11月19日(日) 立命館大学 vs 関西大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

2023年11月19日 11:45 K.O.
たけびしスタジアム京都
入場者数:1486人 天候:晴れ/弱風
レフリー:金城 学(関西協会)
アシスタントレフリー:須川 貴也(関西協会) / 東村 侑真(関西協会) / 長手 大地(関西協会)
立命館大学 関西大学
29 FULL TIME 34
15 前半 22
14 後半 12
勝点
1-4
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶関西大学 19 中村将人

メンバー表(48時間前)

▶PDFはこちら
 
立命館大学
HC鬼束 竜太
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR大西 馨汰4164100静岡聖光学院
2HO安部 薫平4171100東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
3PR前川 和輝4169105亀岡中→天理
4LO本郷 正人317798春日井RS→中部大春日丘
5LO宮城 雄真4187111瀬田北中→京都成章
6FL石橋 隼2189101浄心中→昭和
7FL吉川 大智118396淀中→関大北陽
8NO.8島 正輝2181105大分RS→大分舞鶴
9SH北村 瞬太郎416879横浜RS→國學院栃木
10SO山下 真之介317486松戸RS→日立RS→流経大柏
11WTB三浦 遼太郎118289北海道バーバリアンズjr→立命館慶祥
12CTB中村 颯汰217081吹田RS→大阪桐蔭
13CTB江川 剛人418485吹田RS→桐蔭学園
14WTB樋川 蔵人316779鎌倉RS→東海大相模
15FB吉本 匠希418386文の里中→常翔学園
16Re.吉田 篤人2174100豊田RS→中部大春日丘
17Re.橋本 凌1176102芦屋RS→報徳学園
18Re.甲斐 匠馬2182112筑紫丘ラグビーJrRS→東福岡
19Re.木本 佳佑4185106大正北中→関大北陽
20Re.服部 峻4177100東海大大阪仰星中→東福岡
21Re.福本 颯翔316673東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
Re.森 駿太417184かしいヤングラガーズ→東福岡
23Re.梁井 大希417186山口JrRS→尾道
関西大学
監督佐藤 貴志
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR宮内 慶大3176107つくしヤングラガーズ→東福岡
HO垣本 大斗417092枚岡中→石見智翠館
3PR杉原 絃太4180100英田中→大産大附属
4LO中薗 拓海418098茨田北中→関大北陽
5LO中村 豪2189114中宮中→常翔学園
6FL中川 一星118293かしいヤングラガーズ→東福岡
7FL奥平 一磨呂2183100名古屋RS→東海大大阪仰星
8NO.8森 大起418088勧修中→光泉
9SH溝渕 元気416975蹉跎中→大産大附属
10SO池澤 佑尽417985兵庫県RS→東福岡
11WTB立石 和馬317585つくしヤングラガーズ→東福岡
12CTB石川 海翔317485大桐中→大産大附属
13CTB吉良 陸人117486かしいヤングラガーズ→東福岡
14WTB澤口 飛翔417584御所中→御所実業
15FB﨑田 士人218290茨木RS→石見智翠館
16Re.山本 真士2178105滋賀学園中→石見智翠館
17Re.中岡 大暉316899文の里中→石見智翠館
18Re.細矢 一颯4173110蹉跎中→関大北陽
19Re.中村 将人118595楠葉中→京都成章
20Re.雨谷 陸椰418095高槻RS→常翔学園
21Re.末井 健将416771川西市RS→報徳学園
22Re.正田 青海117581鯉城RS→尾道
23Re.遠藤 亮真217585春日リトルラガーズ→東福岡

マッチレポート

2023ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第6節、後半の2試合は晴れ、微風のたけびしスタジアム京都で開催された。

第一試合は立命館大学VS関西大学が対戦。
立命大と関西大共に1勝4敗と負け越している。立命大は得意のアタッキングラグビーで勝利に導きたい。関大はデフェンスもスクラムも好調を維持。お互い前節では惜敗を喫したが最後まで諦めない姿勢を貫いた。入替戦回避の為にも互いに負けられない一戦。

風上から攻める立命大SO⑩山下真之介のキックで試合開始。
最初にチャンスを掴んだのは関西大。3分にゴール前8m右ラインアウトからサイドを攻め最後はPR①宮内慶大がゴールポスト左に先制トライ、GKもSO⑩池澤佑尽が成功。0-7
7分、再び関大が立命大の22m右ラインアウトから投げ込まれたボールをFL⑥中川一星が奪い、パスを受けたHO②キャプテン垣本大斗からSO⑩池澤に渡り、ノールックパスを受けたWTB⑪立石和馬がデフェンスをかわしゴールポスト左にトライ、GKもSO⑩池澤が成功。0-14
攻撃の起点となるラインアウトボールを奪われ苦しんでいた立命大だが16分、ハイタックルのペナルティからタッチに蹴り出しゴール前22mラインアウトからパスを繋ぎ、HO②安部薫平からSH⑨北村瞬太郎にSO⑩山下からCTB⑫中村颯汰にCTB⑬江川剛人からパスを受けたFB⑮吉本匠希が左中間にトライ、GK不成功。5-14
22分、再び立命大がハイタックルのペナルティからタッチに蹴り出しゴール前10m左ラインアウトからモールを形成し、最後はラックからPR③前川和輝が左隅にトライ、GK不成功、追い上げる。10-14


