4月16日(日) 立命館大学14-34摂南大学 サンコーインダストリー Presents 2023関西セブンズフェスティバル
レフリー:
アシスタントレフリー: / /
立命館大学 | 摂南大学 | |||
14 | FULL TIME | 34 | ||
14 | 前半 | 14 | ||
0 | 後半 | 20 | ||
▶摂南大学 10大津直人
メンバー表(48時間前)
マッチサマリー
大学の部の決勝戦は過去一度も決勝戦で戦ったことのない両チームの戦いとなった。
立命大10番森のキックで試合開始。
1分、摂南大が連続して攻め込み、最後は23番木田がタックルをかわし中央に先制トライ、GKも10番大津が成功。0-7
4分、立命大が敵陣22m左中間から攻め、最後は9番北村が中央にトライ、GKも10番森が成功。7-7
6分、摂南大が中央から9番三田村が走り切り中央にトライ、GKも10番大津が成功。7-14
7分、今度は立命大が自陣から攻め13番江川が左中間にトライ、難しい角度からのGKも10番森が成功。14-14
同点として前半が終了。
摂南大のキックで後半開始。
2分、摂南大がフェーズを重ね最後は12番前薗が右中間にトライ、GK不成功14-19
3分、再び摂南大が3番ヴェティ・トゥポウの個人技で左中間にトライ、GK不成功14-24
4分、摂南大がキックから攻め、立命大のキック処理ミスをつき1番河野が左中間にトライ、GK不成功。14-29
5分、摂南大の23番木田が走り切り右隅にトライ、GK不成功。14-34
最後まで攻め続けたい立命大だが摂南大の守りを崩せずノーサイド。
摂南大が34-14とし関西セブンズフェスティバルで初優勝を果たした。
MVPは摂南大学10番大津直人選手が選ばれた。
(文責:玉川育夫)
会見レポート
立命館大学
鬼束竜太 ヘッドコーチ
決勝トーナメント進出が大前提でしたので、留学生のいる3チームに何としても勝ちたいと思っていた。京都産業大学さんに勝ったのは自信にはなった。それがまぐれでなく最後(摂南大学に)は勝って終わりたかったが、そこは非常に残念です。12人全員留学生なしでここまで戦えたことは自信になったと思うし、今日のメンバーの半分くらいは、昨年BとかCチームにいた選手であまり経験のない選手が活躍してくれ、今後の15人制に向けて自信をつけた選手が何人かおり、すごいプラスになった。来週から練習試合も入ってくるので、秋に向けてレベルアップをしていきたいと思っています。
森駿太 キャプテン
決勝戦で勝ちきれなかったことが反省です。これから春シーズン・夏と徹底して秋のシーズンに臨んでいけたらと思っています。今年の立命館は強いので注目してほしいと思います。
・決勝戦の敗因は?
森キャプテン
自分が最初のキックオフでミスしてしまい、セブンズはキックオフがカギを握っているのでその部分で負けていた。接点の部分では留学生相手にビビらずに勝負できていた、そこは評価できると思っています。
摂南大学
瀬川智弘 監督
摂南大学ラグビー部としてセブンズのタイトルを獲れたということは、ものすごく大きな成功体験になるのではと思っています。この大会に向けての練習に始まって、初戦の同志社戦、その後のゲームを続けっていくごとに良くなっていると思いました。良くなったというのはラグビー云々というよりもコミュニケーションであったり、一人一人の役割を明確にして何かをやり切ろうとする、そういう意識が凄く変わってきたと感じることができました。その結果、優勝することができたということは、自信にもなるし、まだ、始まったばかりだが、この勢いを15人制に繋げていきながら夏・秋へと成長できるように頑張りたいと思います。
三田村裕城 ゲームキャプテン
僕の中では、春のセブンズと春15人制(トーナメント)と秋(リーグ戦)の三冠があると思って、今まで摂南は「勝(カチ)の文化」がなくて、昨年から(その文化を)造っていこうと言っていたので、(本日のセブンズで)それを実感できました。ここまでの道のりは簡単なものではなく、しんどい練習を何度もこなしてきてここまで来ました。ここで終わりではないので、15人制でも頑張っていきたいと思います。
トゥポウ・ヴェティ 選手
今日は、みんなが頑張りましたから勝てました。
・メンバー構成の考え方は?
瀬川監督
セブンズは、まず7人の役割を明確にすることから(ボールをキャリーする人、ゲームをコントロールする人、走り切る人という形で、その役割を明確にする。)、その役割の中で、走れる人、タックルをする人が一番キーになり、それをクリアした中で、あとはそれぞれのポジションに応じた選手を起用することだと思っています。(今日は)その起用に選手全員が応えてくれたと感じています。
(文責:髙橋茂治)
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