11月19日(土) 関西学院大学 vs 関西大学
メンバー表 | マッチレポート | フォトギャラリー |
レフリー:廣瀬 亮治(関西協会)
アシスタントレフリー:神村 英理(関西協会) / 山谷 亮介(関西協会) / 原 延雄(関西協会)
関西学院大学 | 関西大学 | |||
26 | FULL TIME | 30 | ||
7 | 前半 | 10 | ||
21 | 後半 | 20 | ||
勝点 1−4 詳細(PDF) |
▶関西大学10池澤佑尽
関西学院大学 | ||||||
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監督 | 小樋山 樹 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 黄 世邏 | 2 | 180 | 108 | 愛知朝鮮中高級学校→中部大春日丘 |
2 | HO | 平生 翔大 | 2 | 174 | 104 | 関西学院中→関西学院 |
3 | PR | 安達 朋樹 | 3 | 165 | 107 | 吹田RS→大阪桐蔭 |
4 | LO | 野矢 健太郎 | 3 | 178 | 105 | 豊中RS→石見智翠館 |
5 | LO | 濱崎 真一 | 3 | 185 | 100 | 兵庫県RS→関西学院 |
6 | FL | 兪 瑛士 | 3 | 171 | 88 | 兵庫県RS→関西学院 |
7 | FL | 稲垣 直希 | 2 | 177 | 97 | 帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館 |
8 | NO.8 | 田中 大瑚 | 2 | 176 | 99 | 兵庫県RS→関西学院 |
⑨ | SH | 坂原 春光 | 4 | 163 | 73 | 蹉跎中→東海大大阪仰星 |
10 | SO | 泉谷 尚輝 | 3 | 178 | 81 | 河合第二中→東海大大阪仰星 |
11 | WTB | 加藤 匠朗 | 3 | 174 | 88 | 関西学院中学→関西学院 |
12 | CTB | 本山 峻也 | 4 | 173 | 88 | 兵庫県RS→関西学院 |
13 | CTB | 松本 壮馬 | 2 | 172 | 86 | 宇摩RS→石見智翠館 |
14 | WTB | 中 俊一朗 | 1 | 176 | 81 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
15 | FB | 野村 将大 | 3 | 180 | 85 | 相生中→大阪桐蔭 |
16 | Re. | 山田 哲平 | 4 | 168 | 98 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
17 | Re. | 大東 将也 | 4 | 172 | 108 | 姫路RS→関西学院 |
18 | Re. | 浅井 海翔 | 4 | 168 | 110 | 蹉跎中→東海大大阪仰星 |
19 | Re. | 遠藤 慶 | 3 | 180 | 95 | 長崎RS→長﨑北陽台 |
20 | Re. | 國本 周亮 | 3 | 176 | 94 | 三田RCジュニア→関西学院 |
21 | Re. | 牟田 陸人 | 4 | 166 | 73 | 兵庫県RS→関西学院 |
22 | Re. | 佐藤 然 | 3 | 178 | 93 | 守山東中→中部大春日丘 |
23 | Re. | 伍々 拓也 | 4 | 165 | 74 | 西宮ラグビー少年団→京都成章 |
関西大学 | ||||||
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監督 | 森 拓郎 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 宮内 慶大 | 2 | 175 | 105 | つくしヤングラガーズ→東福岡 |
2 | HO | 今井 虎太郎 | 4 | 174 | 100 | 天理中→尾道 |
3 | PR | 細矢 一颯 | 3 | 173 | 105 | 蹉跎中→関大北陽 |
4 | LO | 中薗 拓海 | 3 | 180 | 93 | 茨田北中→関大北陽 |
5 | LO | 中村 豪 | 1 | 189 | 114 | 中宮中→常翔学園 |
6 | FL | 奥平 一磨呂 | 1 | 183 | 95 | 名古屋RS→東海大大阪仰星 |
7 | FL | 岩﨑 友哉 | 3 | 171 | 83 | 住吉中→関大北陽 |
⑧ | NO.8 | 池原 自恩 | 4 | 180 | 95 | 関大一 |
