12月4日(土) 同志社大学 vs 天理大学
メンバー表 | マッチレポート | フォトギャラリー |
レフリー:久保 修平(日本協会)
アシスタントレフリー:船岡 克広(関西協会) / 勝木 龍樹(関西協会) / 土田 豊(関西協会)
同志社大学 | 天理大学 | |||
25 | FULL TIME | 27 | ||
15 | 前半 | 10 | ||
10 | 後半 | 17 | ||
詳細(PDF) |
同志社大学 | ||||||
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HC | 伊藤 紀晶 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 山本 敦輝 | 2 | 177 | 105 | 菫中→常翔学園 |
2 | HO | 西濱 悠太 | 2 | 177 | 92 | 岡山ジュニアRS→東福岡 |
3 | PR | 李 優河 | 3 | 180 | 114 | 東大阪朝鮮中→大阪朝鮮 |
4 | LO | 依藤 隆史 | 4 | 180 | 94 | 中鶴少年ラグビークラブ→東筑 |
⑤ | LO | 南 光希 | 4 | 182 | 102 | 桃谷中→東海大大阪仰星 |
6 | FL | 梁本 旺義 | 3 | 180 | 90 | 東生野中→常翔学園 |
7 | FL | 小島 雅登 | 3 | 175 | 82 | シャルマン→東福岡 |
8 | NO.8 | 木原 音弥 | 4 | 184 | 93 | つくしヤングラガーズ→東福岡 |
9 | SH | 田村 魁世 | 4 | 171 | 75 | 横浜RS→桐蔭学園 |
10 | SO | 嘉納 一千 | 2 | 176 | 79 | 大池中→大阪桐蔭 |
11 | WTB | 和田 悠一郎 | 4 | 176 | 85 | 河合第二中→東海大大阪仰星 |
12 | CTB | 岡野 喬吾 | 2 | 183 | 95 | 大正北中→常翔学園 |
13 | CTB | 稲吉 渓太 | 4 | 174 | 85 | りんどうヤングラガーズ→東福岡 |
14 | WTB | 大森 広太郎 | 3 | 181 | 89 | 茗溪学園中→茗溪学園 |
15 | FB | 山口 楓斗 | 4 | 167 | 76 | 玄海Jr.ラグビークラブ→東海大福岡 |
16 | Re. | 谷本 卯楽 | 4 | 165 | 89 | 同志社中→同志社 |
17 | Re. | 杉山 左門 | 3 | 175 | 103 | 同志社香里中→同志社香里 |
18 | Re. | 西口 聖一郎 | 4 | 179 | 107 | 同志社中→同志社 |
19 | Re. | 小菅 由一郎 | 4 | 185 | 100 | 伏見中→京都成章 |
20 | Re. | 久保 太陽 | 1 | 183 | 95 | 吹田RS→報徳学園 |
21 | Re. | 新和田 錬 | 3 | 171 | 73 | 伊丹RS→尾道 |
22 | Re. | 市川 亮太 | 2 | 178 | 85 | 蹉跎中→東海大大阪仰星 |
23 | Re. | 芦塚 仁 | 2 | 178 | 89 | 上宮中→大阪桐蔭 |
天理大学 | ||||||
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監督 | 小松 節夫 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 髙橋 虎太郎 | 4 | 177 | 110 | 報徳学園中→報徳学園 |
② | HO | 佐藤 康 | 4 | 168 | 96 | ニシカンJrRC→天理 |
3 | PR | 金山 忠次 | 3 | 180 | 107 | 天理中→天理 |
4 | LO | 亀沖 泰輝 | 4 | 184 | 100 | 尼崎RS→市立尼崎 |
5 | LO | ナイバルワガセタ | 3 | 188 | 98 | 将軍野中→秋田工業 |
6 | FL | 鄭 兆毅 | 2 | 185 | 102 | 正徳中→竹園 |
7 | FL | 服部 航大 | 4 | 177 | 98 | 小阪中→天理 |
8 | NO.8 | 山村 勝悟 | 3 | 178 | 100 | 長瀬中→天理 |
9 | SH | 北條 拓郎 | 2 | 172 | 77 | 南信州JrRS→天理 |
10 | SO | 福本 優斗 | 2 | 171 | 80 | 上宮太子中→上宮太子 |
11 | WTB | ナイバルワガ トマシ | 1 | 177 | 85 | 将軍野中→秋田工業 |
12 | CTB | 高部 勇 | 4 | 168 | 82 | 加古川RS→天理 |
13 | CTB | マナセ・ハビリ | 2 | 175 | 97 | トゥポウカレッジ→高知中央 |
14 | WTB | アントニオ・トゥイアキ | 3 | 187 | 98 | ロトルア |
15 | FB | 江本 洸志 | 4 | 173 | 79 | 大池中→日本航空石川 |
16 | Re. | 谷口 永遠 | 3 | 173 | 100 | 大池中→関大北陽 |
17 | Re. | 富田 凌仁 | 2 | 170 | 100 | 若狭東 |
18 | Re. | 松野 楓舞 | 1 | 167 | 100 | 松山聖陵 |
19 | Re. | アシペリ・モアラ | 4 | 185 | 112 | トンガカレッジ→日本航空石川 |
20 | Re. | 永井 響 | 4 | 181 | 95 | 勝山中→天理 |
21 | Re. | 高岸 尚正 | 2 | 168 | 74 | 城東中→常翔学園 |
22 | Re. | 筒口 允之 | 1 | 169 | 75 | 長崎RS→長崎南山 |
