12月4日(土) 京都産業大学 vs 関西学院大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

2021ムロオ関西大学Aリーグ 第7節
2021年12月04日 11:45 K.O.
入場者数:3424人 天候:晴れ/微風
レフリー:山本 篤志(日本協会)
アシスタントレフリー:八木 聖也(日本協会) / 長谷川 雄亮(関西協会) / 小島 光明(関西協会)
京都産業大学 関西学院大学
33 FULL TIME 5
7 前半 5
26 後半 0
詳細(PDF)

メンバー表(48時間前)

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京都産業大学
HC廣瀬 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR木村 圭汰4173110筑紫台
2HO梅基 天翔417196WILD BANDITS→高岡第一
PR平野 叶翔4180110四日市Jr.RFC→西陵
4LOフナキ・ソロモネ1186115トンガカレッジ→目黒学院
5LOアサエリ・ラウシー3188116トンガカレッジ→日本航空石川
6FL福西 隼杜3178100伊丹RS→報徳学園
7FL三木 皓正217395西陵中→京都成章
8NO.8藤井 颯417587修学院中→京都成章
9SH廣田 瞬416571天理西→天理
10SO西仲 隼317281瑞光中→近大付属
11WTB松岡 大河217076茨田北中→東福岡
12CTBジェイミー・ヴァカラヒ4177100トンガカレッジ→日体大荏原
13CTB堀田 礼恩417788京都成章
14WTB船曳 涼太218085神戸Jr.RFC→神戸科学技術
15FB竹下 拓己318088Charmants RFC → 東福岡
16Re.桝屋 直杜4174100常翔啓光学園中→常翔啓光学園
17Re.野村 三四郎3176103高杉中→西陵
18Re.杉本 祐太4174110樟葉中→常翔啓光学園
19Re.井上 康晴217895河合第二中→興國
20Re.ヴェア・タモエフォラウ2186129オネハンガハイスクール→札幌山の手
21Re.土永 旭117064西陵中→光泉カトリック
22Re.辻野 隼大117783長吉西中→京都成章
23Re.北田 駆317685緑中→常翔学園
関西学院大学
監督小樋山 樹
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR坂野 龍太郎4174106宝塚RS→関西学院
2HO山田 哲平316698東海大学附属仰星高等学校中→東海大大阪仰星
3PR安達 朋樹2165103吹田RS→大阪桐蔭
4LO入江 元気3182102八幡
5LO藤井 崇弘118298堺RS→石見智翠館
6FL兪 瑛士217088兵庫県RS→関西学院
FL魚谷 勇波416885勝山中→東海大仰星
8NO.8松田 進太郎417598瀬田北中→京都成章
9SH橋詰 学416976天理中学校→天理
10SO齊藤 綜馬217081関西学院中→関西学院
11WTB加藤 匠朗217388関西学院中→関西学院
12CTB松本 壮馬117387宇摩RS→石見智翠館
13CTB塩谷 大稀417588箕面RS→京都成章
14WTB後藤 多輝416875伊丹RS→報徳学園
15FB泉谷 尚輝217774河合第二中→東海大大阪仰星
16Re.平生 翔大1173103関西学院中→関西学院
17Re.浅井 海翔3168109蹉跎中→東海大大阪仰星
18Re.齊藤 遼太4183112関西学院中→関西学院
19Re.野矢 健太郎2178104豊中RS→石見智翠館
20Re.稲垣 直希117892帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館
21Re.坂原 春光316373蹉跎中→東海大大阪仰星
22Re.石山 夏祈418087東生野中→東海大仰星
23Re.中山 幹太416979吹田RS→千里

マッチレポート

23年ぶりの優勝に王手をかけた京都産業大学、今季6敗と未だ勝星のない関西学院大学はシーズン最終戦で何とか白星をあげ来シーズンにつなげていきたい。

注目の一戦は、たけびしスタジアム京都で京産大のキックオフで始まった。

序盤は関学大の体を張ったデフェンスに京産大はなかなか自分たちのラグビーをさせてもらえない。ようやく14分にゴール前ラックから4番フナキ・ソロモネが持ち込んでトライ、15番竹下拓己のゴールも決まり7-0と先制する。

一方の関学大は京産陣に度々攻め込むがノットリリースの反則でチャンスを逃してしまうが、44分に京産陣22mラインアウトから左へ展開し11番加藤匠朗が左中間にトライ7-5と食い下がって前半を終える。

後半も関学大の鋭く前へ出るデフェンスに京産大はなかなかチャンスを作れないなか、12分に相手陣でのスクラムから強烈にプレッシャーをかけ左へ展開し14番船曳涼太が中央へトライ、ゴールもきまり14-5とした。

その後は徐々に京産大ペースとなり29分には5番アサエリ・ラウシーがゴール前ラックから持ち込んでトライ、35分には13番堀田礼恩、39分には20番ヴェア・タモエフォラウがやはりゴール前ラックから持ち込んでトライをあげ地力の差を見せ33-5で関学大を突き放し見事に23年ぶりの優勝を勝ち取った。

