10月23日(日) 第4節 関西学院大学 17-45 同志社大学

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2016ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第4節
関西学院大学 VS. 同志社大学

2016年10月23日(日) 14:01キックオフ グラウンド:東大阪市花園ラグビー場 入場者数:3422人 天候:くもり/弱風
レフリー:立川誠道 (日本協会A1)
アシスタントレフリー:船岡克広 (関西協会) / 岸上耕一 (関西協会) / 泉太郎(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:同志社大学 9大越元気
関西学院大学 同志社大学
17 FULL TIME 45
前半 26
14 後半 19
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マッチレポート

この試合も試合前に亡くなられた平尾誠二さんへの黙祷がささげられた。
第2試合は平尾さんの母校、同志社大学(これまで3戦負けなし)と1勝2敗と今ひとつ調子が上がらない関西学院大学の戦いとなった。

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前半、風下の関学10番SO清水晶大主将のKOで始まった。キックオフから敵陣に入った関学はいきなりの2分、相手G前25m中央から10番SO清水が果敢にDGを狙うも失敗。しかしその前のラックで同志社がオフサイドの反則を犯し得たPGを11番左WTB碓井恒平が確実に決め3-0と先制した。

ここから約10分間、同志社は関学Gまで迫るが関学の気迫のタックルでトライに結びつかない。ついに同志社は13分、相手G前10m左中間ラックから8番No8末永健雄が左すみにトライをあげる(15番FB崎口銀二朗のGは失敗)。
17分には相手G前15m右LOをターンオーバー、G前中央ラックとなる。前をよく見ていた9番SH大越元気が関学のディフェンスの隙を突いて持ち出しそのまま中央にトライ。

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このあたりから、関学のディフェンスが少しずつ甘くなってきた。29分、ブレイクダウンでの同志社の早い仕掛けに、関学のノットリリース。反則の繰り返しに対し、レフリーからコーション。同志社は32分、CTB12番永富晨太郎、35分に同13番阿部亮介がトライを奪い、前半は3-26で終えた。

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後半開始からは、お互いの好ディフェンスが光ったものの、イジ-ミスやペナルティーなどがあり一進一退。17分、関学は反則の繰り返しで10番SO清水主将がシン・ビンに。相手が一人少ないアドバンテージを同志社は確実に生かし、18分に7番右FL野中翔平が力強くゴールを割る(33-3)。しかし関学も「何とか1トライを」と攻撃をしかける。26分、相手22mL中央のラックから右へ展開、最後は15番FB中孝祐が右中間に待望のトライ(左WTB11番碓井のG成功)で10-33。

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この後同志社が2トライ、関学も1トライを加え、17-45でノーサイド。次節に向けて、関学には随所に見せた好ディフェンスの継続を、同志社には攻撃のリズムの継続を期待したい。

MOMには同志社の攻撃をうまくコントロールし自身もトライを上げたSH9番大越元気が得た。

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(文責:丸井康充)

フォトギャラリー

2016年10月23日(日) 関西学院大学 対 同志社大学 撮影:山口勝一

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