9月24日(土) 中部電力 vs Daigas


ジャパンラグビートップウェストAリーグ 第3節
2022年09月24日 15:00 K.O.
大阪ガス今津G
入場者数:人 天候:
レフリー:四辻 順一朗(関西協会)
アシスタントレフリー:椿原 歩(関西協会) / 山谷 亮介(関西協会) / 大村 哲司(関西協会)
中部電力 Daigas
24 FULL TIME 23
0 前半 18
24 後半 5
勝点
4-1

LIVE中継


メンバー表

▶PDFはこちら
 
中部電力
監督山森 裕之
No.Pos.氏名年齢身長体重出身校
1PR近藤 芽吹24176105帝京大
2HO奥田 啓太25176101同志社大
3PR真山 文一24180102同志社大
4LO三枝 優介2718190中央大
5LO長田 拓真26183103中央大
6FL長船 馨雅2617792帝京大
FL鬼頭 悠太2517094中央大
8NO.8高田 将侑29178101同志社大
9SH松山 将輝2216671近畿大
10SO棚橋 優大2617380天理大
11WTB紀伊 皓太2817191明治大
12CTB長野 成貴2418291帝京大
13CTB谷川 司2317788同志社大
14WTB鶴田 桂樹2617280同志社大
15FB鬼木 秀一2517383帝京大
16Re.石田 翔吾2317798中京大
17Re.六車 高寧24170104同志社大
18Re.鈴木 天良23174100西陵高
19Re.亀沖 泰輝22184108天理大
20Re.菰田 好輝2817787西陵高
21Re.兵頭 水軍2716872明治大
22Re.井上 正規2516883福岡大
23Re.杉浦 拓馬2417177名城大
Daigas Struggers
監督見先 恒郎
No.Pos.氏名年齢身長体重出身校
1PR川村 祐暉24182112龍谷大学
HO鈴木 将大2917190関西学院大学
3PR大崎 雄広30178112立命館大学
4LO中村 大雅25180100摂南大学
5LO鈴木 隆文29186100筑波大学
6FL引地 一隆4116678布施工業高校
7FL前田 一平3117084明治大学
8NO.8佃 大輝2218091姫路工業高校
9SH若林 達博2416771京都産業大学
10SO金子 隆洋2318285愛知学院大学
11WTB朝倉 健裕2317576大東文化大学
12CTB畑中 進吾3117088関西大学
13CTB阿部 慎太郎2617786同志社大学
14WTB山川 良3516675福岡工業大学
15FB髙 陽日3017886関西学院大学
16Re.島邑 純太3116998帝塚山大学
17
18Re.河邉 賢人32174106法政大学
19Re.沖 祐樹2317583追手門学院大学
20Re.秦 誠彌2916680関西大学
21Re.越智 遼人2616670滋賀大学
22Re.津田 光陽2217585大阪産業大学
23Re.谷尾 智也2516588京都産業大学

マッチレポート

1節2節ともに相手を1T1Gに押さえて勝点10と順調なスタートを切った中部電力(中電)と、1節で後半に豊田通商を振り切り勝点5のDaigasStruggers(Daigas)の対戦が大阪ガス今津グランドで行われた。

15時、風上に立つDaigas10番SO金子隆洋のKOで試合が開始された。最初に敵陣深くまで入り込みチャンスを活かしたのはDaigas。中電の反則から左ゴール前5mのラインアウトを選択、しっかりとモールを押し込み、2番HOキャプテン鈴木将大が左隅にトライし先制した。(6分、10番G成功 0−7)
その後は、両チームとも相手陣に入っては反則やミスで自陣に押し戻される場面が続く。ようやく得点が動いたのは21分、敵陣中央10mL付近からのPKを10番SO金子が決め3点を追加した。(0−10)
前半終盤にもDaigasが追加点を上げていく。37分、右隅ゴール前、3番PR大崎雄広が密集の左サイドをこじ開けてトライ。(G不成功、0−15)
ロスタイム44分、1本目と同じような位置から10番金子が2本目のPKを決め、0−18とDaigasが差を広げて前半を終了した。前半、風上のDaigasは10番金子を中心にキックでエリアを取って行く事を重視、中電のセットプレーが安定しない事もあって、中電を敵陣に封じ込めることに成功した形となった。

