてリーグ戦を行ってきた。本日3位・4位決定戦を行う大阪教育大学と京都大学は、それぞれのリーグ戦2位につけ、2次トーナメントで相手リーグの1位チームにどちらも破れ本日を迎えている。国立大学同士の対戦、どちらも勝ってリーグを終えたい。
良く整備された天然芝、快晴の中でゲームが行われた。
風上の京大のキックオフでスタートした。
立ち上がり、京大が相手陣深く入り込み2度のトライチャンスを掴むが、得点に繋がらない。
6分、今度は大教大がチャンスを迎える。敵陣22Mラインアウトからモール・ラックで前進し、最後はFL⑦倉橋太陽が左中間に飛び込みトライ。CTB⑬安藤翼がゴールを決めて先制。（7－0）
京大は主導権を握るも、皮肉にも風上の影響もありキックが飛びすぎたりでダイレクトタッチなど、なかなかチャンスをものにできない。
9分、次も大教大。WTB⑭川瀬勇生がブレークしビッグゲイン、⑬安藤にパスを通し、そのまま走り込み左隅にトライ。（12－0）
16分も大教大。22Mラインアウトからモール・ラックで前進、FL⑥槙野洋人がラックからゲイン、最後はNO8⑧南野享太が左中間に押さえる（G成功）。（19－0）
33分にも大教大⑧南野が連続トライ（G成功）でリードを広げる。（26－0）
早く1本返しておきたい京大だが、36分、アドバンテージの中、自陣からうまくボールを運び、最後は縦に鋭く入り込んできたHO②渡邊将太にパスアウト、そのまま左中間のゴールラインを割る。ゴールはSO⑩大鶴健が決める。（26－7）
後半開始。最初に1本獲って流れを引き寄せたい京大に対し、大教大はキックオフから圧力をかける。
2分、大教大は敵陣22Ⅿ内での攻撃を繰り返し、最後はPR①村上翔太が左中間にトライ（G成功）、後半の最初の得点も大教大。（33－7）
8分にも大教大。SO⑩高村鷹志がHL付近でインターセプト、そのまま走り切りトライ（G成功）と勝負ありの感。（40－7）
京大は、16分と31分にCTB⑬村上敬一朗が連続トライ（どちらもG成功）するも追い上げはここまで。（40－21）
大教大は35分にPGを決め（FB⑮椙本簾太郎）、37分には、本日大活躍の⑬安藤がダメ押しのトライ。（48－21）
大教大がダブルスコアで勝利し3位（前年度6位）、敗れた京大は4位（前年度5位）と両校とも前年度より順位を上げてシーズンを終えた。
