10月12日(日) 立命館大学 vs 京都産業大学


入場者数:2090人 天候:くもり/微風
レフリー:加納 孝紘(関東協会)
アシスタントレフリー:米倉 陽平(関西協会) / 長手 大地(関西協会) / 西村 純(関西協会)
立命館大学 京都産業大学
24 FULL TIME 47
7 前半 14
17 後半 33
勝点
0-5
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶京都産業大学 12 奈須貴大

メンバー表(48時間前)

▶PDFはこちら
 
立命館大学
HC 小寺 亮太
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR髙橋 凜乃介2166100
瀬田北中→東福岡
2HO大本 峻士4174103
菫中→常翔学園
3PR鍋島 孝碩3175108
輝翔館中→東福岡
4LO石橋 隼4190103
浄心中→昭和
5LO名取 稜太郎3186103
枚方RS→東海大静岡翔洋
6FL榎本 匡志4180100
上小阪中→大阪桐蔭
7FL𠮷川 大智3182100
淀中→関大北陽
8No.8生島 拓海318197
草ヶ江ヤングラガーズ→東福岡
9SH香山 創祐317675
オルカRS→京都成章
10SO初田 航汰417883
七条中→東山
11WTB西村 長316886
勧修中→光泉カトリック
12CTB中村 颯汰417284
吹田RS→大阪桐蔭
13CTB藤原 洋斗418192
瀬田北中→京都成章
14WTB三浦 遼太郎318291
北海道バーバリアンズJrRS→立命館慶祥
15FB久保田 創大217279
ブランビーヤングラガーズ→筑紫
16Re.西野 陽216590
茨田北中→大阪桐蔭
17Re.光野 凉有3175108
立命館中→立命館
18Re.甲斐 匠馬4182108
筑紫丘ラグビーJrRS→東福岡
19Re.鈴木 孝昌418197
寄居中→流経大柏
20Re.久野 惇也317590
西京極中→洛北
21Re.堀 陽人417073
瀬戸RS→名古屋RS→中部大春日丘
22Re.青田 宗久317482
芦屋RS→尾道
23Re.齊藤 泰生117883
七条中→東海大大阪仰星
※番号白抜きの選手はキャプテンです。
京都産業大学
監督 廣瀬 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR小林 龍昇3172103
緑中→金光桐蔭
2HO福留 斗生3177110
宝神中→同朋
3PR八田 優太3185117
鳴門RS→徳島城東
4LO石橋 チューカ3190106
兵庫RS→報徳学園
5LO石川 東樹3185102
かしいヤングラガーズ→大分東明
6FL平野 龍4180100
新生野中→札幌山の手
7FL伊藤 森心417591
明石JrRS→松山聖陵
8No.8シオネ・ポルテレ4184110
トンガカレッジ→目黒学院
9SH髙木 城治316575
かしいヤングラガーズ→東福岡
10SO吉本 大悟418492
七条中→東海大大阪仰星
11WTB馬田 琳平318186
りんどうヤングラガーズ→東福岡
12CTB奈須 貴大417887
藤森中→光泉カトリック
13CTBナブラギ・エロニ3185103
Queen Victoria School→大分東明
14WTB小林 修市417683
勧修中→京都成章
15FB宮里 快一218286
デイゴRS→名護
16Re.谷村 穣太郎317495
ノーサイドRS→日本航空石川
17Re.川北 啓太2182110
南大阪RS→常翔学園
18Re.佐名木 風雅2183115
吹田RS→関大北陽
19Re.シオネ・マへ2188112
トンガカレッジ→高川学園
20Re.一柳 尚斗3185100
兵庫工業
21Re.上村 純大117271
津高虎RS→四日市工業
22Re.吉岡 佑真317280
東生野中→常翔学園
23Re.太田 陸斗217380
西陵中→京都成章
※番号白抜きの選手はキャプテンです。

マッチレポート

2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節第4試合、開幕から2連敗と苦しい立命館大学(立命大)と順調に2連勝の京都産業大学(京産大)の一戦。
春季トーナメント決勝では立命大に軍配が上がっている。京産大にとってはリベンジとなる戦いだ。
平年より気温は高めであるが曇り空、前節までと比べるとまずまずのコンディション、京産大のキックオフでスタートした。

開始早々30秒でファーストスクラム。最初は両チームフロントローがスリップダウン、組み直したあと立命大の強烈なヒットで京産大からコラプシングの反則を奪った。両チームともこだわりのあるスクラムでまずは立命大に軍配。

序盤、立命大が優位にゲームを進める展開。11分にはPGの機会を得るが決まらず。

だが、直後の12分、京産大がワンチャンスをものにした。自陣10M付近で立命大のノックフォワードボールをすかさずカウンターアタック。LO⑤石川東樹からHO②福留斗生、キャプテン・FL⑦伊藤森心、トライゲッターのNo.8⑧シオネ・ポルテレへとテンポよくフラットパスで繋ぎ、⑧ポルテレはスピードを生かし、最後は追いすがる相手をフィジカルで突き飛ばし左隅にトライ。難しい角度からのGKSH⑨高木城治が見事に決め先制する。(07

この後、攻守が激しく入れ替わり立命大もゴールに迫るが京産大のデフェンスに阻まれるという展開。
32分、京産大はゴール前10MラインアウトからFWが近場を攻めゴール前までボールを運ぶ。ラインオフサイドのアドバンテージの中、右に展開。SO⑩吉本大悟WTB⑪馬田琳平からFB⑮宮里快一とパス、⑮宮里がタックルを交わし右中間に飛び込む(GK成功)。(014

