11月2日(日) 京都産業大学 vs 近畿大学


入場者数:1500人 天候:くもり時々晴れ/無風
レフリー:山谷 亮介(関西協会)
アシスタントレフリー:稲西 輝紀(日本協会) / 長手 大地(関西協会) / 勝木 龍樹(関西協会)
京都産業大学 近畿大学
47 FULL TIME 26
26 前半 7
21 後半 19
勝点
5-0
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶京都産業大学 4 石橋チューカ

試合映像(ダイジェスト)


メンバー表(48時間前)

▶PDFはこちら
 
京都産業大学
監督 廣瀬 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR小林 龍昇3172103
緑中→金光藤蔭
2HO福留 斗生3177110
宝神中→同朋
3PR八田 優太3185117
鳴門RS→徳島城東
4LO石橋 チューカ3190106
兵庫RS→報徳学園
5LO石川 東樹3185102
かしいヤングラガーズ→大分東明
6FL平野 龍4180100
新生野中→札幌山の手
7FL伊藤 森心417591
明石JrRS→松山聖陵
8No.8シオネ・ポルテレ4184110
トンガカレッジ→目黒学院
9SH髙木 城治316575
かしいヤングラガーズ→東福岡
10SO吉本 大悟418492
七条中→東海大大阪仰星
11WTB馬田 琳平318186
りんどうヤングラガーズ→東福岡
12CTB奈須 貴大417887
藤森中→光泉カトリック
13CTBナブラギ・エロニ3185103
Queen Victoria School→大分東明
14WTB小林 修市417683
勧修中→京都成章
15FB宮里 快一218286
デイゴRS→名護
16Re.谷村 穣太郎317495
ノーサイドRS→日本航空石川
17Re.川北 啓太2182110
南大阪RS→常翔学園
18Re.佐名木 風雅2183115
吹田RS→関大北陽
19Re.シオネ・マへ2188112
トンガカレッジ→高川学園
20Re.髙木 彗那2174102
帯広RS→札幌山の手
21Re.上村 純大117271
津高虎RS→四日市工業
22Re.吉岡 佑真317280
東生野中→常翔学園
23Re.太田 陸斗217380
西陵中→京都成章
※番号白抜きの選手はキャプテンです。
近畿大学
監督 神本 健司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR弓部 智希4173100
城南中→石見智翠館
2HO金井 海琉4173102
東大阪KINDAIクラブジュニア→大阪桐蔭
3PR大下 貴志4181110
城東中→東海大大阪仰星
4LO中田 悠生4182103
加賀屋中→大阪桐蔭
5LO楠 大輝4185107
石切中→日本航空石川
6FL水流 夏楓217686
盾津中→天理
7FL加藤 礼暉318094
豊田ラグビースクール→中部大春日丘
8No.8小西 泰誠4182100
中野中→石見智翠館
9SH渡邊 晴斗317176
東大阪KINDAIクラブジュニア→報徳学園
10SO須田 厳太317482
大阪ラグビースクール→天理
11WTB吉田 幹太118188
大野中→大分東明
12CTB中村 優太417483
OWL洛南Jr.R.F.C→京都工学院
13CTB井上 晴嵐317892
養精中→近大附属
14WTB松本 睦生217475
東大阪KINDAIクラブジュニア→常翔学園
15FB太田 啓嵩218383
高石中→報徳学園
16Re.井上 晴貴317497
かしいヤングラガーズ→筑紫
17Re.浦出 睦己3168105
小阪中→大阪桐蔭
18Re.柴田 佳祐2177103
豊田ラグビースクール→中部大春日丘
19Re.能勢 涼太郎4197110
猪名川中→川西北陵
20Re.澤村 類317995
枚岡中→天理
21Re.篠原 颯将217070
新巽中→石見智翠館
22Re.西 柊太郎317382
三宅YR→東福岡
23Re.坂口 翔哉417890
東大阪KINDAIクラブジュニア→日本航空石川
※番号白抜きの選手はキャプテンです。
 

