11月29日(日) 大学選手権 東海・北陸−中国・四国 代表決定戦 朝日大学 71−6 IPU環太平洋大学

WS_L0502

第52回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 東海・北陸−中国・四国 代表決定戦 朝日大学 VS IPU環太平洋大学

2015年11月29日(日) 13:00キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場
レフリー:
アシスタントレフリー:
朝日大学 IPU環太平洋大学
71 FULL TIME 6
44 前半 6
27 後半 0

マッチサマリー

穏やかな、心地よささえ感じる天候に中、IPUのキックオフでゲームが開始した。早々に朝日大学が攻守ともに支配、あっという間に相手陣ゴール前に地域を進めるとボールを継続する。

WS_L0138

十分に防御の体制が整わないIPUに対し、最後はバックスに展開、長いパスを受け取った⑭古川が左中間に飛び込みトライ、朝日大学が幸先の良いスタートを切った。

対するIPUもSHからのハイパント攻撃で応酬。前半6分、ゴール中央でPGを得るとPGを選択し5-3と対抗した。

その後は攻守に渡って朝日大学が圧倒、前半8分に⑩工藤トライ、16分、19分には連続でPGを成功させ、16-3と引き離す。

さらにIPUの防御を完全に圧倒し、4トライを重ね、44-3と大会前の予想を大きく覆す展開となった。

WS_L0910

なんとか地域を進めたいIPUであったが、朝日大学の規律のとれた力強い防御を破ることができずに、終了間際の40分1PGを成功させることが精一杯で前半が終了した。

 後半になると、4分、さらにPGを成功させ、リードを広げる朝日大学に対し、ゲーム展開に対応してきたIPUの防御が機能し、ボールの継続が滞りがちになる朝日大学。

それでも⑧シオネを軸とするFWがセットプレー、ブレイクダウンでも圧倒、果敢に攻撃を仕掛けるIPUの攻撃を寸断、後半13分には自陣からの攻撃でBKが大きく前進、最後は⑪小野が左中間にトライ、52-6とした。

WS_L0345

必死で食い下がるIPUに対し、朝日大学は冷静なゲーム運びを見せる。後半22分には相手ゴール前から⑧シオネが力強く前進し中央にトライ(ゴール成功)、59-6とした。

その後は双方選手の消耗が激しくなる。朝日大学は効率良く選手を入れ替え後半36分、39分と2トライ(1ゴール)を獲得。71-6の完勝で大学選手権2ndステージへのチケットを獲得した。

(文責:早坂一成)

フォトギャラリー