9 | SH | 末井 健将 | 3 | 167 | 68 | 川西市RS→報徳学園 |
10 | SO | 池澤 佑尽 | 3 | 178 | 83 | 兵庫県RS→東福岡 |
11 | WTB | 大西 俊一朗 | 4 | 175 | 77 | 玉川中→関大北陽 |
12 | CTB | 藤原 悠 | 4 | 178 | 87 | 伊丹RS→大阪桐蔭 |
13 | CTB | 澤口 飛翔 | 3 | 175 | 81 | 御所中→御所実業 |
14 | WTB | 三宅 伶 | 4 | 173 | 77 | 芦屋RS→関大北陽 |
15 | FB | 遠藤 亮真 | 1 | 175 | 85 | 春日リトルラガーズ→東福岡 |
16 | Re. | 垣本 大斗 | 3 | 170 | 90 | 枚岡中→石見智翠館 |
17 | Re. | 中岡 大暉 | 2 | 168 | 97 | 文の里中→石見智翠館 |
18 | Re. | 平尾 啓太 | 1 | 176 | 105 | 英田中→大阪桐蔭 |
19 | Re. | 福島 蒼 | 4 | 181 | 102 | 旭東中/大阪RS→大産大附属 |
20 | Re. | 末長 武尊 | 4 | 174 | 84 | 玄海Jr. RS→東福岡 |
21 | Re. | 溝渕 元気 | 3 | 169 | 74 | 蹉跎中→大産大附属 |
22 | Re. | 佐藤 泰我 | 4 | 169 | 77 | 瑞光中→石見智翠館 |
23 | Re. | 石川 海翔 | 2 | 174 | 84 | 大桐中→大産大附属 |
マッチレポート
秋の日差しを背にした関西大のキックオフから、ゲーム開始。
キックによるエリアマネジメントで、お互いに探り合う立ち上がりも、関西学院大がFWを押し出し、敵陣ゴール前に迫る。10分あたりから、スクラムでの攻勢を続ける関西学院大に対し、反則を重ねながらも懸命に耐える関西大。
ペナルティトライも視野に入った中、回数を重ねたスクラムでコラプシングを犯した関西学院大が好機を逸し、逆に18分関西大が敵陣での展開攻撃を仕掛けると、関西学院大のハイタックルからPGチャンスを得る。SO10池澤が難なく決め0-3と先制。
19分関西学院大は、相手のキャッチミスから得たボールをWTB11加藤が左隅にTを決め逆転する(G成功7-3)。
ここからも、キックの応酬でチャンスをうかがう両チームだが、‘関関戦’を意識しているのか、ケアレスミスも重なり、攻め手を欠く展開。
ロスタイムの46分、関西学院大陣ゴール前で関西大SO10池澤がキック、SH9末井がキャッチし、ポスト下にT。Gも成功し7-10で折り返す。
後半開始からテンポアップし、攻める関西学院大だが、ミスから関西大に逆襲され、48分FL6奥平のT(G不成功7-15)、51分には、カウンターアタックから手薄になったBKラインを突かれ、左展開からCTB13澤口にTを許し、Gも成功し7-22。更には危険なタックルによるシンビンで1人足りない状況となった67分PGを決められ、7-25と窮地に陥る。
ゲームの流れは関西大となったが、72分入替で入った関西学院大WTB23伍々が巧みなステップでスペースを創り、WTB11加藤のTに繋げる(G不成功12-25)と、36分関西大陣22m付近のLOからモールを一気に押し込みT(G成功19-25)。
一気呵成の関西学院大は、‘50・22’から敵陣ゴール前に迫ると、83分スクラムから連続攻撃の末、SH21牟田が右中間にT。Gも決め26-25と逆転。勝敗が決したかと思われた。
しかし、残り僅かのロスタイムに賭けた関西大は86分、敵陣ゴール前スクラムから、SO10池澤が、ギャップを突き左中間にT。自らGも決め26-30とし、タイムアップ。
ラスト20分での関西学院大の勢いと、最終盤での関西大の覚醒が際立つ熱戦だったが、関西大SO10池澤は、最後にチームの勝利を呼び込み、併せてPOMを手中に収めた。
(文責:廣島 治)
会見レポート
関西学院大学
小樋山 樹監督
関関戦ということで気持ちを持ってのぞんだのですが、前半の取るべきところで取り切れなかったり、自分たちのミスもあり、また関大さんの素晴らしいファイトもあって結果的には負けてしまいました、ただこれで終わりではないので最終節の摂南大さんへ向けてしっかり準備していきたいと思います。
坂原 春光キャプテン
チャレンジ精神をもって自分たちの強みであるデフェンスを前面に出して戦っていこうとのぞんだのですが、関大さんの気迫のこもったデフェンスや勢いに飲まれてしまい、また自分たちのミスで規律が乱れてしまってこういう結果になってしまったと思います、また関大さんのこの試合にかける思いが強かったことが逆転負けという結果につながったと思います。
・気持ちの部分で呑まれていたように感じたが?