POMは京産大3番平野叶翔が選ばれた。

廣瀬佳司新監督になり、また8月には新型コロナの影響で1ヶ月の休止と環境が大きく変わる中で迎えたシーズンでフィジカル面は言うに及ばず、メンタル面で安定した力を発揮した京産大の学生を称えたい。一方の関学大は魚谷勇波キャプテンをはじめ80分間体を張り続けて京産大を苦しめた、「ひたむきさ」では京産大を上回っていたように思われた、シーズン最終節ふさわしい試合であった。

会見レポート

関西学院大学
小樋山 樹監督
本日も公式戦を開催いただきましてありがとうございました。
(試合は)先制点が欲しかった場面でなかなか取り切れなかった事が、試合を通してみると痛かったと思います。しかし、選手が80分間諦めることなく体を張り続けてくれたことは誇りに感じています。

魚谷 勇波キャプテン
本日はありがとうございました。最初から体を当てていこうと話していましたが、その部分は、特にディフェンスでは出来ていたと思います。しかしアタックの部分で取り切らなければいけない場面で取り切れないところが(勝敗では)痛い部分でした。

Q.京産のディフェンスについての印象は
魚谷キャプテン
関学の選手が先に倒れてしまって、そこに京産の選手が立ってドライブしてきたところに圧力を感じました。接点でしつこく絡んできたところも素晴らしいプレーだと感じました。

Q.次週、入替戦(大阪体育大学戦)に向けての収穫は
魚谷キャプテン
体を当てるという事を達成できたことです。京産さんはFWの強いチームで、そこに対して接点で、特にディフェンスで負けなかった事は次の試合への収穫だと思います。

Q.前半は流れを掴んでいたが、その要因は
魚谷キャプテン
同志社戦では気持ちの部分、体を当てていくという部分で負けてしまって、大量点を取られてしまった事を反省して、(2週間)その部分を徹底して来て、今日それを出来た事が結果につながったと思います。

Q.苦しいシーズンになったが、(今日の)最終節に向けて、チームで何を話して、どのようなメンタルで臨んだのか
魚谷キャプテン
同志社戦でふがいない試合をしても応援してくださる方はいらっしゃって、その方々に愛され、応援して良かったと思われるプレーをしようと、原点に返って自分達で誇りを持てるプレーをしようと、関学で良かったと思えるチームを目指そうと、4年生だけでなく全員で話をしてきました。結果は負けてしましましたが、次の試合(入替戦)は絶対に勝たないといけないので、勝つという事にこだわって、(1週間)やっていきたいと思います。


京都産業大学
廣瀬 佳司監督
協会関係者、関学関係者の皆様、今日はありがとうございました。
今日はマインドセットが非常に難しい試合でした。関学さんの厳しいプレッシャーに受けてしまって、前半はなかなかリズムに乗れませんでした。後半はしっかりと立て直して勝ち切ってくれた事は、学性達が本当に良くやってくれたと思います。
23年ぶりに優勝出来ましたことを、関係者の皆様に感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました。

平野 叶翔キャプテン
気合が入ってなかったわけではありませんでしたが、天理戦、同志社戦のようなマインドセットではなかったかなと思います。(前半は)関学さんのプレッシャーに自分達のラグビーが出来ませんでしたが、ハーフタイムでしっかり修正して後半は京産らしい戦いが出来たので、これを活かして、大学選手権も頑張っていきたいと思います。

Q.ハーフタイムでどんな事を話したか
平野キャプテン
練習でやってきていない事を前半はやってしまっていたので、(後半は)やってきた事をやりつくそう、京産らしいラグビーをしようと伝えました。

Q.具体的には
平野キャプテン
ボールキャリアへのサポートの部分やペナルティが多かった点など自分達のラグビーが出来ず、関学さんに流れを持って行かれていた事を修正しようと。

Q.ブレークダウンで前半はピンチを何回も凌いでいたが手応えはあったか
平野キャプテン
フィジカル、ブレークダウンの練習にしっかりと時間を割いてきたので、やってきた事をやりきれば守れるという手応えはありました。

Q.前半は優勝を意識して硬くなった?
平野キャプテン
意識的にはなかったのですが、自分たちにとっては(優勝は)初めてだったので、無意識の部分で隙きがどこかにあったかもわかりません。

Q.23年ぶりの優勝について喜びの声を聞かせてほしい
平野キャプテン
京産の伝統の中でたまたま自分達が良い結果を出させていただいたという事で、OBを含め京産として勝ったというところが嬉しいです。

Q.(監督へ)23年ぶりの優勝についてもう少し思いを聞かせてほしい
廣瀬監督
23年ぶりと知ったのは監督になってからで、長くかかったんだなあ、と言うのが本音です。今年はチャンスだったので、そこでしっかりと勝ち切ってくれた学生達に感謝したいと思います。また、ここまでしっかりと支えてくださった大学関係者、ラグビー部に携わっていただいた方々に、良い報告ができたと感謝しています。

Q.大学選手権にむけて意気込みを聞かせてほしい
平野キャプテン
関東のチームにも京産らしいラグビーが出来るように、しっかりと準備をしたいと思います。

Q.花園ではなく熊谷、秩父宮と戦っていくことになるがその点はどうか
平野キャプテン
その部分は(自分達には)どうすることも出来ないので、ただしっかりと準備をするだけです。


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■KRPU 萩原康夫

■KRPU 渡辺隆夫
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