トップリーグ 第5節サントリー VS トヨタ自動車
2020年2月15日(土) 14:00キックオフ グラウンド:ヤンマースタジアム長居 入場者数:19584人 天候:くもり/微風 |
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レフリー:梶原晃久(日本協会A1) アシスタントレフリー:小川朋弘(日本協会A1)/木村正彦(関西協会)/西本武史(関西協会) |
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サントリー | トヨタ自動車 | |||
60 | FULL TIME | 14 | ||
29 | 前半 | 0 | ||
31 | 後半 | 14 | ||
詳細 (日本協会公式) |
マッチレポート
両チーム共に第4節まで、2勝2敗での対戦に19584人の観衆が詰めかけ、トヨタ自動車のキックオフで始まった試合は意外な大差がついた。
先制したのはサントリー。前半8分、敵陣10M付近のラックから右に素早く展開。FB15番、松島幸太郎から絶妙なパスを受けたWTB14番、江見翔太が走り抜いてトライ(ゴール成功)を決めた。
12分には22M中央でトヨタのオフサイドを誘いペナルティーゴールを成功。
SH9番流大のキックで危なげないゲーム運びを展開する。
一方、トヨタはスクラム、ラインアウトのコンテストでサントリーFWにプレッシャーを掛けられ、接点でのミスや反則の繰り返しが多く見られた。
前半29分、サントリーNo88番、テビタ·タタフが危険なタックルでシンビン(一時退出)となり、数的優位な状況にも得点にいたらず、前半を29対0で折り返す。
後半もサントリーの絶妙なキックパスやこぼれ球への鋭い反応が目立ち、FB15番、松島のスキルの高いプレーには観客席から大きな歓声が上がった。
トヨタは終了間際に2T2Gを返すも、パスやハンドリングでのミスなど多くの課題を残す試合となった。
サントリーの素早いパス回しに反応し2回のインターセプトの機会があったが、いずれも反則でトライが認められなかったのも痛かった。
記者会見
トヨタ自動車 サイモン·クロンヘッドコーチ(HC)
今シーズンしてはいけない試合をしてしまった。最初の15分から20分、相手を見てしまい勢いを与え簡単に得点されてしまい、サントリーに大量得点を与えてしまった。
姫野和樹キャプテン
準備の仕方が悪かったのかと思っている。キャプテンとして次の試合に向けしっかりと準備をしていきたい。
Q:サントリー戦に向けどのような練習をしてきたのか。
クロンHC
クイックラックスピードを上げていく事をやって来たがそこができなかった。ボールキャリアにクリーンアウトが遅かったことで、相手に隙を与え攻め込まれた。 敵陣ゴール前のラインアウトを相手にとられたミスが大きかった。
Q:3敗目で厳しい状況になったが。
姫野キャプテン
この1敗は大きいが、自分達のプロセツを大事にフォーカスしていきたい。
Q:8O分間のゲームでチームを上げるには。
クロンHC
メンタル面の弱さ,そこを上げていかなければならない。
サントリー ミルトン·ヘイグヘッドコーチ(HC)
今日のゲームは満足している。 このようなパフォーマンスをしたいと練習してきた。 今まで噛み合わなかったことがかみあいしっかりキープできクイックで外側に勝負することを繰り返し練習してきた、すべての選手の協力で準備でき誇りに思う。
流大キャプテン
トヨタという素晴らしいチームから60点をとって勝てたことを誇らしく思う。アグレッシブ、アタッキングラグビーを掲げて準備してきた。 今日の結果に19000人の観客の皆さんの応援で素晴らしい試合をつくりだしていただいたことに感謝します。内容としては自分たちのできる事を正確にやっていこうとスペシャルな事はいらない基本的なプレーができたと思う。今週の練習でメンバー外のサポートもあり勝ちに結びつき今後の練習にも生かしていきたい。
Q:対トヨタ戦、どのような意識で練習したか。
ヘイグHC
しっかりと相手を分析してきたしダイレクトキャリー,ハードキャリーすることを意識してやってきた勿論、クイックラックも意識し外側にも力があることを分析していた。ミーティングでもトップチームに食いついていくことも話をした。結果に満足している。
流キャプテン
ダイレクトでアタックしボール保持すること、ディフェンスで相手バックスリーをフリーにさせないよう心がけた。結果に自信がついた。
(文責:大阪府協会 南昌宏)