トップチャレンジ1 第3節 九州電力 VS Honda
2015年1月25日(日) 14:00キックオフ グラウンド:レベルファイブスタジアム 入場者数:3749人 天候:晴れ | ||||
レフリー:清水塁 (日本協会A1) アシスタントレフリー:平林泰三 / 小山知洋 / 古賀靖弘 |
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九州電力 キューデンヴォルテクス |
Honda HEAT |
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15 | FULL TIME | 17 | ||
0 | 前半 | 7 | ||
15 | 後半 | 10 | ||
勝点 1 |
詳細(TL公式) | 勝点 4 |
マッチレポート
1月とは思えない陽気に包まれた、福岡レベルファイブスタジアム。1月25日(日)、トップリーグ昇格をかけトップチャレンジ1第3節九州電力対Hondaが行われました。トップチャレンジ1での1位チームはトップリーグへ自動昇格となります。
圧倒的強さでここまで2連勝で、ほぼ昇格を決めたかに見えるHonda。対する九州電力はここまで1勝1敗。地元の大声援をバックに勝って望みをつなげたい、意地と意地のぶつかり合いになりました。
試合開始後、ペースを握ったのは九州電力。ソンゲタ、ギア、レメキを前に出るディフェンスで止め、ボールを奪うと一気に敵陣に押し込みます。対するHondaは九州電力に合わせる形。なかなかリズムに乗れず、強力なランナーを活かすことができません。
互いの10mラインの間で展開される試合は、前半20分に動き出します。Hondaの8ソンゲタが危険なプレーでシンビンになると、それをキッカケに九州電力が猛攻。敵陣深く攻め入ります。
対するHondaは必死のディフェンスで対抗。ボールに対する激しさで九州電力のペナルティを誘い、トライを許しません。
なんとか1人少ない危機を切り抜けたHonda。30分、自陣10m付近で九州電力のノックオンを11ギアが拾うとそのままライン際を独走。耐えに耐えた九州電力のディフェンスを置き去りにして、トライ。Gが成功して0-7とします。その後も一進一退の攻防で前半を終了しました。
後半に入り、ペースアップしたHondaに九州電力も前に出るディフェンスで対抗。後半8分九州電力はハーフウェイライン付近から左右へ展開しながらゲイン。Hondaのディフェンスが遅れるはじめたところへ、22m付近右ラックから12中づる、中央の15加藤に絶妙のパスが通り、トライ。Gも成功して7-7とします。
「勝てる!」そんなスタンドからの歓声に背中を押され、勢いづいた九州電力はさらに猛攻。Hondaはブレイクダウンで応酬するも、幾度となくゴールラインを背にしたディフェンスを迫られます。
後半20分、内に寄ったディフェンスを見た九州電力はラックから一気に外へ。15加藤が左隅へ飛び込んでこの日2本目のトライを奪い、その後の角度あるコンバージョンは失敗したものの、残り20分を切って12-7とリード。観客席からの大歓声に包まれます。
トップリーグから降格して今季が3シーズン目となるHonda。この日を目標に戦ってきたチームは26分、ハーフウェイライン付近のブレイクダウンでペナルティを得ると、敵陣深くタッチを蹴り22m内でのマイボールラインアウト。
この日初めて訪れた決定的チャンスにHondaは定石通りラインアウトからのモールを形成。力強く押し込んで、最後は8ソンゲタがサイドを突いてトライを上げ12-12の同点。両者譲らぬ行き詰まる展開に。
対する九州電力は、相手の形でトライを奪われたもののリスタートからは再び敵陣でプレー。Hondaのオフサイドから得たPGをしっかり決めて31分に15-12と逆転すると、再び大歓声が起こります。
いよいよHondaピンチかと思われましたが、直後に九州電力のペナルティからまたもタッチで残り10mのマイボールラインアウト。モールから一気に押し込み、8ソンゲタがトライ。15-17と逆転しました。
その後もHondaは九州電力陣内でプレーを続け、試合終了の笛。
ホームの意地を見せる九州電力に本来の力を出し切れない中、Hondaが勝ち切った試合でした。
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