4月24日(日) 第10回関西ラグビーまつり 関西学生代表 対 関東大学リーグ戦代表
2015年4月24日(日) 14:00キックオフ グラウンド:東大阪市花園ラグビー場 | ||||
レフリー:佐々木裕司(関西協会) アシスタントレフリー:関谷惇大 / 實野隆一 / 米谷大助 |
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関西学生代表 | 関東大学リーグ戦代表 | |||
43 | FULL TIME | 15 | ||
24 | 前半 | 5 | ||
19 | 後半 | 10 | ||
詳細(PDF) |
マッチサマリー
第10回を迎えた関西ラグビーまつり。早朝から小学生のミニラグビーや中学・高校女子ラグビーなど、様々なカテゴリーのゲームやイベントが行われた東大阪市花園ラグビー場でのメインイベント。関西大学Aリーグのメンバーを中心とした関西学生代表が、関東大学リーグ戦の代表メンバーを迎えて行われた対抗戦。
大学カテゴリーでは久しく東高西低が続いているだけに、3名の既卒生を加えた関西学生代表はぜひ意地を見せたい一戦。長時間のイベントにもかかわらず、最後まで見守っていただいた2000人を超す熱心なラグビーファンの声援の中、試合は純白のジャージの関東リーグ戦代表のキックオフで幕を開けた。
先制したのは地元の関西学生代表。開始直後の3分、関東リーグ戦代表のミスに乗じて攻め込んだゴール前5mの右中間ラックからSH大越元気(同大4年)がNo8シオネ ヴァイラヌ(朝日大4年)に繋いでポスト左にトライ。SO渡邉夏燦(同大卒)のゴールも決まり7-0とあっさりと先制した。その後、中盤での両チームの攻防が続いた23分、関西学生代表がゴール前15mの右ラインアウトからモールを形成。そのまま押し込みNo8シオネが再び右中間に抑えて14-0とした。さらに関西学生代表は29分にキャプテンCTB林真太郎(同大卒)、38分にCTB金丸勇人(天理大4年)がトライを挙げる。
対する関東リーグ戦代表もSH湯本陸(東海大4年)がキックボールの争奪に競り勝って右中間にトライを返すものの、24-5と関西学生代表がリードして前半を終える。
後半も先手を取ったのは関西学生代表。11分に10ml左中間ラックよりLO西川太郎(天理大4年)が大きくラインブレイク。SH藤原恵太(天理大4年)につないでポスト右にトライ、SO喜連航平が難なくゴールを決めて31-5と点差を拡げる。その後、関西学生代表はFB﨑口銀二郎(同大4年)とLO西川がこの日2本目のトライ。
関東リーグ戦代表もSH湯本がこの日2本目、CTBテアウパ シオネ(流経大4年)と得点を挙げるが、前半のビハインドがあまりにも大きく、関西学生代表が43-15と関東リーグ戦代表を振り切った。
春のオフシーズン、代表チーム同士による親善試合とはいえ、大学カテゴリーの選手たちの力強いプレイは、前日のスーパーラグビー・サンウルブスの初勝利に続いてラグビーファンを惹きつけた。シーズンでは打倒関東に燃える関西学生代表のメンバーたちが、今度は自チームでの関東勢への勝利に繋げてもらいたい。
(大阪府協会広報担当・鈴木博之、石川 悟、丸井康充)