開幕直前!2016ムロオ関西大学Aリーグ 監督座談会

2016ムロオ関西大学Aリーグ開幕まで1週間と迫った某日、関西大学リーグ高見澤篤委員長と前年度優勝チームの同志社大学の山神孝志監督そして2位の天理大学小松節夫監督にお話をうかがいました。

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左から 高見澤委員長 山神監督 小松監督

– 今年の関西大学リーグの見どころはどんなところでしょうか。

高見澤 どんな形であれ、今日来ていただいた2校、同志社大学と天理大学を中心にリーグが回っていくことは確実だと思います。両校とも全国でも屈指の強豪。この2校が覇を競うでしょうし、他のチームはこの2校にどうやって勝つか、知恵を絞っているでしょう。

– 中心と目されている2校。まず同志社大学の山神監督にうかがいます。今年はここまで順調にきていると考えてよろしいでしょうか。

山神 まず、昨年度の優勝ですが、それはあくまで前年のチームの優勝です。今年はキャプテンの山田を中心に、再度優勝を狙う。全国制覇をする。

– 確かに、毎年メンバーが入れ替わるのが大学ラグビーの面白さであり難しさですね。そういう意味でも、合宿での動向が毎年注目されます。

山神 春は松井(千士)をはじめ代表に出る選手が多く、メンバーが揃ったのが夏合宿辺りでした。今年は8月初旬よりかなり長期の合宿を北見で行いました。もともとうちの学生は真面目。しかし今年は「そこまでやるか」といった面が出てきたように思います。

– 対する天理大学。今シーズンの仕上がりはどうでしょうか。

小松 春はけが人、特にプロップのけが人が多く大変な面もあったのですが、その分、控えだったメンバーが伸びてきました。そういった流れもあり、弱点であったセットプレーがそこまで弱点ではなくなってきました。

– 天理大学といえば、高速バックスとつい期待してしまいます。今年も素晴らしいアタックが見られると考えていいでしょうか。

小松 それに加えてセットプレーやブレイクダウンのベースがないと、バックスにボールが回りません。関西リーグ優勝と全国制覇となると、そこのベースは必要ですね。

– お互い、どうしても意識されると思うのですが、特に「相手のここが気になってしまう」ということはありますか?

山神 いや、同じ大学の先輩なので…(笑)
※注:小松監督と山神監督は同志社大学OBです。

一同 (笑)

山神 やはり天理大学さんを倒して、関西制覇をしないと日本一は遠い。近くで1番目標にするチームです。

小松 …後輩にやられっぱなしなのでそろそろ(笑)関西のチームにとって、同志社は常に目標です。うちが弱い時に二軍を出してもらうからはじまって、今はいいライバル関係でいられるというのは、うれしいことですね。

– シーズン中にお互いのことが気になるということはあるのでしょうか。

山神 うちは昨年、初戦で近畿大学さんに負けてましたから、もう(笑)

小松 同志社がもう一つ負けてくれたらうちは楽になったんですけどね(笑)
「やっぱり1敗できたな」などは思いました。しかし毎回気になるということはありません。まず自分たちです。

– 両チームとも目標は全国制覇。やはり打倒関東という意識はあるでしょうか。

高見澤 近年、結果は伴っていませんが、関西リーグのレベルは間違いなく上昇しました。

小松 打倒関東というのはもう超えています。今はもっと具体的に、帝京。次に明治、東海というチームをターゲットにします。ひと昔前の関西の優勝校が関東の5位に負けるような、そういう状況ではなくなってます。

山神 うちは定期戦もあって、関東のチームで今年やってないのは、帝京大学さんくらいです。あとのチームは想像のつく範囲にきています。

– 今年から大学選手権のシステムが変更され、昨年度の「上位5校」から「上位3校」へと出場枠が変更されました。影響はありそうでしょうか。

高見澤 さまざまな議論を重ねてきました。しかし、この2校に関しては「枠は関係のない」という気持ちで取り組んでもらっていると思っています。

小松 関係ないことはないですよ(笑)緊張感はあります。

山神 前なら取り返しができるんですよね。今年からは5勝しないと。となる。

小松 以前なら4勝すれば、、、と言うのはありました。

山神 枠よりも、日程が楽になります。昨年までですと、関西リーグが終わった次の週に大学選手権が始まりました。今年は1週休みがあります。関東大学リーグ戦は、関西リーグより早く終了しており、じっくり研究・準備をしてきたと感じていました。

小松 大学選手権のトーナメントもよくできています。関西リーグで1位になると対抗戦の1位と準決勝で当たります。2位になっても、勝ち進めば準々決勝で対抗戦の2位と、準決勝で関東リーグ戦の優勝校と戦うことになります。

– 1月2日に、関西のチームが2校残っている。という光景を期待しています。

高見澤 もちろんその先の全国制覇もです。

– 9月25日から、リーグ戦。その先の大学選手権と日本選手権まで4ヶ月に渡る戦いを期待しています。本日はどうもありがとうございました。

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