小樋山監督
プレッシャーはあったと思います、チャレンジャーとしてのぞんだのですが、前半から関大さんの素晴らしいデフェンスで自分たちの思うような展開にならずに焦ってしまった部分はあったと試合を通して感じていました。
坂原キャプテン
前半から関大さんの気迫のこもったデフェンスに対して受けてしまい、いい方向に持って行けず、後半に修正もできなかったと思っています。
・ハーフタイムではどういた言葉をかけたのか?
坂原キャプテン
前半に取り切れなかったり、ミスがあってストレスをためてしまったので、自分たちがやるべきプランを遂行していこうと話しました。
小樋山監督
点差的にも負けていたので、チャレンジャーとしてひたむきにプレーしていこうという話をしました。
・選手権委向けての思いは?
小樋山監督
自分たちではコントロールできないことなので、まずは最終節の摂南大戦に向けて絶対に勝つという気持ちで準備していくだけです。
坂原キャプテン
今日の試合の課題も踏まえて、最後の一戦に一年間やってきたことを全員で取り組んで、100パーセントの準備をして必ず勝ち切ることを目指します。
関西大学
森 拓郎監督
前回の悔しい敗戦からやってきたことは変えず、デフェンスからチャンスを作るということにフォーカスしてやってきました、前半にキックを使って得点することができて、後半に強い関学さんにも受けることなくデフェンスから攻撃できたところが勝因だったと思います、80分を通して学生が体を張ってくれた結果だと思います。
池原 自恩キャプテン
まずはこの関関戦に勝てたことが良かったです、チーム全員で勝ち取った勝利だと思っています、この勝利を次につなげて必ず勝っていいチームにしたいと思います。
池澤 佑尽選手
関学さんの前に出るデフェンスが厳しいので、エリアをとって上手に戦っていく事ができましたが、後半に関学さんのアタックに呑まれて一時逆転されたのですが、気持ちの面で相手を上回ったのがこの結果につながったと思います。
・後半のロスタイムに入ったところで逆転されたときの心境は?
池原キャプテン
関学さんは後半が強いのはわかっていたので、もう一度ひたむきなデフェンスでチャンスを作っていこうという話をして最後のプレーにのぞみました。
池澤選手
個人的には落ち込んでしまって立ち直れないようなメンタル状態でしたが周りの14人が引っ張てくれてその結果でスコアすることができました。
・最後のトライの心境は?
サインに関しては一人外側の選手にボールを預ける予定だったのですが、関学さんのモールへのプレッシャーが強く、僕にボールが回ってきたところでギャップができたので仕掛けることができました。
・前節と比べて今日のキックの出来栄えは?(池澤選手へ)
池澤選手
前節はスクリューキックを主体にしたのですが、うまくミートできず飛距離が伸びませんでしたので、今日は普通のキックにスクリューキックを織り交ぜることでうまくエリアをとることができたと思います。