10月23日(日) 近畿大学 vs 関西大学
メンバー表 | マッチレポート | フォトギャラリー |
レフリー:米倉 陽平(関西協会)
アシスタントレフリー:寺西 亮(関西協会) / 松永 達也(関西協会) / 松岡 実(関西協会)
近畿大学 | 関西大学 | |||
60 | FULL TIME | 19 | ||
29 | 前半 | 0 | ||
31 | 後半 | 19 | ||
勝点 5-0 詳細(PDF) |
▶近畿大学 8古寺直希
近畿大学 | ||||||
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監督 | 神本 健司 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 池田 真人 | 4 | 171 | 100 | ヤマハRS→中部大春日丘 |
2 | HO | 平沼 泰成 | 3 | 170 | 94 | 北陵中→中部大春日丘 |
3 | PR | 稲場 巧 | 2 | 175 | 106 | 生駒ラグビークラブ→近大附属 |
4 | LO | 駒井 凌太 | 2 | 184 | 96 | 兵庫県RS→天理 |
5 | LO | 甲斐 登生 | 4 | 183 | 107 | 石切中→石見智翠館 |
⑥ | FL | 中村 健志 | 4 | 175 | 96 | 英田中→近大附属 |
7 | FL | 岩本 圭伸 | 2 | 178 | 86 | 東生野中→常翔学園 |
8 | NO.8 | 古寺 直希 | 2 | 171 | 96 | 喜連中→石見智翠館 |
9 | SH | 田原 慶人 | 4 | 163 | 68 | 石切中→石見智翠館 |
10 | SO | 半田 裕己 | 3 | 172 | 85 | 四条畷中→天理 |
11 | WTB | 三島 琳久 | 4 | 175 | 91 | 宝塚RS→大阪桐蔭 |
12 | CTB | 森元 翔紀 | 4 | 169 | 85 | 伊丹RS→報徳学園 |
13 | CTB | 志和池 昂豊 | 2 | 177 | 88 | 富島中→日向 |
14 | WTB | 植田 和磨 | 2 | 176 | 83 | 明石ジュニアRS→報徳学園 |
15 | FB | 高城 圭雄 | 4 | 172 | 78 | 大阪RS→摂津 |
16 | Re. | 宮﨑 賢輝 | 4 | 170 | 93 | 長与ヤングラガーズ→長崎南山 |
17 | Re. | 弓部 智希 | 1 | 173 | 97 | 城南中→石見智翠館 |
18 | Re. | 楠本 唯陽 | 4 | 178 | 105 | シーカラグビーアカデミー→熊野 |
19 | Re. | 川﨑 悠太 | 3 | 180 | 98 | 文の里中→常翔学園 |
20 | Re. | 篠原 謙太朗 | 3 | 175 | 90 | 帆柱ヤングラガーズ→東海大福岡 |
21 | Re. | 福山 太陽 | 3 | 173 | 81 | 大池中→滋賀学園 |
22 | Re. | 嶋 竜輝 | 2 | 176 | 86 | 石切中→日本航空石川 |
23 | Re. | 藤岡 竜也 | 2 | 184 | 94 | 金岡北中→浪速 |
関西大学 | ||||||
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監督 | 森 拓郎 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 河瀬 拓磨 | 4 | 163 | 87 | 長吉西中→関大北陽 |
2 | HO | 今井 虎太郎 | 4 | 174 | 100 | 天理中→尾道 |
3 | PR | 細矢 一颯 | 3 | 173 | 105 | 蹉跎中→関大北陽 |
4 | LO | 中薗 拓海 | 3 | 180 | 93 | 茨田北中→関大北陽 |
