関西大学Aリーグ 第3節
2014年10月26日(日) 14:00キックオフ グラウンド:近鉄花園ラグビー場 入場者数:2930人 天候:晴れ/無風 | ||||
レフリー:新久飛鳥 (関西協会) アシスタントレフリー:岡田欣久 / 坂井雄亮 / 岸上耕一 |
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同志社大学 | 近畿大学 | |||
46 | FULL TIME | 38 | ||
25 | 前半 | 12 | ||
21 | 後半 | 26 | ||
詳細(PDF) |
◎マッチサマリー
前節まで2連勝と優勝候補に相応しい戦いぶりの同志社大学と、前年の上位校との対戦とはいえ2連敗と未だ本来の力を発揮できていない近畿大学との一戦。
先制したのは同志社大、5分、ゴール前5mペナルティーでスクラムを選択する。自慢のスクラムを押し、コラプシングの反則を誘いPKから速攻、④山田有樹が右中間に先制トライ、⑩垣内悠輔がゴールを決め7-0と先制。11分にもゴール前の相手ボールスクラムを押し込みターンオーバーし⑧末永昂太が左中間にトライ、12-0とする。序盤は、スクラムで圧倒した同志社大が開始10分強で2本を獲り、ワンサイドゲームになってしまうのかという展開であったが、そうはさせないと近畿大が動き出した。17分、ゴール前20m中央ラックから近畿大キャプテン⑨光井勇人が持ち前のスピードを活かし右サイドを抜け中央にトライ、⑫小林広人がゴールを決め12-7。その後すぐ19分には、⑨光井からパスをもらった⑫小林が強さを発揮し左中間にトライ、12-12とスコアを振り出しに戻す。
だが、同志社大も引き離す、22分にゴール前15m左ラインアウトからモールを押し込み、キャプテン⑦田淵慎理が抜け出し左中間にトライ。27分と41分には、⑩垣内がPGを決め25-12で前半を終える。
後半、最初に仕掛けたのは近畿大、ゴール前右中間ラックから①滝澤翔太が持ち出しトライ、25-17と8点差まで詰める。7分には同志社大⑭松井千士がトライ。9分には今度は近畿大⑭山崎圭介がトライ。20分には同志社大⑭松井が、23分には近畿大⑭山崎がそれぞれ連続トライを決めるといった展開で、獲ったら獲りかえすという目まぐるしい攻防が続き、その後も1本ずつトライを獲り、最終的なスコアは46-38の8点差。トライ数では両校6本でイーブン、PGを含めたゴールキックの差が明暗を分けた。MOMには、スクラムで強さを発揮した③才田智が選ばれた。
強力プロップ①北川賢吾と③才田を擁するスクラムで圧倒した同志社大。⑨光井のスードと⑫小林の強さを軸としたBKの展開力の近畿大。それぞれの強みを十分に魅せたゲームであった。今後の両校の更なる健闘に期待する。
(記事:高橋茂治 写真:長谷川昭男 広報担当:村島博)