10月16日(日) 立命館大学 vs 近畿大学
メンバー表 | マッチレポート | フォトギャラリー |
レフリー:四辻 順一朗(関西協会)
アシスタントレフリー:服部 聖(関西協会) / 大川 貴史(関西協会) / 北川 尚(関西協会)
立命館大学 | 近畿大学 | |||
25 | FULL TIME | 20 | ||
8 | 前半 | 13 | ||
17 | 後半 | 7 | ||
勝点 4-1 詳細(PDF) |
▶立命館大学 7榎本匡志
立命館大学 | ||||||
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HC | 鬼束 竜太 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 前川 和輝 | 3 | 169 | 103 | 亀岡中→天理 |
② | HO | 中川 魁 | 4 | 165 | 95 | 小阪中→大阪桐蔭 |
3 | PR | 藤野 翼 | 4 | 174 | 108 | 横須賀市RS→関東学院六浦 |
4 | LO | 伏見 拓翔 | 4 | 176 | 96 | 川崎市RS→報徳学園 |
5 | LO | 宮城 雄真 | 3 | 187 | 108 | 瀬田北中→京都成章 |
6 | FL | 江木畠 悠加 | 2 | 176 | 96 | 中鶴少年RC→大分舞鶴 |
7 | FL | 榎本 匡志 | 1 | 180 | 98 | 上小坂中→大阪桐蔭 |
8 | NO.8 | 島 正輝 | 1 | 181 | 101 | 大分RS→大分舞鶴 |
9 | SH | 北村 瞬太郎 | 3 | 168 | 72 | 横浜RS→國學院栃木 |
10 | SO | 山下 真之介 | 2 | 174 | 85 | 日立RS→流経大柏 |
11 | WTB | 御池 蓮二 | 1 | 173 | 80 | 西陵中→東海大大阪仰星 |
12 | CTB | 宮嵜 隼人 | 4 | 173 | 85 | 明石JRC→報徳学園 |
13 | CTB | 江川 剛人 | 3 | 184 | 86 | 吹田RS→桐蔭学園 |
14 | WTB | 山本 龍吾 | 4 | 177 | 85 | 高野中→洛北 |
15 | FB | 安井 拓馬 | 4 | 178 | 85 | 藤森中→東海大大阪仰星 |
16 | Re. | 安部 薫平 | 3 | 172 | 100 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
17 | Re. | 梅本 遥己 | 4 | 175 | 105 | 北海道バーバリアンズJr.→立命館慶祥 |
18 | Re. | 渡邉 敬太 | 2 | 174 | 108 | 岡山JRS→玉島 |
19 | Re. | 本郷 正人 | 2 | 177 | 98 | 春日井RS→中部大春日丘 |
20 | Re. | 小山 虎汰朗 | 1 | 181 | 90 | 伏見中→京都成章 |
21 | Re. | 福本 颯翔 | 2 | 166 | 73 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
22 | Re. | 藤原 洋斗 | 1 | 180 | 90 | 瀬田北中→京都成章 |
23 | Re. | 吉本 匠希 | 3 | 183 | 86 | 文の里中→常翔学園 |
近畿大学 | ||||||
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監督 | 神本 健司 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 池田 真人 | 4 | 171 | 100 | ヤマハRS→中部大春日丘 |
2 | HO | 宮﨑 賢輝 | 4 | 170 | 95 | 長与ヤングラガーズ→長崎南山 |
3 | PR | 稲場 巧 | 2 | 175 | 106 | 生駒ラグビークラブ→近大附属 |
4 | LO | 松田 翼 | 4 | 183 | 96 | 大塔中→和歌山・熊野 |
5 | LO | 甲斐 登生 | 4 | 183 | 107 | 石切中→石見智翠館 |
⑥ | FL | 中村 健志 | 4 | 175 | 96 | 英田中→近大附属 |
7 | FL | 岩本 圭伸 | 2 | 178 | 88 | 東生野中→常翔学園 |
8 | NO.8 | 古寺 直希 | 2 | 171 | 96 | 喜連中→石見智翠館 |
9 | SH | 田原 慶人 | 4 | 163 | 68 | 石切中→石見智翠館 |
10 | SO | 半田 裕己 | 3 | 174 | 85 | 四条畷中→天理 |
11 | WTB | 三島 琳久 | 4 | 175 | 91 | 宝塚RS→大阪桐蔭 |
12 | CTB | 森元 翔紀 | 4 | 169 | 85 | 伊丹RS→報徳学園 |
13 | CTB | 志和池 昂豊 | 2 | 177 | 88 | 富島中→宮崎・日向 |
14 | WTB | 植田 和磨 | 2 | 176 | 83 | 明石ジュニアRS→報徳学園 |
15 | FB | 阿曽 有馬 | 2 | 175 | 85 | 各務原RS→中部大春日丘 |
16 | Re. | 村尾 幹太 | 2 | 170 | 95 | 鞘ヶ谷RS→東福岡 |
17 | Re. | 弓部 智希 | 1 | 173 | 97 | 城南中→石見智翠館 |
18 | Re. | 楠本 唯陽 | 4 | 178 | 105 | シーカラグビーアカデミー→和歌山・熊野 |
19 | Re. | 能勢 涼太郎 | 1 | 197 | 100 | 猪名川中→川西北陵 |
20 | Re. | 篠原 謙太朗 | 3 | 175 | 90 | 帆柱ヤングラガーズ→東海大福岡 |
