9月15日(日) 第3節 天理大学 83−7 摂南大学

2019ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第3節

天理大学 対 摂南大学

2019年9月15日(日) 15:00キックオフ
グラウンド:天理親里ラグビー場
入場者数:2158人
天候:晴れ/微風
レフリー:杉戸大樹(関西協会)
アシスタントレフリー:西村純(関西協会) / 田村智章(関西協会) / 佐藤祥仁(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:天理大学 7松岡大和
天理大学 摂南大学
83 FULL TIME 7
59 前半 0
24 後半 7
詳細
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マッチレポート

前節に引き続き残暑厳しい天理親里競技場での第3節・第2試合。
開幕、第2節とも充実した戦いで圧勝している天理大学と前2節残念ながら連敗スタートとなったが力のあるところを見せた摂南大学との一戦。

前節同様白のセカンドジャージで登場した天理大のキックオフで始まった。
天理大は敵陣10M付近に高く上げたキックオフボールをWTB⑪江本洸志がタップし確保、SH⑨藤原忍が味方のサポートを受けながらゴール前10M付近まで持ち込む、4つのラックから右に左にとボールを動かし、最後はPR①谷口祐一郎がゴールポスト左横へ、わずか開始1分であっさりノーホイッスルトライを奪った。本日はCTBに入った⑫松永拓郎がゴールをきっちり決め7-0と先制する。

続いて3分、こちらもノーホイッスルトライ。ハーフウェイ付近ラックでターンオーバーに成功、FB⑮立見聡明が抜け出し、パスをもらった⑪江本が中央に回り込んでトライで引き離す(⑫松永G成功14-0)。
10分を過ぎたところで、ゴール前ラックからHO②北條耕太が左中間にねじ込んでトライし、15分にはWTB⑭松田信夫、19分にはモールにより、22分、29分、35分にはバックス陣(⑪江本、⑫松永、⑪江本)がゴールを割り、前半ロスタイムの42分にもモールでトライと天理大は集中力を切らすことなく畳みかけ、大量リード(59-0)で前半を終えた。

その後15分のハーフタイムを挟み、後半がスタート。
なかなか80分を通して集中力を保つことは難しいが、後半の開始から15分間はスコアが動かない。
17分経過し、摂南大はCTB⑬テビタ・タイが敵のタックルミスからブレイクし、50Mほど走り切って中央にトライ(FB⑮ヴィリアミ・ツイドラキG成功59-7)し、一矢報いるが、摂南大の得点はこの1本のみであった。

その後は、天理大が20分、25分、28分、47分(SO⑩藤田大輝、NO.8⑧ジョネ・ケレビ、⑮立見、⑪江本)と連続トライし、89-7で摂南大を一蹴した。
MOMには、終始献身的なタックルで天理大の強さを支えたFL⑦松岡大和が選出された。

天理大の強さを更に証明する試合であったが、後半(特に序盤)に課題を残す試合であった。

天理大学・小松節夫監督
「摂南大学さんは強力な(外国人留学生)ランナーがどんどん体を当ててくる強いチームなので、点の取り合いにならないようにしっかりとデイフェンスをして失点を少なくしようと臨んだ。前半はうまくいったが、後半の開始のところで点が取れなかったことで、相手のペースになってしまった。この辺が(後半の)得点の少なさに繋がった(結果、隙を見せてしまった)。後半も同じようにしっかりと点数を重ねられる、そういうラグビーを目指していきたいと思います」。

天理大学・岡山仙治主将コメント
「摂南大学さんは自陣からでも仕掛けてくるアタックに自信を持ったチームなので、まず相手のアタックをシャットダウンしようということで臨んだ。前半の最初からデイフェンスからアタックに繋げようということで、ここはうまくいって前半の点差に繋がった。ただ、後半には簡単なプレー(ハンドリングエラー)が出てしまってスコアができない時間帯が増えてしまった。ここは反省です。後半戦に向けての期間中に明治大学さんや豊田自動織機さんとの試合の機会があるので、(まずは自分たちの力がどれくらいなのかも含め)勝ちに行くということと、選手権の前に関東のチームと対戦できるということはすごい大きな経験になると思う。後半戦は春シーズン上位のチームとの連戦で厳しい戦いになると思うが一戦一戦を大事に戦っていきたいと思います」。

MOMインタビュー

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 萩原康夫

■撮影者:KRPU 坂田勇三