後半、中電10番SO棚橋優大のキックで試合再開。序盤、中電は風上にたつも自陣からキックを蹴らず積極的にボールを回していくが、Daigasもよくディフェンスし中盤での攻防となった。得点が動いたのはやはり反則からであった。中電はDaigasの反則からタッチキックを選択し、この試合初めて敵陣ゴール前に迫る。左ゴール前5mのラインアウトからモール、そのモールをやや左に回しながら3番PR真山文一が左隅にトライし後半の最初の得点をあげる。(8分、G不成功 5−18)
続く13分、Daigasの反則から再び敵陣に入った中電は、左22mL付近のラインアウトから12番CTB長野成貴が中央でクラッシュ、できたポイントの右に真っ直ぐに走り込んできた5番LO長田拓真に9番SH松山将輝がパス、長田は中央を切り裂いてゴールポスト下にトライ、15番FB鬼木秀一のGも決まり12−18、6点差に迫った。しかしDaigasは、中電の反則から再び右ゴール前のラインアウトからモールを選択し、18分、8番No.8佃大輝がトライで突き放した。(G不成功、12−23)
すぐさま中電が差を詰める。22分、敵陣左10mL付近のラインアウトから右に回し、数回ポイントを作った後、今度は左に展開する。左タッチ際でボールを受けた16番HO石田翔吾が素晴らしいスピードで中央まで持っていきトライ、15番鬼木のGも成功し、19−23と勝敗の行方が判らなくなった。しかし次の得点を挙げたのは中電だった。ようやくミスなくボールが回りだした中電は、FWを絡めながら左右にボールを散らし、敵陣右中間22mL付近の密集から13番CTB谷川司、15番FB鬼木、14番WTB鶴田桂樹と渡リ、左中間にトライ。Gは不成功も中電が26分にゲームをひっくり返した(24−23)、点差をわずか1点差。Daigasは、14番WTB山川良が左タッチライン際を抜け22mL付近まで迫るなど、敵陣22mL内まで攻め込むが、最後はノットリリースの反則でチャンスを潰してしまった。試合はこのままノーサイド、中電が1点差の辛勝という結果となった。

中電は、後半に本来の自力を出してなんとか勝点4を獲得したが、3週連続の試合で疲れがあったのか、前半の精度、特にラインアウトの精度が悪く、なかなか自分達のリズムで得点できなかった点は、次戦ではきっちり修正してくれるであろう。一方、Daigasは前半エリアマネジメントが良く18点の差をつけていただけに勝利で終わればより良かったが、個人の能力も高く、今後のリーグ戦を盛り上げてくれると期待します。


勝利チームインタビュー

中部電力
山森裕之 監督
(試合をふり返って)
前半は、Daigasのキックでエリアを取られました。また(中電も)セットプレーが上手くいかず、チームの弱い点が出ていたと思います。ただ後半は、そこをしっかり修正して、勝ち切ることができたのはありがたかったと思います。

(勝点が14になりましたが、順調な滑り出しでしょうか)
3週連続の試合でしたので、まずは(3戦を)しっかり勝ち切るを目標にしていたので、最低限はクリアしたと思います。また、大きな怪我もなく乗り切ることができました。

(次戦(10月16日)までに向けては)
3連戦の修正点をしっかり整理して準備したいと思いますが、まずは疲れが出ているのでそこをしっかり整備したいと思います。

三枝優介 ゲームキャプテン(4番LO)
(試合をふり返って)
前半は風下でしたが、風下だからこそやれることが出来なかった。特にセットプレーが不安定だったことが問題でした。後半はそれをリセットして、チーム全体でスピードを上げること、ディフェンスを上げる(プレッシャー)こととか、自分達でやれる事をやり切れた事が、勝ち切る事に繋がったと思います。

(次戦に向けて)
練習でやってきた事、コーチから言われている事を、見直してやり切るという事と、セットプレー特にラインアウトをきちんと見直したいと思います。


フォトギャラリー

■KRPU 新屋敷こずえ
写真の使用を希望される場合は下記のフォームより申請をお願いいたします。
※ただし、日本代表戦の写真の場合はすべて対象外となり、ご使用いただけません。
写真使用申請フォーム

過去の試合情報一覧はこちら