21 | Re. | 福山 太陽 | 3 | 173 | 81 | 大池中→滋賀学園 |
22 | Re. | 嶋 竜輝 | 2 | 176 | 86 | 石切中→日本航空石川 |
23 | Re. | 宮﨑 竜司 | 4 | 170 | 76 | ばってんヤングラガーズ→長崎南山 |
マッチレポート
2022ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節最終日は晴れ微風の暑い皇子山総合運動公園での第1試合、立命館大学VS近畿大学が対戦した。
立命館大は前節で天理大にフィジカルで圧力をかけられリズムに乗れず敗戦したが2週間で課題をどこまで修正出来たかが問われる。
近畿大も開幕戦に勝利したが2節で関学大に思わぬ敗戦を喫し、前年度2位としても絶対に負けられない一戦。
立命大SO⑩山下真之介のキックで試合開始。
キックの蹴り合いで序盤は進行したが最初にチャンスを掴んだのは近大、11分に敵陣22m中央のペナルティからキックを選択しSO⑩半田裕己が成功し先制する。0-3
13分には立命大が敵陣22mライン付近の左ラインアウトからモールを形成しそのままゴールまで押し込み最後はHO②キャプテン中川魁が左中間にトライ、GK不成功、逆転する。5-3
18分には近大が敵陣10m右中間からSH⑨田原慶人の絶妙なキックパスをWTB⑭植田和麿が右中間にトライ、GK不成功、逆転する。5-8
31分に再び近大が敵陣ゴール前5m右ラインアウトから左に展開し最後はパスを受けたNO8⑧古寺直希が左中間にトライ、GK不成功、リードを広げる。5-13
36分、立命大が敵陣ゴール前15m中央のペナルティからショットを選択し、CTB⑫副キャプテン宮嵜隼人が成功し追い上げる。8-13
近大は敵陣まで攻め込むが得点を奪えず前半が終了。
近大SO⑩半田のキックで後半開始。
6分に近大が敵陣ゴール前右ラインアウトから左に展開し最後はSO⑩半田が左中間にトライ、GKもSO⑩半田が成功しリードを広げる。8-20
立命大も敵陣まで攻め込むが得点を奪えず苦戦するが32分に漸くチャンスを掴む、
自陣5mのペナルティから攻め続け最後は途中出場したHO⑰梅本遙己が左中間にトライ、GKもCTB⑫宮嵜が成功し差を縮める。15-20
34分に再度立命大が自陣から攻め途中出場したWTB㉓吉本匠希がパスを繋ぎ、WTB⑪御池蓮二がタッチライン沿いを走り最後はパスを受けたSO⑩山下が左中間にトライ、GKもCTB⑫宮嵜が成功し逆転する。22-20
41分に立命大は敵陣25m中央付近のペナルティからショットを選択しCTB⑫宮嵜が成功しリードを広げる。25-20
近大も執念を見せ最後まで諦めず攻めたが得点を奪えずノーサイド。
25-20で立命大が勝利。
立命大は2勝1敗とし全国大学選手権3枠争いの貴重な勝利となった。
近大は1勝2敗となり苦しい戦いが続いている。
POMは初のスターティングメンバーにも選ばれ勝利に貢献した立命館大学FL⑦榎本匡志が選ばれた。
会見レポート
近畿大学
神本健司監督
近畿大学としてはセットプレーから相手を崩していくというプランでのぞみました、要所でプレッシャーをかけて優位に立った場面もあったのですが、イージーなハンドリングエラーなどで取るべきところで取り切れず、逆に相手に取られて流れを持っていかれたという展開でした、要所で取り切る、要所で止めるという部分が今年の近畿大学には足りないと痛感した試合でした。
中村健志キャプテン
リードしているところまでの試合運びはよかったのですが、最後にちょっとした気のゆるみで、プレーの精度が落ちてしまったところを、立命館大学さんに付け込まれたのが敗因なので、80分高い精度を保つことが今後の課題だと思います。
・終盤に逆転されたところは何が原因だったのか?
神本監督
あの時点で5点差、私が見ていたところ、向こうは時間帯も含めてけり出さないと思っていたが、こちらはオープン側のWTBも下がっていてけり出すだろうと予測した布陣でした、ここを攻められたら行かれるなと思っていたら案の定そこを攻められました、そういったゲームを読むところでの対応が逆転トライにつながったと思います。
・チームとしてどのような準備をしてきたのか?
中村キャプテン
前節の試合(関西学院大との)の反省点としてブレイクダウンにフォーカスして残りの試合を全部勝つという気持ちで練習して試合にのぞんだのですが、後半の最後に詰めの甘さが出てしまったと思います。
立命館大学
鬼束竜太ヘッドコーチ
試合のほうは終始近畿大学さんのペースで進み、予想以上にスクラムでプレッシャーを受け、自分たちの流れを作ることができなかったのですが、残り20分くらいでテンポを変えるように指示し、そこで皆が集中してトライをとり切ることができました、またデフェンスは成長していますが、アタックのところでもう少しできればと思いますが、今日は勝てたことが何よりで選手が頑張ってくれました。
中川魁キャプテン
後半の途中まで近畿大学さんのペースで進んでいったのですが、集中力を切らさずにやり切れました、デフェンスの部分で粘り強くしっかりとできて、しんどい時間帯でいいテンポでアタックできました。
リクエスト選手
御池蓮二選手
ゲームの中で良いところ、悪いところがあったのですが、ボールをもらったら思い切っていこうと決めていたので、そこのキャリーのところでうまくいったところがよかったと思います。
・逆転した場面でどのようにチームで意思統一したのか?
中川キャプテン
一本トライを返したところで、ここで一気にたたみかけようと声を掛けました、近畿大学さんのデフェンスが内によることもわかっていたし、WTBが下がっているのも見えていましたので、そこを狙ってしっかり自陣からアタックしていきました。
・次戦に向けての意気込みは?
中川キャプテン
自分たちはまだまだ経験が少ないので、試合を通して成長していくということでまずは目の前の試合を一戦一戦全力でチーム一丸となって挑んでいきます。