1月4日(日) 全国地区対抗大学ラグビー大会 名城大学 55−19 神戸大学

HR5V1361
1月4日(日) 第65回全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会 準決勝 名城大学 VS 神戸大学

2015年1月4日(日) 14:00キックオフ グラウンド:名古屋市瑞穂公園ラグビー場
レフリー:
アシスタントレフリー:
名城大学 神戸大学
55 FULL TIME 19
 12 前半 19
 43 後半 0

◎レポート
1回戦とは打って変わり、穏やかな冬の日差しのなか、準決勝第2試合が名城大学のキックオフで行われた。1回戦を快勝し、勢いに乗る名城大学は開始早々の1分、中盤スクラムよりBK展開、主将の⑮野中が力強い走りで右サイドラインを駆け抜け、そのまま右端にトライ、5-0と幸先の良いスタートを切った。
対する神戸大学は相手陣ゴール前に進むとFWで勝負、モール、ラックと近場で攻撃を仕掛けると前半10分、右ゴール前スクラムよりBK展開、最後は②梶山がリターンパスを受取りゴール正面にトライ、5-5と応じる。
その後はお互い、キックを中心に地域の前進を試みる。
優勢に立ったのは名城大学、前半17分、相手陣でペナルティーを得ると速攻、⑤香西がゴール中央に飛び込みトライ、ゴールも成功し12-5と再度ゲームを動かした。
神戸大学は対抗して、前半26分、右中盤ゴール前よりFWで勝負、その後BKに展開するという一体の攻撃、⑬森山が防御のギャップをついて抜け出し、防御とともにゴールポストにぶつかりながらも懸命のトライ、ゴールも成功し12-12とゲームを振り出しに戻した。
その後は終始、神戸大学ペースでゲームが続き、たびたびゴール前まで地域を進める。
前半39分、スクラムでやや優勢に立ちFWが支配、最後は①西田が密集から押し込みトライ、ゴールも成功し、12-19の逆転で前半が終了した。

後半直後は、ブレイクダウンで神戸大学が優勢に立ちゲームが始まる。
勢いに乗りたい神戸大学だが中盤で痛恨のペナルティー、後半5分、タッチキックで前進した名城大学は伝統の弾丸モール、そのまま④岡崎が右隅に飛び込みトライ、19-17と追い上げる。
勢いに乗る名城大学はキックオフレシーブより果敢に攻撃、FW、BK一体となり⑩西原がそのままノーホイッスルトライ(ゴール成功)、24-19と逆転に成功した。
更に後半13分、中盤でのボールの争奪で上回り始めた名城大学は⑪鈴木が好走、ゴールも成功し、31-19と引き離しにかかる。
追う立場になった神戸大学はゴール前まで地域を進めるも、攻撃同様、防御にも勢いの出てきた名城大学のゴールを割ることができない。
地力に勝る名城大学はターンオーバー、自陣から果敢な攻撃を試みる。
疲れの見えてきた両チームであったが、後半33分、攻防の一瞬をついた名城大学⑨大嶌が激走、ゴールも成功し、38-19と勝利を決定づける。
さらに後半35分㉑田井、36分㉓大野、40分⑯井手口と3トライ1ゴールを重ねた名城大学が、後半神戸大学を零封、55-19の快勝でゲームが終了した。

(文責:早坂一成)

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