10月15日(日) 第8節 近鉄 10-37 リコー

A55W6705トップリーグ2017-2018 第8節
近鉄  VS. リコー

2017年10月15日(日) 11:30キックオフ グラウンド:西京極
近鉄 リコー
10 FULL TIME 37
3 前半 20
7 後半 17
詳細
(TL公式)

会見レポート

近鉄ライナーズ
坪井章監督
本日は京都での開催にあたりまして、京都府協会の皆さん並びに関係者の皆さん、誠にありがとうございました。
しっかり良い準備をして臨んだ今日のゲームでしたが、結果はもうご存知のとおりです。敵陣深くに入ってもなかなかトライできずに、反対に簡単に(トライを)上げてしまう。それが全てかなと。ウィンドウマンス前にあと一戦あります。切り替えて良い準備をして臨みたいと思います。

森田尚希ゲームキャプテン
ウィンドウマンス前ラスト2試合。後半戦に勝ち越して入りたかったので、今日のリコー戦とNEC戦は是が非でも勝ちたい気持ちでした。すごく良い準備ができ、自信を持って試合に臨みましたが、相手も同じなんですが雨の試合で、私たちは対応できずにペナルティを犯し、前には進めるんですけどもミスで終わってしまいました。いい形は作れたんですけどもいい流れにすることはできませんでした。

ー スクラムはリコーも強化しているが、近鉄としてもプレッシャーをかけたかったのではないか
坪井監督
セットピースは、特に今日雨でスリッピーな状態で、ライナーズに有利に持っていきたかった。おっしゃるようにリコーさんのセットピースの改善がなされている。もっとプレッシャーをかけたかったのですが、この意見がここ数試合続いています。毎回しっかりフィードバックして改善し、残り試合で強いスクラムを見せていきたい。

ー 厳しい展開だったがチームで評価すべきところは
坪井監督
序盤はしっかり相手にプレッシャーを与えられた。トライに繋がらなかったが、キックチェイスを見せることができた。ただ、それが80分間続けることができませんでした。あとは、最後までひたむきにアタックできていたところは次につながると思います。

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リコーブラックラムズ
(武者ゲームキャプテンは治療のために欠席)
神鳥裕之監督
こういった環境の中でプレーをさせてもらえることに感謝しています。今日の試合は難しい天候の中でした。結果的に5ポイントという最低限の仕事ができたことに関しては、選手たちをたたえたいと思います。ただ取り切れるシチュエーションで取り切れないのは反省です。雨の中でエリアのとり方やキックは、前節のトヨタ自動車戦で学んできていると感じています。一試合一試合成長していきたいと思います。今日はどうもありがとうございました。

ー 雨は意識していなかったのか
神鳥監督
もともと我々は自陣であまりラグビーをせずに、キックで敵陣に入ってボールをキープしていくというプラン。雨だからどうということはありませんでした。トヨタ自動車戦の反省は、バックスリーの動きです。緊急性を持ってボールを動かすことであったり、ボールを地面へ落とさせないポジショニングであったりを一週間かけて練習してきました。選手が頑張ってくれたと思います。

ー 5ポイントで「最低限」とすれば、あとは何が足りないのか
取れる時に取れない、フィニッシュの部分です。2対1のシチュエーションで簡単なハンドリングエラーで取りきれませんでした。あとはラインアウト。前半、2度同じペナルティーをもらって3回目のラインアウトで簡単なエラーをしてしまった。もっとレベルの高いチームを目指していくのであれば、こういったミスのないチームにならなければいけません。

ー チームとして成長を感じているか
我々も成長実感があります。特にディフェンスではここ4試合で2つしか取られていません。セットプレーも以前に比べれば安定したスクラムを組めるようになってきた。まだまだトップと言われるチームと戦っていくには差を感じている。

ー 前節のトヨタ自動車戦で自信になったことは
特に近場のディフェンスです。大きなFWを相手にあの天候(大雨)で、トヨタ自動車さんがどちらかと言うと有利なシチュエーションでもフィジカルな面で戦うことができてました。あとは、モールのディフェンス。今日も再三近鉄さんにモールで攻められましたが、スコアさせませんでした。FWが強いと言われてる近鉄さんトヨタ自動車さんに対して太刀打ちできるようになってきたのは、大きな自信になっています。

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フォトギャラリー

撮影者:萩原康夫

撮影者:野口美保