11月6日(日) 京都産業大学 vs 同志社大学
レフリー:飯田 真治(関西協会)
アシスタントレフリー:服部 聖(関西協会) / 長手 大地(関西協会) / 伊達 義博(関西協会)
京都産業大学 | 同志社大学 | |||
31 | FULL TIME | 26 | ||
24 | 前半 | 7 | ||
7 | 後半 | 19 | ||
勝点 4-1 詳細(PDF) |
京都産業大学 | ||||||
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監督 | 廣瀨 佳司 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 野村 三四郎 | 4 | 176 | 103 | 高杉→西陵 |
2 | HO | 李 淳弘 | 2 | 173 | 100 | 大池→大阪朝鮮 |
3 | PR | 渡辺 龍 | 4 | 175 | 108 | 甲南→甲南 |
4 | LO | ソロモネ・フナキ | 2 | 186 | 115 | トンガカレッジ→目黒学院 |
5 | LO | アサエリ・ラウシ | 4 | 190 | 113 | トンガカレッジ→日本航空石川 |
⑥ | FL | 福西 隼杜 | 4 | 178 | 100 | 伊丹RS→報徳学園 |
7 | FL | 松永 壮太朗 | 2 | 187 | 91 | 勧修→京都工学院 |
8 | NO.8 | 高本 泰伍 | 4 | 172 | 90 | 大池→関大北陽 |
9 | SH | 土永 旭 | 2 | 170 | 70 | 西陵→光泉カトリック |
10 | SO | 西仲 隼 | 4 | 172 | 81 | 瑞光中学→近畿大学附属 |
11 | WTB | 西 浩斗 | 2 | 169 | 80 | 熊本RFC→熊本西 |
12 | CTB | 小野 麟兵 | 2 | 170 | 84 | 西陵→京都工学院 |
13 | CTB | 高井 良成 | 3 | 176 | 82 | 瑞光→関大北陽 |
14 | WTB | シオネ・ポルテレ | 1 | 184 | 115 | トンガカレッジ→目黒学院 |
15 | FB | 北山 絢大 | 4 | 170 | 77 | 樟葉→東海大大阪仰星 |
16 | Re. | 梅基 天翔 | 4 | 175 | 100 | WILD BANDITS→高岡第一 |
17 | Re. | 乳井 大士 | 2 | 168 | 103 | 名古屋RS→中部大春日丘 |
18 | Re. | 中川 亮 | 4 | 170 | 103 | 市岡→尾道 |
19 | Re. | 山本 大翔 | 3 | 184 | 95 | 高知Jr.RFC→高知中央 |
20 | Re. | ヴェア・タモエフォラウ | 3 | 186 | 118 | オネハンガ→札幌山の手 |
21 | Re. | 西川 敢太 | 4 | 165 | 70 | 四日市Jr.RFC→西陵 |
22 | Re. | 藤本 凌聖 | 2 | 172 | 85 | 鈴鹿RS→朝明 |
23 | Re. | 辻野 隼大 | 2 | 176 | 82 | 長吉西→京都成章 |
同志社大学 | ||||||
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監督 | 宮本 啓希 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 山本 敦輝 | 3 | 175 | 103 | 菫中→常翔学園 |
2 | HO | 長島 幸汰 | 1 | 175 | 95 | 西陵中→京都成章 |
3 | PR | 李 優河 | 4 | 180 | 114 | 大阪朝鮮中→大阪朝鮮 |
4 | LO | 鈴木 康生 | 4 | 186 | 94 | 南山中→旭野 |
⑤ | LO | 梁本 旺義 | 4 | 180 | 93 | 東生野中→常翔学園 |
6 | FL | 奥平 都太郎 | 2 | 175 | 87 | 名古屋RS→東海大大阪仰星 |
7 | FL | 小島 雅登 | 4 | 175 | 81 | シャルマン→東福岡 |
8 | NO.8 | 林 慶音 | 1 | 180 | 98 | 樟葉中→大阪桐蔭 |
9 | SH | 新和田 錬 | 4 | 171 | 73 | 伊丹RS→尾道 |