引き離されたくない立命大、もう一本とって有利に進めたい京産大。
43分、京産大の攻撃を凌いだ立命大がチャンスを迎えた。ゴール前5Mのラインアウトから得意のドライビングモール、しっかり押し込みHO②大本峻士が左中間に押さえこむ。難しい位置からのGKCTB⑬藤原洋斗が決め、1トライ1ゴール差に迫る。(714

前半、最後のプレーで京産大がゴール前5Mラインアウトの得点機会を得るが、立命大のLO⑤名取稜太郎が阻み前半が終了する。

立命大のリスタートキックで後半が始まる。どちらも、先制点が欲しいところである。
2分、京産大は、自陣10M付近で相手のスローフォワード・タッチに対し、相手の意表を突いてクイックで投入、CTB⑫奈須貴大60Mを走り切り中央へトライ(GK成功)。したたかに奪った追加点、この得点が精神的に優位に立ったのではと思われる。(721

だが、6分に立命大がゴール前5Mラインアウトから今回はモールを組まず直ぐに右ラインに展開。FL⑦𠮷川大智からライン上に残ったSH⑨香山創祐へパスアウト、WTB⑭三浦遼太郎からSO⑩初田航汰へ。⑩初田がタックルを受けながらワンモーションでゴールラインを越えトライ(GK成功)。また、7点差に迫る。(1421

この後、13分には、京産大がゴール前10MラインアウトからFW選手がボールを前へ動かし、最後はPR①小林龍昇がトライ(GK成功)で引き離す。(1428

次の15分には、立命大が見ごたえあるBK展開で⑭三浦がフィニッシュと追いすがる。(1928

だが、京産大は、31分に⑮宮里の見事な超ロングタッチキックからのゴール前ラインアウトモールを制圧。PR③八田優太がグランディング(GK成功)。

36分にも、京産大は自陣スクラムを押し込みアドバンテージの中、BKへ展開。⑮宮里⑫奈須WTB㉓太田陸斗CTB⑬ナブラギ・エロニがそれぞれブレイク。最後はフィニッシャー⑧ポルテレがトライで引き離し、勝負あったか。(1940

42分、立命大HO⑯西野陽がラインアウトモールからトライで意地を見せる。(2440

京産大は45分のラスト1プレーでもう一度集中し意思統一、22Mセンタースクラムから⑧ポルテレが持ち出し相手を集めギャップを作る。走り込んできた㉓太田のトライ(GK成功)を演出した。ボーナス点をゲットするためのしたたかな攻撃と見た。(2447

終わってみれば京産大のダブルスコアとなったが、立命大も地力のあることはは十分に証明したゲームであった。
POMには、勝負を決めるトライなど攻守に活躍した京都産業大学CTB⑫奈須貴大が選ばれた。

 

会見レポート

立命館大学

小寺亮太監督
いつもありがとうございます。いい準備をしてきて、最終的には得点は開いてしまったものの、自分たちが勇気を持ってアグレッシブなラグビーを体現して、今持っている最大の力を出してくれたと思います。チームとして修正できるところは修正し、次の試合に顔を下に向けずに向かっていきたいと思います。

中村颯汰ゲームキャプテン4年=大阪桐蔭)
今日の試合はもう後がない中で、徹底した分析でやりたいことを明確にして挑みましたが、最終的には、相手のセットプレーの強さなどが上回っていました。前半はやりたいことが徹底できていましたが、それを80分間通してできなかったのが、今日の反省点です。

Q.チームが2連敗している中で、どうことをチームで話をしてきたか?
中村ゲームキャプテン
過去2戦、自分たちのミスであったり、シンビンであったり、自分たちの思いもよらない形で敗戦してしまって、島キャプテンを中心にどうやって京都産業大に挑んでいくかについてミーティングを重ねたうえで、チャレンジャーとしてゲームに臨みました。

京都産業大学

廣瀬佳司監督
本日はどうもありがとうございました。取って取られての非常に苦しい試合でしたけれども、伊藤キャプテン中心にしっかりと最後勝ち切ってくれて、非常にいいゲームをしてくれたと思います。終始ミスが多くて安定感のない試合で、修正すべき課題がたくさん出たなと思っておりますので、しっかり修正して、同志社戦に臨んでいきたいと思います。

伊藤森心キャプテン4年=松山聖陵)
本日はありがとうございます。廣瀬監督からもあったように、自分たちのミスで自分たちの時間を失って、相手にボールを渡してしまうというプレーが多かったんですけど、そういう苦しい状況の中で自分たちの形を戻すことができなかったところが、今日の反省点かなと思います。この後も関西リーグが続いていくので、こういった課題を修正しながらひたむきに自分たちのラグビーをしていこうと思います。

Q.春季トーナメントで負けている立命館大ということに対する意識は?
伊藤キャプテン
リベンジャーでありチャレンジャーという精神はこの試合に向けていて、前節の関西大学戦が終わった後から、立命館に勝つためだけにこの2週間練習してきたので、まず勝って反省できるということは、すごくいいことだなと思います。

Q.ボーナス点と合わせて勝ち点「5」に対する意識は?
伊藤キャプテン
本当に30でも、57でも、どんな小さなスコアであっても、まず勝つことが一番だし、僕たちはボーナスポイントを意識して試合できるほど、チャンピオンチームもなんでもありませんし、そこはひたむきに戦うことだけに集中しています。

Q.今日の試合で京産大らしいプレーはどのあたりでしたか?
廣瀬監督
あまり出せなかったですね。まあ前半特にですけど、ゴールラインを背負ってトライを取らさなかったという場面が何回かありましたが、そのあたりは良かったかなと思います。ただうちらしさというのがなかなか出せなった、すごく立命館に封じ込められたという感じです。例えば、スクラムであったり、モールであったり、うちのやりたいようにはやらせてもらえなかったので、そこが課題ですね。


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■KRPU 渡辺隆夫


■KRPU 新屋敷こずえ

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