4月17日(土) 三菱重工相模原 24−17 コカ・コーラ

トップリーグ2021プレーオフトーナメント 1回戦
2021年04月17日 14:00 KO
入場者数:1019人 天候:雨/無風
レフリー:山本篤志(日本協会A)
アシスタントレフリー:塩崎公寿(日本協会A) / 木村正彦(関西協会) / 逵原大吾(関西協会)
三菱重工相模原 コカ・コーラ
24 FULL TIME 17
14 前半 10
10 後半 7
詳細
(日本協会公式)

マッチレポート

レッドカンファレンス7位通過のダイナボアーズとトップチャレンジ3位レッドスパークスとのプレーオフトーナメントが、降りしきる雨の中、ダイナボアーズのキックオフでスタートした。


最初にチャンスを迎えたのは、ダイナボアーズ。
キックオフボールにプレッシャーをかけて、相手陣で攻撃を重ねる。
たまらずレッドスパークスはオフサイドの反則、そのままタッチキックで前進しゴール前を脅かす。
前半6分、ダイナボアーズは、ラインアウトモールをきっちり押し込み、②安江祥光が右隅にトライ、コンバージョン(⑩ジェームス・ウィルソン)も成功し、7−0と先制する。
対するレッドスパークスは、ラインアウトが安定せず攻撃の機会を失う。
前半12分、攻撃を取り返したダイナボアーズは、相手陣22m付近ラインアウトから再度前進、⑥ジャクソン・ヘモポがTMOにかかる巧妙なグランディングで右隅にトライ、コンバージョン(⑩ジェームス・ウィルソン)も成功し、14−0とリードを広げる。
反撃に転じたいレッドスパークスは、自陣から果敢に攻めこみ中盤でペナルティーを獲得、さらにゴール前に進む。


前半19分、再度獲得したペナルティーから速攻、⑧ジョセフ・トゥペが中央に押し込みトライ、コンバージョン(⑩ベン・ルーカス)も成功し、7−14と追い上げる。
その後は双方キックを使いながら、チャンスを窺う。
徐々に地域を進めたレッドスパークスは、絶妙のカットインパスでラインブレイクかと見えたがスローフォワードの判定、得点は動かない。
雨脚が途絶えない天候の中、双方攻撃を継続できず時間が進む。
前半終了間際、中盤中央でペナルティーを得たレッドスパークスはショットを選択、⑩ベン・ルーカスが冷静に決め、10−14。
ダイナボアーズ4点リードで前半が終了した。

後半開始早々、レッドスパークスはターンオーバーからテンポの良い攻撃で相手陣に進むとペナルティーを獲得、スクラムを選択しボールを継続。キックパスのルースボールを獲得しゴール前へ、最後は⑫トゥクフカトネが右中間に飛び込みトライ、コンバージョン(⑩ベン・ルーカス)も成功し、17−14と逆転に成功する。
前半13分から得点がなく、流れを変えたいダイナボアーズは、強固なラインアウトを起点にチャンスを窺う。
ゴール前で再三前進を図るが、レッドスパークスの堅守は得点を許さず地域を押し戻す。それでも再三ラインアウトモールから攻撃を試みるダイナボアーズに対しレッドスパークスが応戦、ボールを奪うと細かいパスを繋ぎピンチを脱する。
地域を進めたいレッドスパークスに対し冷静に対応するダイナボアーズ、中盤での攻防が続く。
相手陣に地域を進めチャンスを得たレッドスパークスだが、一瞬の隙をついたダイナボアーズ。
後半36分、ターンオーバーボールを自陣から展開、一気に相手陣ゴール前まで進むと⑬マイケル・リトルが左隅にトライ、19−17と再逆転に成功する。


対するレッドスパークスは最後の望みをかけて自陣より攻撃を仕掛けるもボールがこぼれダイナボアーズがターンオーバー、⑬マイケル・リトルが拾いそのまま左中間にトライ、24−17と試合を決めてノーサイド、プレーオフトーナメント2回戦に駒を進めた。


記者会見レポート

コカ・コーラレッドスパークス
向井昭吾監督
非常にタフなゲームだった。
雨でもつれるかなと思っていた、最後の10分間で取られてしまった。
シンプルなプレーをしっかりとできると良い。
三菱はトップリーグで揉まれているチームだった、修正して来季につなげたい。

西村龍馬キャプテン
トップリーグのチームに勝つのが目標、負けてしまい非常に残念だった。
ディフェンスは機能していたが自分たちのミスでトライを取られた。
課題を修正して来シーズンに備えたい。

木村貴大選手
雨の展開でコントロールが重要となった。
フォワードは頑張ったが、今シーズンの課題がクリアできなかった。
多くの人が観戦に来てくれて感謝したい。

Q:後半開始のスクラムの選択は? トライをしたい思いが強かったか?
西村キャプテン
モールよりもスクラムが有利だったので、スクラムを選択した。

Q:粘り強いディフェンスが良かった。トップリーグチームとの違いは?
向井監督
上位チームは選手層が厚い。
(そのような選手らが)トライに持っていける、自分たちのチームはトライに持っていけない。
確実にトライが取れるようにならないと上位にはいけない。

Q:移籍のこの1年は?
木村貴大選手
コロナの影響であたり前と思っていた環境が、あたり前ではなかった。
個人的には良いシーズンだった。


三菱重工相模原ダイナボアーズ
グレッグクーパーHC
協会のみなさん、トップリーグのみなさんにプレーオフのチャンスを与えていただいて感謝している。
コンディションは雨で悪かったが、我々のチームが80分間プレーできて良かった。
規律を守り、プレッシャーを与えることができた。
チームのパフォーマンスを誇りに思っている。

ヘイデン・ベッドウェル=カーティスゲームキャプテン
チーム全体を誇りに思っている。
本日のゲームプランを80分間プレーできたのが良かった。
80分間ファイティングスピリッツをもってプレーできたことを誇りに思う。

Q:後半はなかなか点が取れなかったがピッチの中ではどんな話をした?
ヘイデンゲームキャプテン
後半はチーム全体に点が取れなくても規律を守ってプレーしよう、相手陣に入ってプレッシャーを与えよう、ハイパントに反応しようと話をした。

Q:けが人がたくさんいたが影響は?
グレッグHC
ラグビーという競技はけが人が出る日と出ない日があって、今日は残念でアンラッキーだった。
ベンチの選手がレベルを下げないように準備してくれた。

Q:次の試合(神戸製鋼)に向けて
グレッグHC
彼らは強いチームとわかっているので、強いチームと戦えるのは光栄である。
自分たちのため、ファンのため、会社のためベストを尽くせるように準備したい。

ヘイデンゲームキャプテン
大きなチャレンジだと思う。
今日の勝利を楽しんで、月曜日から準備したい。
戦術を立てるので、80分間ベストを尽くせるよう集中したい。

(文責:品野いっせい)

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KRPU 清水良枝