10月15日(日) 第3節 関西学院大学 19-24 近畿大学


2017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第3節
関西学院大学 VS. 近畿大学

2017年10月15日(日) 12:00キックオフ グラウンド:鶴見緑地球技場 入場者数:560人 天候:雨/無風
レフリー:木村陽介(日本協会A2)
アシスタントレフリー:岡田欣久(関西協会)/岸上耕一(関西協会)/山内圭典(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:近畿大学12玉置哲史
関西学院大学 近畿大学
19 FULL TIME 24
7 前半 17
12 後半 7
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マッチレポート

2017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節、1勝1敗同士の両チームの戦い。中盤に向けて上位を狙うためにも共に落とせない関西学院大学と近畿大学の一戦は昨年同様、冷たい雨の降りしきる鶴見緑地球技場で近畿大学のキックオフで幕を開けた。

先手を取ったのは近大。前半5分に関学陣で相手キックをチャージしたSH9番下村怜央が、そのままボールをとらえて左隅に抑えて0-5と先制した。

その後、雨がますます強まり、両チームとも滑るボールに手を焼いて一進一退の様相。FW戦に自信を持つ近大が地上戦ではやや優勢にボールを支配するが、一方の関学もSO10番山田一平らのキックで失地を回復する。

試合が動いたのは25分、関学は中盤から連続攻撃でボールを大きく右に展開、最後はWTB11番鮫島魁からボールを受けたFB15番中孝祐が右中間にトライ、自らゴールも決めて7-5と逆転した。
近大も直後の28分、HWライン付近で相手ボールをインターセプトした№8・8番酒井秀章がそのまま50m近くを走り抜き左隅にトライを挙げ再び逆転(7-10)。さらに前半終了間際に近大は、この日FB15番に入ったキャプテン喜連航平が個人技で50mを独走し7-17と点差を拡げて前半を終える。

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後半に入っても近大ペースは衰えない。4分にゴール前30m付近でSO10番梅村太郎からのリターンパスを受けたCTB12番玉置哲史が中央にトライ、7-24とほぼ勝利を決定づけた。その後、関学も14分、37分にキャプテンHO2番赤壁尚志とWTB14番重吉優毅がそれぞれトライを挙げて近大を追い上げるが、ここ一番でのハンドリングエラーやペナルティでチャンスを逸し、19-24と一歩及ばなかった。

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悪コンディションの中、両チームとも精一杯自らの持ち味を出そうとしたが、大事な場面で集中力を発揮した近大がわずかの差で関学を上回った。地力のある両チームだけに共にきっかけをつかんで上位に食らいついていきたい。
マン・オブ・ザ・マッチには勝利を決定づけるトライを挙げ、その後も関学の攻撃を抑え込んだ近大CTB12番玉置哲史に贈られた。

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(文責:大阪府協会、石川悟、丸井康充)

 

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 古田浩

■撮影者:KRPU 山口勝一