10 | SO | 大島 泰真 | 1 | 170 | 73 | 藤森中→京都成章 |
11 | WTB | 山本 希 | 2 | 168 | 78 | 四条畷RS→石見智翠館 |
12 | CTB | 西村 海音 | 4 | 172 | 85 | 神川中→同志社 |
13 | CTB | 大槻 健人 | 4 | 173 | 84 | 同志社香里中→同志社香里 |
14 | WTB | 渡邊 辰之介 | 4 | 166 | 72 | 函館ラ・サール中→函館ラ・サール |
15 | FB | 大森 広太郎 | 4 | 181 | 89 | 茗溪学園中→茗溪学園 |
16 | Re. | 杉山 左門 | 4 | 175 | 106 | 同志社香里中→同志社香里 |
17 | Re. | 石井 智己 | 3 | 177 | 102 | 同志社香里中→同志社香里 |
18 | Re. | 三輪 拓翔 | 1 | 175 | 94 | 四日市ジュニアRS→尾道 |
19 | Re. | 寺北 亘佑 | 2 | 182 | 98 | 宝塚RS→常翔学園 |
20 | Re. | 馬渡 仁之祐 | 4 | 178 | 93 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
21 | Re. | 藤田 海元 | 2 | 170 | 75 | 文の里中→東海大大阪仰星 |
22 | Re. | 市川 亮太 | 3 | 178 | 88 | 蹉跎中→東海大大阪仰星 |
23 | Re. | 江口 翔 | 2 | 170 | 74 | 筑紫丘RS→東福岡 |
マッチレポート
第5節を迎え昨年の下位相手と対戦が終わり圧倒的な強さを見せる4連勝の京都産業大学と、昨年の下位相手に2勝2敗と苦しい同志社大学との一戦。京産大はこの試合でも力を見せつけたい。一方、同大は大学選手権を見据えても絶対に負けられない。
京産大のキックオフでスタート。
開始早々3分、いきなり京産大SO⑩西仲隼が自陣22M内からスピードとステップで5~6人を交わしインゴールまで駆け抜け中央へトライ。自らゴールも決め先制。(7-0)
同大としてはあっけなく先制点を与えてしまい、この後もこうした展開が続くのかと危惧されたが、暫らく膠着状態が続く。
1本返したい同大だったが、21分、次も京産大。ゴール前のラインアウトモールからLO⑤アサエリ・ラウシーが飛び出し、最後はFL⑥福西隼杜がゴールラインを超える。(12-0)
このまま引き離されたくない同大。32分、今度は同大の番だった。ゴール前スクラムからNO8⑧林慶音が持ち出し、ラックを2つ、最後は㏚①山本敦輝がトレイ。ゴールはSO⑩大島泰真が決める。(12-7)
36分、今度は京産大、ゴール前ラインアウトからモールを押し込み⑤ラウシーが押さえる(ゴール成功)。(19-7)
続く39分にも、京産大CTB㉒藤本凌聖がラインアウトのミスボールを上手くキャッチ、そのまま走り込んでトライ。点差を広げて前半を終える。(24-7)
ハーフタイムを挟み後半開始。
早々1分、後半から入替で入ったCTB㉒市川亮太が相手ライン裏へパント上げ自らキャッチ、そのままゴールラインを駆け抜けトライ(ゴール成功)。(24-14)
続く12分も同大、ゴール前ラックから走り込んできた⑩大島にパスアウト、そのまま走り込みトライ、点差を詰める。(24-19)
また、31分も同大。ゴール前までミスなく運んだボールを左へ展開。大外のFB⑮大森広太郎までフラットにパスを回し、インゴール左サイドから中央へ回り込んで何と逆転のトライ。ゴールはSH㉑藤田海元が決めてゲームをひっくり返す。
残り約10分、同大がこのまま逃げ切れるか、京産大が逆転をするかの攻防。
34分、京産大にチャンスが訪れる。敵陣22M付近でラインアウト。本日何度もミスをしたラインアウトだが、マイボールキャッチ。モールを形成しゴール前までBKも入り必死に足をかく。最後はインパクトプレーヤーとして投入されたNO8⑳ヴェア・タモエフォラウが飛び込みゴールラインを割る(ゴール成功)、逆転。(31-26)
そのまま京産大が逃げ切りゲームセット。
同大は、最後まで競い意地を見せてくれた。京産大は、次節、同じく全勝の天理大との大一番を迎える。勝って反省もでき、課題を修正して臨むであろう。
POMには、最後の逆転トライを奪った⑳タモエフォラウが選ばれた。
会見レポート