マッチレポート

2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第5節の前半2試合はくもり時々晴れ、無風の宝が池公園球技場でいよいよ優勝を目指す上位4校が対戦。

1試合、京都産業大学(以下、京産大)VS近畿大学(以下、近畿大)。

京産大は開幕から4連勝、勝点20を獲得。ここまで危なげない戦いで連勝し、フィジカルに拘るラグビーで王座奪回へ邁進したい。
近畿大は22敗、勝点9を獲得。FWBKが一体となった戦いが整いつつあり、何としても一泡吹かせたい。

京産大SO吉本大悟のキックで試合開始。

最初にチャンスを掴んだのは京産大、6分にゴール前23m左ラインアウトからスロワーHO福留斗生からFL伊藤森心キャプテンがキャッチしモールを形成。サイドを攻め最後はLO石川東樹が左中間に先制トライ。GKSH髙木城治が成功し、70

10分、京産大がペナルティからSO吉本がタッチに蹴り出し、ゴール前10m右ラインアウト。スロワーFL平野龍から途中出場のHOシオネ・マヘがキャッチしサイドを攻めSH髙木のパスを受けたFL平野が回転しながら右中間にトライ。GKSH髙木が成功し、140

攻撃の手を緩めない京産大は19分、自陣5mから攻めパスを繋ぎ最後はWTB小林修市が右隅にトライ。GK不成功で、190

京産大の波状攻撃に耐えた近畿大は30分、ゴール前6m京産大のラインアウトボールをNO.8小西泰誠が奪い左に展開し、SH渡邊晴斗CTB中村優太からパスを受けたCTB井上晴嵐がゴールポスト下にトライ。GKCTB中村が成功し、197

39分、今度は京産大が自陣中央スクラムからフェーズを重ね、SH髙木からパスを受けたSO吉本のキックパスを受けたWTB小林が右中間にトライ。GKSH髙木が成功し、267

ロスタイムには近畿大が敵陣まで攻めるがノックフォワードで前半が終了。

近畿大CTB中村のキックで後半開始。
後半攻撃のリズムを掴んだ近畿大は7分、京産大ラインアウトのミスからチャンスを掴み自陣から攻め、FB太田啓嵩が突破しキックしたボールを押さえたWTB松本睦生が右中間にトライ。GK不成功で、2612

15分、近畿大がゴール前15m右ラインアウトから左に展開し最後はWTB吉田幹太が左中間にトライ。GKも今節から復帰したCTB西柊太郎が成功し、2619

23分、再び近畿大が自陣から攻め、PR弓部智希からパスを受けたLO中田悠生キャプテンが左中間にトライ。GKCTB西が成功し同点、2626

同点に追いつかれた京産大は29分、ペナルティからSO吉本がタッチに蹴り出し20m左ラインアウト。FL平野からLO石川がキャッチしモールで押し込み、最後はLO石橋チューカが抜け出し左中間にトライ。GKSH髙木が成功し、3326

36分、近畿大の攻めをFB宮里快一がスチールを決めチームの危機を救い、SO吉本がタッチに蹴り出す。その後、中央右ラインアウトからモールで攻め、フェーズを重ね最後は途中出場のWTB太田陸斗がゴールポスト左にトライ。GKSH髙木が成功し、4026

ロスタイムに入りどちらもトライを奪いたい。近畿大はトライを決めて7点差のポイントを、京産大も3トライ差にしてボーナスポイントが欲しい。

近畿大が自陣22ml付近の右ラインアウトから攻めるが、京産大はSO吉本の好タックルでチャンスを掴み、FL伊藤のキックがトライゾーンで止まりCTB吉岡佑真が押さえてトライ。GKSH髙木が成功しノーサイド、4726