5 | LO | 中村 豪 | 1 | 189 | 114 | 中宮中→常翔学園 |
6 | FL | 奥平 一磨呂 | 1 | 183 | 95 | 名古屋RS→東海大大阪仰星 |
7 | FL | 岩﨑 友哉 | 3 | 171 | 83 | 住吉中→関大北陽 |
⑧ | NO.8 | 池原 自恩 | 4 | 180 | 95 | 関大一 |
9 | SH | 末井 健将 | 3 | 167 | 68 | 川西市RS→報徳学園 |
10 | SO | 池澤 佑尽 | 3 | 178 | 83 | 兵庫県RS→東福岡 |
11 | WTB | 澤口 飛翔 | 3 | 175 | 81 | 御所中→御所実業 |
12 | CTB | 米虫 悠輔 | 2 | 170 | 78 | 柴島中→関大北陽 |
13 | CTB | 藤原 悠 | 4 | 178 | 87 | 伊丹RS→大阪桐蔭 |
14 | WTB | 遠藤 亮真 | 1 | 175 | 85 | 春日リトルラガーズ→東福岡 |
15 | FB | 山村 英毅 | 4 | 170 | 82 | 交野一中/大阪RS→関大北陽 |
16 | Re. | 垣本 大斗 | 3 | 170 | 90 | 枚岡中→石見智翠館 |
17 | Re. | 杉原 絃太 | 3 | 180 | 100 | 英田中→大産大附属 |
18 | Re. | 平尾 啓太 | 1 | 176 | 105 | 英田中→大阪桐蔭 |
19 | Re. | 福島 蒼 | 4 | 181 | 102 | 旭東中/大阪RS→大産大附属 |
20 | Re. | 雨谷 陸椰 | 3 | 180 | 97 | 高槻RS→常翔学園 |
21 | Re. | 溝渕 元気 | 3 | 169 | 74 | 蹉跎中→大産大附属 |
22 | Re. | 石川 海翔 | 2 | 174 | 84 | 大桐中→大産大附属 |
23 | Re. | 大坪 勇太 | 4 | 178 | 86 | 神奈川DAGS→國學院久我山 |
マッチレポート
前節は立命館大学に悔しい逆転負けを喫し、ここまで前年下位校との対戦で1勝2敗と苦しい星勘定の近畿大学と、前節、京都産業大学に大敗し、前年上位校対戦ではあるものの3連敗の関西大学との一戦。近大は勝って五分で後半戦に向かいたいところ。関西大学は前節からどこまでリセットできたか?
近大のキックオフでスタート。
お互い新ルールの「50:22」で敵陣深く入りこんでマイボールラインアウトを獲得するもスコアにつながらずという立ち上がり。
最初のスコアは近大、8分、ゴール前スクラムでヘッドアップのペナルティを獲得、再度スクラムを選択し、FW8人一体で押し込みスクラムトライ(NO8⑧古寺直希)で先制。(5-0)
15分にも近大、ゴール前5Mラインアウトをきっちり押し込み右中間にHO②平沼泰成が抑え込む。FWのセットピースからきっちり得点。SO⑩半田裕己がゴールを決める。(12-0)
26分、近大はゴール前スクラムからブラインド側へ⑧(古寺)→⑮(FB高城圭雄)→⑪(WTB三島琳久)とボールを回し、⑪三島が左中間にトライ(ゴール成功)。(19-0)
続く35分にも近大、CTB⑬志和池昂豊がビッグゲイン、フォローの⑮高城から⑪三島へとパス、そのまま左中間へトライ(ゴール成功)。(26-0)
終了間際の43分にも、近大はPG(⑩半田)を決めて大きく引き離して前半を終える。(29-0)
後半スタート。このまま近大ペースの試合が続くのかと思われたが。
最初のスコアは関大。3分、敵陣22Mのラインアウトからサインプレーが決まり、後半から投入のSH㉑溝渕元気が22M走り切って右中間にうれしいトライ。ゴールはSO⑩池澤佑尽が決める。(29-7)
ここから点差を詰めていきたい関大だが、この後はまた近大が勢いを盛り返す。
