1月4日(水) 全国地区対抗大学ラグビー大会 鹿児島大学 53−12 東京学芸大学

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第67回全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会 準決勝
鹿児島大学 VS 東京学芸大学

2017年1月4日(水) 12:15キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場
鹿児島大学 東京学芸大学
53 FULL TIME 12
24 前半
29 後半
詳細
(日本協会公式)

マッチレポート

穏やかな冬空の下、東京学芸大学のキックオフで試合開始。
ハイパントの攻防からブレイクダウンでのペナルティーを誘ったのは、鹿児島大学。
相手陣ラインアウトから攻撃を仕掛けるも東京学芸大学は力強い防御で対抗、相手陣に地域を押し返す。
その後、中盤での攻防となるがチャンスをつかんだのは東京学芸大学。
前半8分、チャージダウンからゴール前のルースボールを得ると、⑤保坂が右隅にトライ、コンバージョンも成功し0-7と先制する。
さらに、東京学芸大学は要所での好判断が続き優位に試合を進めていく。
一方、鹿児島大学はキックを巧みに用いて対抗、前半18分、キックカウンターから⑩中尾のランでビックゲイン、最後は⑭久津輪に渡り右隅にトライ、コンバージョンも成功し7-7と振り出しに戻す。
勢いのついた鹿児島大学は、前半21分、同じようなキックの攻防からカウンターアタック、巧みにボールをつなぐと最後は⑥吉松が左隅にトライ、12-7と逆転する。
対する東京学芸大学は⑥堤のビックゲインからチャンスをつかむと相手陣での攻撃が続くが鹿児島大学の堅守で得点には至らない。
すると前半33分、鹿児島大学は相手陣5mのライアウトモールで前進してBK展開、右隅に⑪田代が走りきりトライ、17-7とリードを広げる。
さらに前半39分、鹿児島大学は左ゴール前スクラムからセットアタックを見事に決まて⑫保田がトライ、コンバージョンも成功し24-7で前半が終了した。

後半に入っても双方、中盤での厳しい攻防が続く。
均衡を破ったのは鹿児島大学。
後半6分、中盤の相手ラインアウトをスチールすると⑩中尾が抜け出し、⑭久津輪につなぎ右隅にトライ、コンバージョンも成功し、31-7とする。
さらに後半10分、鹿児島大学は相手陣ゴール前からFWが前進、最後は⑩中尾の防御裏へのキックに⑪田代が反応、インゴールで抑え36-7とリードを大きく広げる。
対する東京学芸大学は後半14分、相手ゴール前に地域を進めるとFWが連続攻撃 、⑤保坂が押し込みトライ、36-12とする。
それでも鹿児島大学の優位は変わらず後半22分、ラインアウトモールから②阿比留がトライ、後半26分には、認定トライ(コンバージョン成功)とトライを重ね、48-12とする。
さらに、後半38分、⑭久津輪のトライで53-12と鹿児島大学の勝利で試合が終了した。

(文責 早坂一成)

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撮影者:清水良枝