1月4日(月) 第66回全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会 準決勝 東京学芸大学 vs 鹿児島大学
2016年1月4日(月) 12:15キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場 | ||||
レフリー: アシスタントレフリー: |
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東京学芸大学 | 鹿児島大学 | |||
19 | FULL TIME | 54 | ||
14 | 前半 | 26 | ||
5 | 後半 | 28 | ||
詳細(日本協会) |
マッチレポート
昨年度に引き続き、準決勝進出4チームのうち3チームが国立大学となった今大会。
絶好のコンディションの中、国立大学同士の対決は、東京学芸大のキックオフで始まった。
風上の鹿児島大は、有効なキック、キックカウンター、東京学芸大の細かいミスから相手陣ゴール前に地域を進めると前半4分、ラインアウトからモールで前進、⑦中山が左隅に飛び込みトライ、ゴールも成功し0-7と先制した。
対する東京学芸大は中盤での接点を支配、相手陣22mに地域を進める。しかしラインアウトを獲得できず、ゲームは中盤での攻防へと進んで行く。
それでも、前半12分、ラインアウトを修正した東京学芸大が攻撃開始。
キックカウンターから前進、大きく攻撃を展開し、最後は⑭倉林が左中間に飛び込みトライ(ゴール成功)、7-7とゲームを振り出しに戻した。
その後もキックで地域を進めたい鹿児島大に対し、東京学芸大のBK展開と互角のブレイクダウンで攻防が進んで行く。
再び相手陣に進んだ東京学芸大は前半20分、左中間ゴール前のスクラムを押し込み⑧保坂がスクラムトライ、ゴールも成功し14-7とする。
互いの厳しい防御で小さなミスが続く展開の中、鹿児島大は前半25分、スクラムからBKが積極的に展開し⑭久津輪が抜け出しトライ、14-12と対抗する。
さらに、鹿児島大は、前半30分ペナルティーから速攻を試み、⑫保田が中央に飛び込みトライ、ゴールも成功し14-19と逆転に成功する。
接点でやや優位に攻撃する鹿児島大は、前半38分、ゴール前で攻撃を継続、東京学芸大の堅守を崩し、再び⑫保田が中央に飛び込みトライ、ゴールも成功し14-26と鹿児島大のリードで前半が終了した。
後半は激しいキックの攻防からスタート。最初にチャンスを得たのは鹿児島大。後半11分、巧みなショートキックからゴール前に地域を進めると⑫保田が中央に飛び込みトライ、ゴールも成功し14-33と引き離す。
勢いに乗る鹿児島大は、後半17分、ゴール前ラインアウトから後ろでボールを獲得、FW、BKと攻撃を継続し⑭久津輪が右隅に飛び込みトライ、ゴールも成功し、14-40とリードを広げる。
対する東京学芸大は後半初めて相手陣に前進するも鹿児島大の圧力で地域を返される。地力に勝る鹿児島大は中盤の攻防も支配、後半24分、東京学芸大のハンドリングエラーからボール動かし⑫保田が中央に飛び込みトライ、ゴールも成功し14-47。
何とか突破口を見出したい東京学芸大は、激しい攻撃を試みる。
たまらず鹿児島大はシンビンで14名での戦いとなる。
後半38分、東京学芸大は攻撃を継続、ペナルティーからの速攻からFWの波状攻撃からBKに展開、最後は⑫田島が左隅にトライ、19-47と一矢報いる。
対する鹿児島大も1トライ加え、最後は19-54と鹿児島大の快勝でゲームが終了した。
(文責 早坂一成)