10月16日(日) 京都産業大学 vs 関西大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

2022年10月16日 14:00 K.O.
皇子山陸上競技場
入場者数:1231人 天候:晴れ/無風
レフリー: 山口 明良(関西協会)
アシスタントレフリー:西村 純(関西協会) / 糸井 拓哉(関西協会) / 高尾 陽平(関西協会)
京都産業大学 関西大学
99 FULL TIME 15
47 前半 3
52 後半 12
勝点
5-0
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶京都産業大学 14シオネ・ポルテレ

メンバー表(48時間前)

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京都産業大学
監督廣瀨 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR野村 三四郎4176103高杉中→西陵
2HO李 淳弘2173100大池中→大阪朝鮮
3PR渡辺 龍4175108甲南中→甲南
4LOソロモネ・フナキ2186115トンガカレッジ→目黒学院
5LOアサエリ・ラウシー4190113トンガカレッジ→日本航空石川
FL福西 隼杜4178100伊丹RS→報徳学園
7FL松永 壮太朗218791勧修中→京都工学院
8NO.8高本 泰伍417290大池中→関大北陽
9SH土永 旭217070西陵中→光泉カトリック
10SO西仲 隼417281瑞光中→近大附属
11WTB高井 良成317682瑞光中→関西大北陽
12CTB家村 健太417693ビックブルーJr→流通経済大柏
13CTB小野 麟兵217084西陵中→京都工学院
14WTBシオネ・ポルテレ1184115トンガカレッジ→目黒学院
15FB北山 絢大417077樟葉中→東海大大阪仰星
16Re.梅基 天翔417196WILD BANDITS→高岡第一
17Re.乳井 大士2168103名古屋ラグビースクール→中部大春日丘
18Re.川口 新太2185127宝塚RFC→東海大大阪仰星
19Re.堤田 京太郎4180100枚岡中→大阪桐蔭
20Re.日吉 健217897寝屋川第三中→大産大附属
21Re.西川 敢太416570四日市Jr.RFC→西陵
22Re.大村 亮介317685茨田北中→日本航空石川
23Re.辻野 隼大217682長吉西中→京都成章
関西大学
監督森 拓郎
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR宮内 慶大2175105つくしヤングラガーズ→東福岡
2HO垣本 大斗317090枚岡中→石見智翠館
3PR細矢 一颯3173105蹉跎中→関大北陽
4LO中薗 拓海318093茨田北中→関大北陽
5LO中村 豪1189114中宮中→常翔学園
6FL奥平 一磨呂118395名古屋RS→東海大大阪仰星
7FL岩﨑 友哉317183住吉中→関大北陽
NO.8池原 自恩418095関大一
9SH末井 健将316768川西市RS→報徳学園
10SO佐藤 泰我416977瑞光中→石見智翠館
11WTB大坪 勇太417886神奈川DAGS→國學院久我山
12CTB藤原 悠417887伊丹RS→大阪桐蔭
13CTB澤口 飛翔317581御所中→御所実業
14WTB三宅 伶417377芦屋RS→関大北陽
15FB山村 英毅417082交野一中/大阪RS→関大北陽
16Re.今井 虎太郎4174100天理中→尾道
17Re.河瀬 拓磨416387長吉西中→関大北陽
18Re.平尾 啓太1176105英田中→大阪桐蔭
19Re.福島 蒼4181102旭東中/大阪RS→大産大附属
20Re.雨谷 陸椰318097高槻RS→常翔学園
21Re.溝渕 元気316974蹉跎中→大産大附属
22Re.米虫 悠輔217078柴島中→関大北陽
23Re.遠藤 亮真117585春日リトルラガーズ→東福岡

マッチレポート

第3節の最終試合。前年下位校との対戦ではあるものの力強さを見せ開幕2連勝の京都産業大学と、前節の同志社大学には僅差で逆転負けと悔しい2連敗の関西大学との一戦。京産大は前節までの課題を改善できるか?関西大学はどこまで食らいつけるか?

関大のキックオフで始まった。

最初のスコアは開始早々3分、関大だった。京産大のハイタックルの反則で得たゴール前でのペナルティに対し迷わずショットを選択。22M付近からSO⑩佐藤泰我がきっちり決めて先制。(0-3)

しかし、ここからは京産大タイムとなる。5分、敵陣22M付近のラックから⑨(SH土永旭)→⑫(CTB家村健太)→⑬(CTB小野麟兵)とパスを繋ぐ、⑬小野が2人を交わしゴールポスト下にトライ。SO⑩西仲隼がゴールを決めてあっさり逆転。(7-3)

7分、⑫家村が自陣からビッグゲイン、⑬小野→FB⑮北山絢大と渡り、⑮北山が20Mほど走り切り左中間へ滑り込む(ゴール成功)。(14-3)

14分、今度はゴール前15M付近でWTB⑭シオネ・ポルテレが強烈なタックルを見舞う。こぼれたボールをすぐさまピックしてインゴールへ駆け抜ける(ゴール成功)。(21-3)

