12月5日(土) 第7節 同志社大学 13-10 天理大学

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関西大学Aリーグ 第7節 同志社大学 VS 天理大学

2015年12月5日(土) 12:00キックオフ グラウンド:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 入場者数:4820人 天候:晴れ
レフリー:松岡辰也 (日本協会A)
アシスタントレフリー:丸山智一/三井健太/岡本竜弥
MOM:同志社大学 12番 永富晨太郎
同志社大学 天理大学
13 FULL TIME 10
13 前半 0
0 後半 10
詳細
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マッチサマリー

最終節、関西大学の覇者を決する一戦。これまで5勝1敗の同志社大学と6戦全勝の天理大学の戦い。京都西京極球技場にて12時、天理のキックオフで開始した。

前半の立ち上がり、両チームともボールを良く動かし攻めるが、硬さもあり、お互いにプレッシャーも激しく、肝心なところでミスを犯し、攻撃権がころころ変わる展開が続く。スコアが動いたのは13分、天理陣22M左中間付近で同志社優位のスクラムで天理のコラプシングの反則を誘い、⑩渡邊夏燦がPGを成功、3-0と同志社が先制する。

その後、天理は相手と接近したところでパスし突破を図ろうと繰り返すが、同志社の前に出るディフェンスに阻まれる。一方の同志社もラインアウトが安定せず、なかなかリズムに乗れない。こうした中、27分に同志社が敵陣22M付近で10フェーズ目のラックから出たボールを⑨大越元気から⑩渡邊、⑫永富晨太郎と繋ぎ、対面をずらして突破、そのまま抜けて右中間にトライ、ゴールも決まり10-0とリードを広げる。

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同志社⑫永富のトライ。

37分には、天理ゴール前のラインオフサイドで得たPGを同志社⑩渡邊が決め13-0で前半を終える。

後半、早い時間帯で巻き返しを図りたいビハインドの天理であるが、なかなかスコアができない。やっと17分、敵陣10M付近のラックから⑨藤原恵太から⑬ジョシュア・ケレビとパスを繋ぎ、そのまま走り切って右中間にトライ、13-5とスコアを詰める。

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天理自慢のBK陣の核、⑬ケレビ。

24分には、両チーム激しい攻防が続き相当疲れが見える中、自陣10Mスクラムから⑧ファウルア・マキシが持ち出しオフロードで1年生⑭久保直人にパス、右ライン際を走り切りトライ、13-10と追い上げるが、スコアはそこまで、同志社が守り切り、8年ぶりの王者奪還で天王山を終えた。

マン・オブ・ザ・マッチには、同志社唯一の貴重なトライをあげた1年生⑫永富晨太郎が選ばれた。

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覇者を決するに相応しい死闘を繰り広げ、かつリーグを盛り上げてくれた両大学に敬意を表するとともに、関西の代表として大学選手権での躍進に期待したい。

監督&キャプテンコメント

同志社大学 山神孝志監督
8年ぶりの優勝ですが、関西での優勝がこんなに嬉しいものとは(自分の履歴書にはなかったので)思っていませんでした。もう初優勝と同じです。学生たちが苦しみながらここまでよく頑張ってくれました。今、段々と実感が湧いてきています。天理大さんとは、こんな(厳しい)ゲームになると思っていました。後半、少し後手に回ったが、最後までよく頑張ってくれました。勝ちたい(優勝したい)という想いがあったし、沢山の方々に応援していただける大舞台に立てたことを誇りに、しっかり戦ってくれた結果です。関西王者という資格をいただいたので、関東に対してもそれに相応しい戦い方をしていきたいと思っています。

同志社大学 才田智キャプテン
沢山の方々の応援のおかげで、この3点差という勝利があると思います。この8年は、同志社の歴史の中で本当に過酷で厳しい8年間でした。それを今日、断ち切ることができてよかったです。初戦に敗れはしたものの、全員が切り替えをしてくれて一戦一戦積み重ねてきました。大学選手権では、関西代表として目の前の一戦一戦で(力を)出し切りたいと思っています。ご声援、ありがとうございました。

フォトギャラリー

2015年12月5日(土) 同志社大学対天理大学 ■撮影:小巻真司

2015年12月5日(土) 同志社大学対天理大学 ■撮影:坂田勇三

2015年12月5日(土) 同志社大学対天理大学 ■撮影:近成卓哉

2015年12月5日(土) 同志社大学対天理大学 ■撮影:古田浩

2015年12月5日(土) 同志社大学対天理大学 ■撮影:渡辺隆夫