10月15日(日) 第3節 摂南大学 0-52 天理大学

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2017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第3節
摂南大学 VS. 天理大学

2017年10月15日(日) 14:00キックオフ グラウンド:鶴見緑地球技場 入場者数:1151人 天候:雨/無風
レフリー:スコット・コンノルド(ニュージーランド協会)
アシスタントレフリー:佐々木裕司(関西協会)/小原淳一(関西協会)/宮崎裕(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:天理大学7島根一磨
摂南大学 天理大学
0 FULL TIME 52
0 前半 19
0 後半 33
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マッチレポート

2017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節、2連敗と苦しい立ち上がりの摂南大学と2連勝と手堅く勝ち星を重ねる昨年度王者の天理大学の一戦。これまで失点の多さが目立つ摂南だが、盤石の天理に食い下がることで何とか浮上のきっかけをつかみたい。第1試合に引き続き雨がますます強まる鶴見緑地球技場に1,000人を超す熱心な大学ラグビーファンを迎え、天理のキックオフで幕を開けた。

悪コンディションのせいか天理も時折№8・8番ファウルア・マキシ、CTB13番シオサイア・フィフィタが大きな突破は見せるものの、基本的にはFW中心の手堅い攻撃で着実にゲインを重ねる。摂南も序盤は必至のDFで天理の猛攻に耐える。

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前半11分、天理は摂南のハイタックルで得たペナルティからタッチキックで摂南ゴールに迫る。ゴール前5mの左ラインアウトからモールを押し込み、最後はHO2番藤浪輝人が押さえて先制した(0-7)。

摂南もCTB13番トゥア・サミソニの突進やBKでの展開を図るが、天理の強固なDFの前にチャンスを掴めない。逆に天理は摂南をゴール前に釘付けにし、猛攻を繰り返す。摂南も耐え忍んでいたが25分、35分に共に天理FW陣がトライをもぎ取り前半を0-19と天理リードで折り返す。


後半も天理は攻撃の手を緩めず、摂南DF陣の集中力の低下に比例するように得点を重ねる。後半だけで5T4Gと摂南を圧倒し、最終的には52点を奪い摂南をシャットアウトして開幕3連勝を飾った。

悪コンディションとはいえ摂南大学は天理大学相手にほとんど攻撃の糸口を掴めず完敗した。多彩なアタックを取り戻して、リーグ戦中盤以降浮上のきっかけをつかみたい。この日も完勝した天理大学だがやはりまだスロースターターぶりがみられる。上位同士の戦いでは序盤の攻防も鍵になるだけに、この点の修正が望まれる。
マン・オブ・ザ・マッチには攻守の要として献身的なプレイを繰り返した天理大学FL7番島根一磨に贈られた。

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(文責:大阪府協会、石川悟、丸井康充)

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 古田浩

■撮影者:KRPU 山口勝一