21分には、ナイスフォローのFL⑦松永壮太朗が縦に走り込みボールを貰いそのまま走り切りトライ(ゴール成功)。(28-3)

もう止まらない京産大、25分にLO⑤アサエリ・ラウシー、32分は⑨土永、40分には⑮北山が合計7本のトライを奪い、大差で前半を終了する。(47-3)

後半も開始2分、京産大、今度はゴール前で20Mモールを押しこみHO②李淳弘がグランディング(ゴール成功)。(54-3)

手が付けられない状況がこのまま続くのかと思ったが、7分、やっと関大がトライ。ゴール前のラックからHO②垣本大斗がゴールポスト横にトライ、⑩佐藤がゴールを決めて一矢報いるかたち。(54-10)

しかし、やはり京産大、16分には⑭シオネが密集を突破する形で40Mを走り切る。FB㉓辻野隼大がゴールを決めて、引き離す。(61-10)

19分にはWTB⑪高井良成、25分に⑭シオネと両ウイングがそつなくトライを獲る(ともにゴール成功)。(75-10)

この後、関大も意地を見せHO⑯今井虎太郎がトライ。(75-10)

だが、ここからまた京産大タイムが続く。⑭シオネ、⑬小野、NO8⑧高本泰伍(2本連続)がトライし、3桁には届かなかったものの大量得点で京産大が関大を下す。(99-15)

1・2節より力を増した感ある京産大。自慢のスクラム、モールは勿論のこと、BKスピード、タックル、ブレイクダウンとどの切り口で見てもすご味が増してきた。他方、関大は今日の敗戦を引きずることなく次節への切り替えを図ってほしい。

POMには、本日4トライのモンスター1年生WTB⑭シオネ・ポルテレが選出された。

会見レポート

関西大学
森 拓郎 監督
前半の入りは良かったのですが、終始圧倒されて、力の差を見せつけられた試合でした。

池原 自恩 キャプテン(以下CP)
今日の試合は、コンタクトエリア、ブレークダウンのところで、完敗でした。しかしアタックの部分やラインアウトからのサインプレーのところなど、通用した部分もあったと思うのでそこを活かして、近大戦まで 1週間と短い時間ですが、やれる事を絞って、次に向けてやっていきたいと思います。

-(前節より)バックスの選手が大きく入れ変ったが-
森監督
メンバーが大きく変わったのは、ゲームプランが変わった事と調子の良い選手を起用したかった事があります。今日はボールが良く動いてやりたいアタックは多少できましたが、最後の詰めが甘かった。また、フィジカルの差が大きかったと思います。

-京産大対策は何か考えていたか-
池原CP
関大の伝統である素早い出足のあるデフェンスラインで、まず下に入ってダブルタックルでゲインされない事と、ラインアウトで出来るだけ前で取らせてディフェンスラインを早くあげる事という対策を考えていた。しかし、フィジカルで負けてしまい、ゲインラインの突破を許してしまいました。

-(1週間後の)近大戦にキーポイントは-
池原CP
関大はディフェンスチームなので、前半ロースコアに持ち込んで、後半に勝ち切りたいと思います。


京都産業大学
広瀬 佳司 監督
今日の試合は、第2節の摂南大学戦の反省を活かして、3週間取り組んできた事をしっかりと出してくれたので満足しています。特に、京産らしい前に出るディフェンスからターンオーバーから点を取れたり、非常に良い試合をしてくれたと思います。( 1節2節では)80分最後まで京産のリズムで試合を出来なかったのですが、今日は80分間ノーサイドまで厳しいプレーをしてくれたと思います。しかし、次は勢いのある立命館大学なので、もう一度チーム力を上げて臨みたいと思います。

福西 隼杜 キャプテン(以下CP)
3週間準備してきたことは出せたと思います。FWのセットプレーのところで点を取れたりターンオーバー出来たりと。ただ点をたくさん取った中ですが、2トライされた点はこれからの試合では命取りになるので、そこを突き詰めて、来週の練習に臨んでいきたいと思います。

シオネ・ポルテレ 選手
(自身のプレーは)良い点、悪い点もありました。タフな練習をたくさんして次の試合で出せるようにしたいと思います。

-1節から後半失点する場面があるが、どこに課題があるか-
広瀬監督
自分たちの流れを相手に渡してしまう要因は、セットプレーでの単純なミスであったり、ペナルティーだと思います。そこを意識してひとつひとつのプレ-を積み重ねていくということ。今日はその事に集中できた試合だったと思います。ただ、ペナルティーから2トライ取られた場面もありましたので、まだまだ修正できるところはあると思います。次節以降に活かしていきたいと思います。

-(課題に対する)具体的な指示は-
広瀬監督
京産らしく戦おうと話をしていました。京産らしいディフェンスを80分間できるか、京産らしいスクラムが80分間組めるかといった様な点を、3週間取り組んできました。今日はそれを存分に発揮してくれたと思います。


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■KRPU 渡辺隆夫
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