9月19日(日) 立命館大学 vs 関西学院大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

2021ムロオ関西大学Aリーグ 第1節
2021年09月19日 11:45 K.O.
入場者数:0人 天候:くもり/微風
レフリー:船岡 克広(関西協会)
アシスタントレフリー:小出 兼司(関西協会) / 真鍋 翔太(関西協会) / 小原 淳一(関西協会)
立命館大学 関西学院大学
43 FULL TIME 24
22 前半 10
21 後半 14
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶立命館大学 10江良楓

メンバー表(48時間前)

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立命館大学
HC鬼束 竜太
Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR百地 龍之介4175103東海大仰星中→東海大仰星
2HO中川 魁316592小坂中→大阪桐蔭
3PR金井 慎太郎4173105佐野日大
4LO阿部 孔哉418198高崎RC→東農第二
5LO宮城 雄真2186100瀬田北中→京都成章
6FL小島 良介418291西陵中→洛北
7FL伏見 拓翔317695川崎市RS→報徳学園
8NO.8宮下 大輝418198尼崎RS→報徳学園
9SH北村 瞬太郎216873横浜RS→國學院栃木
10SO江良 楓417282枚岡中→大阪桐蔭
11WTB安井 拓馬317783藤森中→東海大大阪仰星
12CTB森 駿太217182かしいヤングラガーズ→東福岡
CTB木田 晴斗417689関西大倉中→関西大倉
14WTB藤井 健太郎417888洛南中→伏見工業
15FB吉本 匠希218383文の里中→常翔学園
16Re.横尾 太一417295交野第一中→東海大仰星
17Re.前川 和輝216998亀岡中→天理
18Re.藤野 翼3174105横須賀市RS→関東学院六浦
19Re.堀田 雄志郎317896志賀中→中部大春日丘
20Re.本郷 正人117793春日井RS→中部大春日丘
21Re.諸井 琉哉316674千歳中→流経大柏
22Re.宮嵜 隼人317284明石JRC→報徳学園
23Re.間瀬 陽紀317377熊谷東中→深谷
関西学院大学
監督小樋山 樹
Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR坂野 龍太郎4174106宝塚RS→関西学院
2HO山田 哲平316699東海大仰星高校中等部→東海大大阪仰星
3PR齊藤 遼太4183112関西学院中学部→関西学院
4LO入江 元気3182101八幡
5LO野矢 健太郎2178104豊中RS→石見智翠館
6FL稲垣 直希117892帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館
FL魚谷 勇波416886勝山中→東海大仰星
8NO.8松田 進太郎417599瀬田北中→京都成章
9SH橋詰 学416977天理中→天理
10SO坂原 春光316377蹉跎中→東海大大阪仰星
11WTB加藤 匠朗217389関西学院中学部→関西学院
12CTB松本 壮馬117387宇摩RS→石見智翠館
13CTB川村 祐太118192北海道バーバリアンズJr→関西学院
14WTB奥平 湧418793三田ラグビークラブジュニア→尾道
15FB奥谷 友規416771伏見中→京都成章
16Re.平生 翔大1173103関西学院中学部→関西学院
17Re.浅井 海翔3168109蹉跎中→東海大大阪仰星
18Re.安達 朋樹2165107吹田RS→大阪桐蔭
19Re.藤井 崇弘118298境RS→石見智翠館
20Re.河村 レイジ318495小阪中→大阪桐蔭
21Re.牟田 陸人316472兵庫県RS→関西学院
22Re.齊藤 綜馬217081関西学院中学部→関西学院
23Re.塩谷 大稀417589箕面RS→京都成章

マッチレポート

今年度の関西大学Aリーグが18日に開幕。三重国体が中止になり、それにともなって各地のブロック大会も中止を余儀なくされた。大学リーグも開催が懸念されたが、「無観客」ということではあったが、関係者の努力で熱戦の火ぶたが切られることになった。

大阪での開幕戦2試合は、曇り空の蒸し暑い天候の下、大阪市東住吉区のヤンマースタジアムで行われた。第1試合は、昨年度4位に甘んじた関西学院大学と同じく不本意な5位に終わった立命館大学の対戦。ともに初戦に勝利して、いい流れで今後を戦いたいところ。

午前11時45分、立命館のキックオフで開始された。関学はいきなりの3分、相手陣22mライン中央での相手ノットロールアウエイの反則で得たペナルティーでショットを選択。FB⑮奥谷友則が確実に決めて先制した。しかし関学が先行したのはここだけ。以後は立命館の後塵を拝す苦しい展開になってしまった。

立命館は相手G前10m左のラインアウトからモールを押し込み、最後はNo8⑧宮下大輝が左隅に押さえて逆転に成功。以後、22分にG前からラックサイドを突いたSH⑨北村瞬太郎が、33分にSO⑩江良楓からの絶妙のキックパスを受けたWTB⑭藤井健太郎が、それぞれ中央にトライを奪うなど、前半を22-10で終えた。

後半に入って20分近くこう着状態が続いた後、立命館は相手G前10m右ラインアウトでターンオーバー。左に展開してWTB⑪安井拓馬が左中間に押さえた。更に28分にSO⑩江良楓、33分にFB⑮吉本匠稀に(29分)替わった㉓間瀬陽紀がトライした。関学も31分、LO④入江元気に(22分)替わった⑲藤井崇弘がトライを奪い、衆力近くの36分にFB⑮奥谷友則もトライしたが及ばなかった。

お互い、随所に好ディフェンスをみせたものの、緊張からか「初戦の固さ」が見られた。ハンドリング、パス、キック処理、ラインアウト、ブレイクダウンでミスがあり、自分たちのペースをつかめない印象だった。そしてミスが直接、間接に失点に結びついた。メンタル、フィジカル両面で早く自分たちの力が発揮できる状況を作り上げ、次節に臨んでほしい。

