1月6日(月) 東京学芸大学vs西南学院大学 全国地区対抗大学大会 決勝

試合映像
メンバー表

第75回全国地区対抗大学大会 決勝
2025年01月06日 13:00 K.O.
パロマ瑞穂北陸上競技場
入場者数:人 天候:雨/微風
レフリー:下田紘朗
アシスタントレフリー:田舎片一司 / 錦賢太 / 水谷元紀
東京学芸大学 西南学院大学
24 FULL TIME 12
3 前半 0
21 後半 12
詳細(日本協会公式)

マッチレポート

2年ぶりの優勝を狙う東京学芸大学と、昨年度準優勝、本年度は雪辱を果たしたい西南学院大学との決勝戦は、小雨がちらつき底冷えのコンディションの中、東京学芸大学のキックオフでゲームがスタート。

キックオフのボールに西南学院大学は積極的に働きかけられず、東京学芸大学が相手陣スクラムから攻撃開始する。

西南学院大学は冷静にボールを奪い返し、中盤の攻防となる。双方、様子を伺いながらゲームが進み、東京学芸大学がチャンスを作るがボールが繋がらない。

本格的な降雨となり、双方のハンドリングエラー続き中盤でのスクラムでの攻防が続く。東京学芸大学がビックゲインしチャンスを作り、相手陣での攻撃を継続すると、西南学院大学のペナルティーが重なる。

この膠着状態を打破するべく、東京学芸大学はショット選択、前半15分、⑭竹内大翔が蹴り抜き3-0と先制する。

対する西南学院大学は、キックでの前進を試みるが、東京学芸大学もロングキックで対抗しゲームは動かない。さらに雨脚は増し、双方思い通りのゲームプランが進まない我慢の展開が続く。

均衡を破るべく西南学院大学は、縦の攻撃を重ねるが東京学芸大学は堅守で対抗、地域を押し戻す。

前半30分を過ぎ、相手陣中央でペナルティーを得た西南学院大学は速攻でトライを狙うも、東京学芸大学がボールを奪い返し中盤での攻防に戻る。

その後も西南学院大学は縦の攻撃を繰り返すが得点には至らず、両チーム我慢の前半が終了した。

地域が入れ替わった後半、西南学院大学のリスタートキックを東京学芸大学は不安定ながらも確保、西南学院大学の勢いを受け止める。

攻撃のチャンスを伺う東京学芸大学は、相手陣に地域を進め、スクラムから圧力をかけ相手陣ゴール前に地域を進める。

後半8分、ラインアウトからのルースボールに③宮崎怜嗣が素早く反応しキャッチ、そのまま右中間に飛び込みトライ、コンバージョンも成功し10-0とリードを広げる。

対する西南学院大学は中盤の連続攻撃を継続するが、東京学芸大学の防御は崩れず、東京学芸大学はボールを奪い返す。

さらに東京学芸大学はスクラムでも優位に立ち、ゲームの主導権を握る。

そのスクラムからペナルティーを得ると、後半15分、ラインアウトからの攻撃から⑬片岡正太が中央に飛び込みトライ、コンバージョンも成功し17-0とする。

勢いに乗った東京学芸大学は、後半20分、中盤スクラムからBKがボールを動かし、⑤吉成悠斗が絶妙のサポートで中央にトライ、24-0と突き放す。

悪い流れを断ち切りたい西南学院大学は、後半26分、ペナルティーからライアウトモールで前進、FWが攻撃を重ね、①伊藤大貴が中央にトライ、コンバージョンも成功し7-24と追撃を開始する。

冷静に防御に応じる東京学芸大学に対し、西南学院大学は一瞬空いたスペースを見逃さずゴール前へ地域を進める。

後半36分、1本目のトライ同様、ラインアウトから攻撃を重ね、②堀之内太陽が右中間にトライ、12-24とする。

勢いを維持したい西南学院大学であるが、痛恨のレッドカードでプレーヤーを1名失う。最後は東京学芸大学が、西南学院大学の自陣からの攻撃を守り切りノーサイド。

2年ぶり5回目の優勝を遂げた。

(文責 品野いっせい)


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■清水良枝

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