京産大が4726で勝利。ボーナスポイントを含む勝点5を獲得し、全国大学選手権への出場も決めた。

POMにはディフェンスにアタックからトライと活躍したLO石橋チューカ選手が選ばれた。

会見レポート

近畿大学

神本健司 監督
前半の入りで何とか先制したいところでしたが、自分たちのミスから自陣に入られ簡単に失点をしてしまう。その後も続けて2本(合計3本)取られたというゲームの序盤としては望んでない形でした。後半は強化してきたスクラムでプレッシャーを与えることができていたので、その強みも生かしつつ何とか離されないようにと申し合わせ、幸い良い流れに行ったのですが、やはりうちの力の無さと京都産業大学さんの粘り強さで最後は離されてしまいました。ただ、選手たちは良くやってくれました。僕自身の力の足りなさで申し訳ない気持ちで一杯なのが現状(の気持ち)です。残り2戦、(近畿大学の力を存分に発揮して)4年生には勝たせて、最後良い形で学生のラグビーを終えさせたいと思っています。

中田悠生 キャプテン
前半、3本のトライを簡単に取られたというのが響いたと感じています。前半からFWは(勝ったり負けたりですが)良い勝負ができていたので、後半、セットプレーで優位になって、そこから乗っていきたかったのですが、京都産業大学さんの80分間の集中力やタフが上回っていたのかなと思っています。

Q.後半は流れを引き寄せることができた。ハーフタイムの指示は?
神本監督
まだ、ゲーム自体は死んでいない(7対26)ので、まずは(後半)先制するということ。もう一つはセットプレー(スクラムでペナルティをとれたていた)。一つ一つのプレーで返していくしか相手には勝てないということを申し合わせました。その結果、キャプテンを中心にあのような流れになったのかなと思っています。

京都産業大学

廣瀬佳司 監督
今週から(前年度の)上位チームと当たるということで、しっかり準備して臨みました。伊藤(キャプテン)中心に集中力を持ってゲームに臨んでくれたと思っています。近大は実力のあるチームなので最後までもつれるゲームになるだろうと覚悟はしていまして、後半20分過ぎに同点(26対26)になりやはりと思いましたが、チームがまとまってスコアしてくれてすごく良い試合をしてくれたと思っています。次節、また強いチームと当たりますのでしっかり準備して臨みたいと思っています。

伊藤森心 キャプテン
前節の同志社戦の(前半10分で2トライされた)反省から、(中1週間という難しいコンディションではあったが)前半絶対に集中して自分たちのフィジカルバトルに拘ろうと話をしていて、前半はすごく良い入りができた。ただ、後半開始20分のところで近畿大学さんの(意地というか僕たちの試合にかけてくる)プレッシャーを受けて一時同点になったが、そこで落ちることなく(僕であったり吉本であったりとそういう)プレイヤーがしっかりしゃべってくれて、(一つにもう一度まとまって)近畿大学さんを圧倒しにいこうという姿勢を最後の後半20分に見せられた。それがスコアに反映されて勝ち切れたことは良かったと思います。ただ、その部分(後半最初の20分)を修正していかないと、関学、天理は凄いタフな相手だと思うので、関西優勝のためにもう一度レベルアップしていきたいです。

Q.レベルアップの方法は?
伊藤キャプテン
上位チームと当たるということでよりタフな試合になることは分かっていたので、前半入りの部分は素直に評価したらいいと思っています。ただ、関学、天理との試合をものにするためには、後半入りの20分、自分たちの時間を多くとるというのが80分の中でテーマだと思うのでそこをもう一度修正して臨みたいと思います。 前半はアタックでもデフェンスでも相手より低く早く走るということが徹底できていたと思うのですが、後半の入りは、(中1週間で疲れなのか?気の緩みなのか?まだ整理できていないが)少し足が止まってしまったのかなというのが印象にあります。ここ(後半最初20分間)を拘って自分たちのもの(時間)にできれば、もっと試合展開は楽にできる。先にハードワークして相手を疲れさせるというのが京産大のテーマでもあると思うので、走るということ、そこは意識したいです。

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