15分にはゴール前でもつれたところで、こぼれ球をCTB⑫森元翔紀が飛び込み押さえる。19分には⑮高城のビッグゲインからWTB⑭植田和磨で、27分にはLO④駒井凌太のブレイク、30分にも⑭植田がトライと勢いが止まらない。(53-7)
この後、33分に関大(㉑溝渕)、37分には近大(⑭植田)、41分には関大(NO8⑧池原自恩)がトライし、ゲームセット。大差で近大の勝利となった。(60-19)
POMには、攻守にアグレッシブな動きを見せた近大NO8⑧古寺直希が選出された。
会見レポート
関西大学
森拓郎監督
このゲームは私たちが目標にしていた大学選手権につながるかどうかの大事な試合でしっかり準備して何とか勝ち点を取りたかったのですが前半の失点が大きく、また後半にはギアをあげてアタックしていったのですが、やはり失点してしまい、こういうゲームになりました、近大さんの準備していたアタックにこちらが受けてしまいました。
池原自恩キャプテン
前半相手のセットプレーからのファーストフェイズでゲインされてそこからトライにつながるというシーンが多く、後半は修正できたのですが、こちらがトライをとったあとのブレイクダウンでのペナルティで流れにうまく乗ることができなかったことが今日の敗因だと思っています。
・今日の試合のよかったところと課題は?
池原キャプテン
用意していたラインアウトのサインプレーからモールでトライをとったところです、課題は前半のスクラムでのペナルティから失点したところかなと思います。
・近大戦にどのようなプランでのぞんだのか?
池原キャプテン
近大さんはラインアウトのセットプレーからのファーストフェイズに上手い選手がからんでくるのでそこを得意なデフェンスでしっかり止めてロースコアのゲームに持ち込もうと思いましたが予想以上に失点してしまいプラン通りに持ち込めなかったのが敗因だと思います。
・デフェンスでよく抜かれているシーンが多かったと感じたが?
池原キャプテン
相手の9番からFWのところでパスオプションを使ってくるのはわかっていたのですが、しんどい中でわかっていてもラインブレイクされるシーンは多かったです。
近畿大学
神本健司監督
先週の立命戦と同様にセットプレー、特にスクラムからプレッシャーをかけ、そこからゲームをつくるということを申し合わせて(ゲームに)入りました、前半はプラン通りゲームを支配できました、もう一つはチームポリシーとして掲げているデフェンスで多彩な攻撃をしてくる相手に動ぜず止めきることができました、また2回ほど自陣に攻め込まれたところで簡単に失点することなく止めきれました、後半に入って関西大学さんもメンバーを替えてきて勢いを取り戻して受ける場面もあったのですが、最終的にはスコアをとれました、ただ終盤の2トライは取られてはいけないトライだったと思います。
中村健志キャプテン
前節、悔しい敗戦をして、1週間という短い準備期間でしたが、関西大学さんにしっかりと勝利するという気持ちでいい準備をしてきました、前半は集中力を切らさずにできたのですが、後半に相手のいいアタックのところで受けてしまう場面があり、そこが改善点です、次の試合に向けてそういったところを改善していきたいです。
古寺直希選手
前節逆転されて負けてしまったのですが、切り替えてチーム一体となってアタック、デフェンスともに体を張って勝利をおさめられたのですが、デフェンスで課題ができたのでそれを修正して次にのぞみます。
・次の試合に向けて何が重要になってくるか?
中村キャプテン
次節から上位チームと当たっていきますが、すでに2敗しているので崖っぷち、という状況です、今日の試合での課題のデフェンスをもっと強化し、また今日のいいアタックのパフォーマンスをもっと上げてのぞんでいきたいと思います。
・古寺選手へ、今日のパフォーマンスを振り返って?
古寺選手
FW一体となり相手のデフェンスに応じたアタックができたところが良かった点です、また自分がキャリーするところとパスするところの判断がもっとできて周りを動かせることができたらというのが反省点です、これができたら上位チームともっといい戦いができると思います。