関西大学 VS. 天理大学
2016年11月27日(日) 12:00キックオフ グラウンド:神戸ユニバー 入場者数:1215人 天候:雨/微風 | ||||
レフリー:丸山智一(関西協会) アシスタントレフリー:佐々木裕司(関西協会)/椿原歩(関西協会)原延雄(関西協会) ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:天理大学4西川太郎 |
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関西大学 | 天理大学 | |||
5 | FULL TIME | 48 | ||
5 | 前半 | 19 | ||
0 | 後半 | 29 | ||
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マッチレポート
朝から激しい雨が降り、厳しい寒さの神戸ユニバー。ここまで1勝4敗と苦戦が続いている関西大学と、危なげない試合で5戦全勝と波に乗る天理大学の一戦。
4分、関西大FB15竹中が、中央からカットインし右中間へトライ。ゴール不成功も、関西大が先制する。
7分天理大は雨の降る中でもミスなくボールを繋ぎ、最後はSH9藤原が左中間へトライ。すぐさま5-5の同点とする。
16分天理大は関西大陣左中間ラックから出たボールを素早く展開し、WTB14久保が右中間へ走り込みトライ。ゴール成功で5-12と逆転する。
スリッピーなボールに、プレーヤーはなかなかコントロールが効かない。気温も下がり、身体からは湯気が出ているのがはっきり判るほどである。
拮抗していた試合が動いたのは39分。長く敵陣で攻めていた天理大は、左右にボールを動かしながらジリジリと攻め込む。最後はFB15ケレビが、左へボールを持ち出しトライ。ゴール成功で5-19とし、前半が終了する。
前節同様に粘り強いDFを見せる関西大だが、コンディションの悪い中でもミスなく確実にパスを回し、前へ前へと攻める天理大が一歩リード。
後半、さらに雨が強くなり、冷え込みが厳しくなった中でスタート。
46分、天理大は、右サイドのラインアウトをクリーンキャッチし、そのままモールで攻め込みHO2藤浪がトライ。5-24と突き放す。
なおも関西大陣内で攻め続ける天理大に対し、関西大は粘り強いDFでゴールラインを割らせない。
見応えのある攻防が続いた58分、天理大がモールで押し込みFL7フィリモニがトライ。ゴール成功5-31とする。
67分には、天理大が関西大陣ゴール前のラインアウトでボールをキープし、モールで一気に押し込みトライ(ゴール不成功5-36)。
さらに71分、天理大がパスを回し右サイドWTB23永松へ。関西大DFは外へ押し出そうとするも、後ろから走りこんできたFB15ケレビへボールが渡りトライ。ゴール成功、5-43。
とどめは81分。天理大ハーフウェイラインから繋いで、最後は右隅にLO5澤井がトライ。
5-48でノーサイドとなった。マンオブザマッチは天理大LO4西川太郎が受賞した。
(文責:濱田 麻以佳、編集:廣島 治)