関西大学Aリーグ 第1節 京都産業大学 VS. 摂南大学
2015年9月27日(日) 12:00キックオフ グラウンド:東大阪市花園ラグビー場第1グラウンド 入場者数:3870人 天候:晴 | ||||
レフリー: 立川誠道 アシスタントレフリー: 真継丈友紀/船岡克広/大藪暢明 MOM:摂南大学 8セコナ・トプイ |
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京都産業大学 | 摂南大学 | |||
26 | FULL TIME | 34 | ||
7 | 前半 | 12 | ||
19 | 後半 | 22 | ||
詳細(PDF) |
マッチサマリー
ワールドカップ・イングランド大会、日本代表の歴史的勝利でラグビーに注目が高まる中、晴れ、微風の絶好のコンディションの中、東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドで関西大学Aリーグ開幕戦が京産大のKOで開始された。
序盤、京産大は幾度も先制のチャンスがあったが、摂南大の留学生を中心にしたハードタックルと低いタックルで得点出来ず。23分、ようやくゴール前5m右ラインアウトからの連続攻撃で、ゴール前5mポスト左ラックからSO前中良太がインゴール左へ巧みなゴロキック。左WTB松井匠が左隅で押さえてトライ、難しいGもFB森田慎也がポストに当てながらも決めて7-0と先制した。一方、摂南大は34分、自陣からフェイズを重ね京産大陣に前進しゴール前5m左ラインアウトからモールを押し込み、ゴール直前左中間ラックから右CTBトゥア・サミソニがもぐり込んでトライ、今日ゲームキャプテンSO徳田颯馬がGを決めて7-7と追いつく。38分、摂南大は相手パスミスで得たゴール前38m左中間スクラムからNo8セコナ・トプイがゴール前15m付近まで持ち込み左へパス。右WTB藤井雄大が左中間にトライし7-12と逆点して前半を終えた。
後半、開始2分、小さなミスを重ねる京産大に対し摂南大はフェイズを重ねゴール前10m中央ラックからSH吉住魁斗が左へパスしSO徳田が一直線に抜け出てポスト左へトライ。そのままゴールも決めて7-19とリードを広げた。
9分にもNo8セコナが左隅にトライ、SO徳田のGも決まり7-26と更にリードをひろげた。一方、京産大は18分、PKから得たゴール前10m右ラインアウトをモールで攻めHO中島裕樹が右中間にトライ、29分にもゴール前20m中央ラックから左に展開、右CTB下良好純が左隅にトライ、FB森田のGも決まって19-26と7点差に詰め寄るが34分、摂南大は再三好走のSO徳田がチャンスをつくりNo8トプイが左中間にトライ19-31と突き放す。諦めない京産大は36分、ゴール前15m右ラックから左へワイドに展開、㉑-②-⑮-⑧-⑦と繋ぎ右FL李智栄が回り込んでポスト中央にトライ、SO前中良太のGも決まって26-31とワントライ差に詰め寄る。しかし39分摂南大はSO徳田がゴール前20m右中間から貴重なDGを決めて逃げきった。
摂南大は留学生コンビに加えて、SO徳田が活躍、接点で前に出るプレーが良かった、次節も継続して戦って欲しい。京産大は要所でハンドリングエラーが出て得点出来なかった事を修正して次節に挑みたい。MOMは摂南大学No8セコナ・トプイが選ばれた。
(記事:鈴木博之、丸井康充 写真:林美菜子、野口美保)
監督&キャプテンコメント
摂南大学 河瀬泰治 総監督 前半は硬かったが、 初戦ということで仕方ない、しかし本来の力を出しきっていなかったし点を取られすぎた。 フェツアニ・ラウタイミが怪我で欠場したが13番トゥア・サミソニがよく頑張ってくれた。これで勢いに乗ってくれればと思う。
フォトギャラリー
2015年9月27日(日) 京都産業大学対摂南大学 ■撮影:林美菜子
2015年9月27日(日) 京都産業大学対摂南大学 ■撮影:野口美保