11月29日(土) 2nd・第1節 豊田自動織機　17−38　NTTドコモ

11月29日(土) 2nd・第1節 豊田自動織機　17−38　NTTドコモ

◎レポート
小雨が降る中、豊田自動織機シャトルズのキックオフで試合が開始された。序盤は両チームともキックを主体とした組み立てをし、一進一退の攻防が続いた。試合が動いたのは前半7分、ハーフライン付近からNTTドコモレッドハリケーンズが左へ展開し⑮才口が50ｍを走り切りトライ。0-7とする。

その後も織機が攻め込むが、ドコモの固いDFによりターンオーバーされ、ドコモがボールを保持する場面が続く。前半13分、ドコモ②緑川がパスし、こぼれたボールを⑪茂野が拾い上げトライ。0-12とする。一方、織機も辛抱強く攻め続け相手のペナルティを誘い、前半21分、PGを決め3-12となる。その後はドコモが相手陣でプレーし、前半36分にドコモがアドバンテージをもらい、右へ展開し、⑭渡辺がDFを振り切りトライ。3-17とリードを拡げ前半を終了した。

後半開始直後もドコモが攻め込み、PGを決め、後半3分、3-20。その後も織機が自陣ゴール前でペナルティを犯し後半8分、PG成功により3-23となる。さらに後半9分、ドコモが相手陣へ攻め込むと、○23フィルヨーンがキックを蹴り自らトライ。3-28とする。織機も後半16分、ペナルティから相手陣深く攻め込むとスクラムトライ。10-28と取り返す。

後半24分、ドコモが展開し23フィルヨーンが裏に蹴ったボールを⑬ミフィポセチが取り、⑫清瀬にパスしトライ。ゴールも決まり10-35と突き放す。ドコモは、後半36分、スクラムのペナルティからPGを選択し10-38。織機は試合終了直前、後半40分、ペナルティからラインアウト、⑧バツベイがモールサイドを突きトライ。ゴールも成功し17-38で試合が終了した。MOMはドコモ⑮才口将太が受賞した。

(会見ダイジェスト)
＊豊田自動織機シャトルズ　丹生ヘッドコーチ
セカンドステージ開幕を地元で開催できて良かった。勝って波に乗りたかったが、ドコモさんの堅実なプレーや激しいブレイクダウンに完敗した。ミスも非常に多かった。セカンドステージに向けてディフェンスを修正してきたが、やってきたことができてなくて残念。下を向いていても仕方ないので残りを勝てるように準備したい。

梅田キャプテン
勝つ試合をファンに見せたかったので残念。自分たちの良いところはゼロだった。試合に向けてやってきたことができていないしミスが多すぎた。基本ができていない。まだ、始まったばかりなので次に向けて頑張っていくしかない。

＊ＮＴＴドコモレッドハリケーンズ　下沖監督
今シーズンの初勝利を嬉しく思っている。セカンドステージに向けてアタックは大きな変更をしなかった。ディフェンスは１対１のタックルミスをなくすよう原点に戻ってコンタクト練習をしてきた。次も勝てるようにしっかりと準備をしたい。

吉岡キャプテン
前半から攻めていくことができた。スクラムやラインアウトのセットプレーが安定していたことが良かった。反省する点もあるが時節に向けて修正し、しっかり準備をしたい。

（記事：石澤一輝　広報担当：進藤剛）