同志社大学
宮本啓希 監督
先週の難しい負けからマインド的にも準備に難しい面がありましたが、(今日の試合にむけて)「必ず勝つ」としっかりと切り替えができ、今シーズンのスローガンである「MOVE]を体現してくれました。準備してきた事も素晴らしい集中力ですべてできました。しかしその中で、京都産業大学の局面での集中力や一瞬一瞬の強さが、最終的な点差になったと思います。勝ち切れなかったのは私の責任です。学生たちは素晴らしかった。また次に向けて前に進んでいきます。
梁本旺義 キャプテン(以下CP)
(先週の結果から)メンタルの面で難しかったのですが、切り替えて京産大に絶対に勝つというマインドで臨んだ1週間でした。結果は負けてしまいましたが、グランドに立った15人の態度が非常に素晴らしく、めちゃめちゃ良い姿が見れて嬉しかったです。
大森広太郎 選手(15番FB)
先週のゲームはショックな形になってしまい、週初めの練習は雰囲気が暗かったのですが、下を向いている暇はないので、4回生が中心になって選手1人1人が準備して迎えた試合でした。
(同志社の)FWは劣勢なところもあったのですが、小さいながらもよく動いてくれていました。BKも準備してきた事ができたのですが、最後の最後、フィジカルの部分で京産大にやられたという結果になりました。
Q.この1週間(京産大戦にむけて)どのような準備をしてきたか
宮本監督
プレーに部分は今日の試合を御覧になっていただいたので判っていただいたと思います。マインドの部分で、4回生が先頭に立って、京産大にどうやって勝つんだと準備が出来た事が今日のゲームの内容につながりました。昨日のコルツ戦も4回生が体を張ってゲームをしてくれていました。本当に4回生の力がこの1週間を作ってくれたと思います。
Q.残り2戦どのように戦って行きたいですか
梁本CP
2試合、絶対に負けるわけにはいきません。春からやって来た同志社ラグビーをしっかり出して勝ちたいと思います。
Q.今日の試合がターニングポイントになりますか
宮本監督
今までの試合でもターニングポイントになるかな、という試合はあったのですが、今日は、選手自ら動いてボールを動かして、スペースに果敢にアタックしていました。それが次の2戦にむけて、梁本組の大きな意味のある試合だったと思います。
京都産業大学
廣瀬佳司 監督
伝統ある同志社大学との対戦という事で、チャレンジ精神でしっかりと準備してきました。対策通りに選手は戦ってくれてしっかり勝ち切ってくれたことは良かったと思います。31分に逆転された時は少し負けを覚悟しましたが、そこからしっかりアグレッシブに戦ってくれたところは、次の試合に向かっていけるなと思いました。
福西隼杜 キャプテン
同志社大学のディフェンスの圧力を受けてしまって、ゴール前で取り切らなければいけないところで取り切る事ができませんでした。ラインアウト等反省すべき点は多いのですが、このような競った試合でしっかり勝ち切れた事はチームとして大きいと思います。これを糧にして、2週間後の天理大学戦に臨みたいと思います。
ヴエア・タモエファラウ 選手 (20番No.8 POM)
自分達のプレーはなかなか出来なかったですが、勝負は最後の80分までわからないから、苦しいときは自分達をどれだけ信じるかが大事だと思います。それが結果になりました。次に天理戦までしっかりと準備します。
Q.ラインアウトの課題を具体的に
福西CP
MOVEのスピードの遅さで絡まれてしまうとか、細かなスキルの部分が課題かなと思います。
Q.次節(天理大学)にむけて課題は
廣瀬監督
天理大のこれまでの戦いを見ていると、次節が大一番になると思います。(京産大としては)セットプレーでプレッシャーを掛けていきたいと思います。セットプレーでボールが取れないとなかなか京産のリズムになれないので、(今シーズン)ずっと課題なのですが、セットプレーをもう一度見直したいと思います。アタック、ディフェンスはともに仕上がってきていると思いますし、好調をキープしていると思いますので、この勢いを切らさないようにしっかりと準備して、天理戦に臨みたいと思います。
Q.連覇への自信は
福西CP
1試合1試合成長出来ているので、自信はあります。特に、ディフェンスの部分で前に出れて、そこからカウンターでいけているので、その点は自信あります。
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