POMにはキックパスで好機を演出するなど、チームの攻撃面で大きく貢献した立命館SO⑩江良楓が選ばれた。

会見レポート

関西学院大学
小樋山樹監督
コロナ禍の中、試合を開催していただき関係者に感謝している。試合の入りから相手より勝ちたい気持ちをもって、チャレンジャーとして戦っていこうと話していた。気持ちを持って戦っていたが固くなりすぎ、そこを立命館にうまく戦われた。
魚谷勇波キャプテン
春はいい結果が出せなかったが夏合宿は無事行うことができた。準備してきたつもりだったがそれが出せず、自分たちが何もできなかったという印象だった。

Q:課題であったセットプレーと調整面で今日の出来はどうだったか?
小樋山監督
春にセットプレーの課題が出て、夏合宿を通して鍛錬してきた。今日の試合でもミスが出ていたので次回に向けて修正したい。

魚谷キャプテン
セットプレーは自分たちの甘さが出た。細かいミスを立命館に突かれ、そこが穴となってトライを取られてしまった。日ごろからの自分たちの甘さが出てしまった。

Q:チームの仕上がり具合と12月までの改善点は?
小樋山監督
始まったばかり。初戦は大切なので勝ちたかったが、ここから前を向いて残りは勝つだけなのでわかりやすくなった。我々はチャレンジャーなので、1試合1試合成長していって最後は笑いたい。ここからは引きずることなく前を向いて、次に向けて頑張りたい。

魚谷キャプテン
細かいところをどこまで突き詰められるか。練習自体は間違っていないと思うし、拘るところも間違っていない。こだわっているところ、やっていることは間違っていないが、細かいミス、細かい甘さ、ちょっとしたスキが出てしまった。もう一度全員が細かいところを徹底してやっていきたい。

Q:春、夏を通してやってきたコンタクトの手ごたえは?
魚谷キャプテン
通用する部分もあったし、スクラムも安定して組めた。やってきたことは間違っていなかった。

Q:自陣から回して取れるシーンもあったが、目指したい形か?
小樋山監督
単にボールを回すだけでは勝てないので、そのためのブレイクダウンやコンタクトの局面を課題として取り組んできた。その部分はいい場面もたくさんあった。

Q:1年生3人の評価は?
小樋山監督
緊張していたと思うが、自分の力で勝ち取った先発の座なのでしっかり自信をもって戦ってほしい。通用していた部分はたくさんあったので、これからどんどん良くなると思っている。


立命館大学
鬼束竜太ヘッドコーチ
コロナ禍の中、協会関係者の開催に向けての準備に感謝する。夏合宿や練習試合ができず不安な部分もあった。修正する部分もあったがきょうは勝ったことがすべて。きょうを起点に次の試合から上を目指したい。

木田晴斗キャプテン
開幕戦をするにあたってサポートしてくれた皆さんに感謝する。最初の20分を大事にしっかり取ろうと話していた。自分たちの強みであるディフェンスで前に出て、特にフォワードが相手にプレッシャーをかけ、そこから得点につなげるという自分たちの理想の形が出し、流れをつくって勝ち切ろうと思った。

Q:2年間開幕戦で勝てていなかったが、きょうの勝利はチームにとって大きかったのでは?
木田キャプテン
2年間は開幕戦に負けてそこからシーズンに入っていった。開幕戦の大切さ、その後に関わってくることは自分自身で認識していたので、絶対に勝たないといけないと思っていた。

Q:春、夏はいい結果が得られていなかったが、どのように修正したのか?
木田キャプテン
秋に結果を残すことがすべて。夏に悔しいゲームを多くして、もっとやらないと思い悔しさを感じた。悔しさを晴らそうと、開幕戦に勝とうとトレーニングしてきた。

Q:夏合宿の直後に中止になったりしたが練習への影響は?
鬼束ヘッドコーチ
8月の頭に就任し、1、2日で陽性者がでたり、夏合宿でもでて、継続して練習ができなかった。練習試合もできない状況で選手たちの不安も多かったと思う。(そんな状況で)逆に強みの部分を生かすこととターゲットを絞ってやることだった。今日の試合はそこに集中してやれた結果。

Q:ターゲットは?
鬼束ヘッドコーチ
自分たちの得意とするところの明確化し集中することである。

Q:試合の修正点は?
鬼束ヘッドコーチ
前半の終盤、後半の終盤で、開幕の緊張があった。動けなくなったところでいかにちゃんとしたディフェンスができるか、の精度を上げれば、きょうの三つのトライは防げた。

Q:今後ヘッドコーチの色を出す面はあるか?
鬼束ヘッドコーチ
8月から新しいことを入れていくのは難しいので、今やっていることにオプションをプラスしていけばアタックなりディフェンスなりのプラスアルファが出てくると思う。

Q:前後半での気持ちの切り替えは?
木田キャプテン
終始得点が相手より上回っており、逆転されない気持ちの部分はあった。暑い天候で、前半の終わりや後半の終わりで集中力が欠けていた。今後、レベルアップしていく上で最後までやりきるということにこれから取り組んでいきたい。自分自身はフォワードが体を張ってしっかり前に出るディフェンスをしてくれていたので、チームにいい流れを持っていくために強気にいった。

Q:きょうの試合のアタック面は?
木田キャプテン
鬼束コーチが、細かいところまで突き詰め、全員が共通認識を持ってアタックできるよう、ミーティングなどで指導してくれ、選手がしっかり取り組んだ。

(文責 大阪府協会・丸井康充)


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■渡辺隆夫

■古田浩
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