23 | Re. | 奥田 北斗 | 2 | 168 | 78 | 桐生RSシルクス→桐生第一 |
マッチレポート
2021ムロオ関西大学Aリーグ最終節は晴れ、弱風のたけびしスタジアム京都で開催された。
第二試合は、同志社大学VS天理大学が対戦。
同志社大は勝点21、天理大は勝点20と共に4勝2敗で最終節を迎える、共に関西制覇を目指したが力及ばず3位を争う戦いとなった。
風下から攻める同志社大SO嘉納一千のキックで試合開始。
先制したのは同志社大、開始4分に敵陣13m右中間のペナルティからショットを選択し、SO嘉納が成功し、3-0。
同志社大も天理大もお互いに攻め込むが得点に結びつけることが出来ず
23分、チャンスが訪れたのは天理大、23分に敵陣ゴール前13m中央のペナルティからショットを選択し、SO福本優斗が成功、3-3。
29分、天理大が敵陣左ゴール前ラインアウトからモールを形成し、HOキャプテン佐藤康が左中間にトライ、GKも難しい角度からSO福本が成功、3-10と逆転。
逆転を許した同志社大は35分、自陣22mライン中央からSO嘉納からパスを受けたFB山口楓斗が走り込み、パスを受けたWTB和田悠一郎が左中間センターラインからタッチライン沿いを走り込みゴールポスト下にトライ、GKもSO嘉納が成功し、10-10。
35分に再び同志社大がセンターラインから攻める天理大のハンブルしたボールをNO8木原音弥が取り、パスを受けたWTB和田が再び走り込み左中間にトライ、GKは不成功、15-10。前半は同志社大が15-10とリードして終了。
後半は天理大SO福本のキックで試合開始。
2分に天理大が、敵陣左ゴール前5mラインアウトからモールで攻め続け最後はHO佐藤が左中間に潜り込みトライ、GKもSO福本が成功し、15-17と逆転。
6分に今度は同志社大が敵陣22m左中間のペナルティからショットを選択SO嘉納が成功し18-17と再逆転。
13分に同志社大がペナルティトライで25-17とリードを広げる。
ペナルティで人数の少ない時間帯を耐えた天理大は34分に敵陣左ゴール前15mラインアウトから右に展開し、CTBマナセ・ハビリが相手のデフェンスを振り切り右中間にトライ、GKもSO福本が成功、25-24と追い上げる。
ロスタイムで最後のチャンスが訪れた天理大は敵陣ゴール前22m左中間のペナルティからショットを選択し、SO福本が成功、25-27と天理大が逆転してノーサイド。
お互の特長である動かすラグビーで4,500人弱の観客を喜ばす好ゲームだった。
両校共、全国大学ラグビー選手権の出場が決まっており、関西のラグビーファンを喜ばす試合を期待したい。
POMには逆転のペナルティキックを成功させた天理大学SO10番、福本優斗が選ばれた。
会見レポート
同志社大学
伊藤紀昌 HC
今日の試合は、内容的には悪くなかった(しっかりディフェンスもできていたし、アタックもやりたいようなことができていた)と思っています。ただ、ちょっとしたミス(コミュニケーション不足からのノックオンやタッチキックを蹴らないといけない場面でのノータッチとか)からチャンスを潰してしまった。選手権になるとそうしたミスが命取りになるので、これから精度を上げて臨みたいと思っています。
南光希 キャプテン
負けてしまいましたが、全体的には自分たちの強みの部分(特にデイフェンス)が強い相手にでも通用するというところは収穫だと思っています。あと、80分間の中でミスや気の緩みが出てしまう、そういうことでは競ったゲームには勝てないので、こうしたところは直していきたいと思っています。
Q.リーグ戦を総括しての課題と選手権へ向けてのポイントは?
南 キャプテン
特に京産大戦で自分たちの強みであるデイフェンスとブレークダウンで受けてしまってうまくいかなかった。そこを修正して、今日はそれらを出せたのだが、やはり、課題は、競った試合(負けた3戦)で自分たちの強みが出し切れなかったところ。選手権では楽なゲームはないと思うので、そこを修正して臨みたいと思います。
天理大学
小松節夫 監督
今日は3・4位決定戦ですが、どちらにしても選手権に行けることは決まっていたが、とにかく1つでも順位を上げて良い形で臨めるように戦いました。同志社大学さんには春も負けているし、チャレンジャーとして頑張ろうと選手を送り出した。試合の中では(スコアを)離される場面もあったが、しっかり我慢してついていって、最後はPGを決めてくれた。選手権に向けても弾みがついたと思っています。
佐藤康 キャプテン
試合前から自分たちはチャレンジャーだとずっと言っていて、その意識で(試合が)できたのかなと思います。タックルの質など悪い部分もあったが、接戦をものにできたことは良かった。反省を踏まえて選手権に臨みたいと思います。
Q.SO福本選手を起用した意図と今日の戦い方の感想は?
小松 監督
練習で凄く調子が良かったので(もちろんチームとして調子が良く絶対に試合に出たいと頑張っている選手を使おうと練習はセレクションという形でやっていてその中で結果を出していたので)、経験を積ませるという期待も込めて使いました。最後、ああいう形でPG(の機会)が回ってきて(緊張もしていたと思うが)決めてくれた。彼にとっても良い経験になったし、チームにとっても(選手権に向けて)勢いを与えてくれました。
福本優斗 選手
前半、自分たちのミスから失点に繋げてしまって、そこを後半に巻き返そうと(ハーフタイムに)話をして、最後にああいう形で(緊張していたがPGを決めることができて)チームの勝利に貢献できて良かったと思っています。
Q.逆転PGの感想と選手権に向けては?
福本 選手
蹴る前は緊張したが、ここで自分が決めるという強い気持ちがあって、自信もあったし、決まって良かったと思っています。
選手権に向けては、(昨年優勝しているし、沢山の期待もあると思うし)チーム一丸となって連覇に向けて努力していきたいと思っています。
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