31分、関大がノットリリースのペナルティからタッチに蹴り出し自陣10mラインアウトからモールを形成し、HO②垣本が突破しFL⑦奥平一磨呂からSO⑩池澤に渡りキックパスを受けたWTB⑭澤口飛翔がデフェンスをかわし左隅にトライ、GK不成功。10-19
関大もゴール前まで攻め込むが立命大HO②安部のジャッカルでチャンスを潰す。
38分、立命大がハイタックルのペナルティからタッチに蹴り出しゴール前15m右ラインアウトから左に展開しSH⑨北村からSO⑩山下にCTB⑫中村からパスを受けたWTB⑪三浦遼太郎が左隅にトライ、GK不成功。15-19
42分、関大がノットロールアウエイのペナルティからショットを選択し35m左中間PGをSO⑩池澤が成功。関大が22-15とリードして前半終了。

関大SO⑩池澤にキックで後半開始。
開始5分、立命大がオーバーザトップのペナルティからタッチに蹴り出しゴール前5m左ラインアウトからモールを形成しサイドを攻めラックからSH⑨北村からSO⑩山下に渡り最後はCTB⑫中村がギャップをついて右中間にトライ、GKもSO⑩山下が成功、同点とする。22-22
13分、今度は関大がペナルティからタッチに蹴り出しゴール前10mラインアウトから強力なモールで押し込み最後はHO②垣本が左中間にトライ、GK不成功。22-27
26分、立命大が敵陣10m左ラインアウトからフェーズを重ねゴール前からCTB⑫中村のパスを受けたFB⑮吉本が右中間にトライ、GKもSO⑩山下が成功、立命大が初めてリードする。29-27
30分、関大リスタートのキックを立命大が蹴り返したボールをチャージした途中出場LO⑲中村将人がそのまま拾いゴールポスト右に逆転トライ、GKもFB⑮﨑田士人が成功。29-34
立命大もSO㉒キャプテン森駿太が出場しリズムをつくり攻め続けるがゴールまで届かず時間が経過したがロスタイムにオフサイドのペナルティからタッチに蹴り出しゴール前5m左ラインアウトからの最後の攻撃にかけたが、投げ込まれたボールが奪われ、タッチに蹴り出されノーサイドを迎えた。
関西大学が34-29として勝利。


関西大学は勝点を9にし、立命館大学も勝点8となったが、お互い最終節まで順位が決まらない状態が続き今日の勝敗では入替戦回避にはならなかった。

POMには素晴らしいチャージに成功し勝利に貢献した関西大学LO中村将人選手が選ばれた。

会見の様子

立命館大学 鬼束 竜太ヘッドコーチ
前節の敗戦から3週間、リーダー陣と選手がどう戦うかをしっかり話し合い、いい形で練習ができました。試合になると相手の存在があるため、ただ粘り強く戦って後半の中盤でしっかり逆転できたことは誇りに思います。ただ、最後に残念な形で敗戦してしまいましたが、これもラグビーだと思いますので、下を向くことなく、なんとしても入替戦は回避したいと思います。次の試合に向けてしっかり準備したいと思います。

森 駿太キャプテン
4年生中心に悔いのない3週間を過ごしてきましたが、結果としてそれが形にならなかったのは本当に悔しいです。自分がキャプテンとしてスタートに立てず、リザーブから出場してもチームに勢いを付けるべきでしたが、悪い流れになってしまい、自分の力不足で皆に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

Q.勝ち点5を取れば入替戦回避という試合で、どのようなゲームプランで臨んだのか?
鬼束ヘッドコーチ
勝ち点5も大事ですが、まずは勝つことが前提でした。関西大学さんの戦術を想定し、こちらのプランを皆が理解して進めてきましたが、ミスからの反則でリズムを崩し、序盤の失点につながりました。そこから追い上げるのは大変なので、先手を取りたかったです。ただ、継続してアタックすれば得点できると皆が理解しているので、自信を持って取り組むべきでした。しかし、残念ながらボールを手放して得点につながらなかったと思います。

Q.ラインアウトでかなり狙われていたと思うが?
鬼束ヘッドコーチ
相手が競ってくるのは想定していましたが、相手が上手で、その中での対応力が不足していたと思います。

Q.森キャプテンをリザーブにしたのは?
鬼束ヘッドコーチ
前節の試合で、スタートで森が出ていましたが、後半に山下と福本がハーフ団になってからテンポが変わりました。キャプテンを信頼していますが、プレッシャーからいいパフォーマンスが出せていなかったので、本人やリーダー陣と話し合い、前節の勢いを考慮して今回は山下を起用しました。どちらが出ても差はないですが、今回は山下を使いました。

Q.次の試合に向けて
森キャプテン
入替戦回避のために勝つことが最優先です。4年生中心に、この4年間の集大成を出したいと思います。


関西大学 佐藤 貴志監督
チームとして負けが続いており、入替戦が見えている中でしっかり勝ち切って、自力で入替戦に行かないという姿勢で挑みました。また、立命館さんとは三十数年勝っていないので、この代で新しい歴史を作るという気持ちで臨みました。その中で自分たちのラグビーができた時間とできなかった時間がありましたが、リーダーたちがしっかり修正して勝ちきってくれて嬉しく思っています。

垣本 大斗キャプテン
32年間立命さんに勝てていない中で、「今年は絶対に勝つ」と常に言っていました。前節の近大戦では細かい部分のミスが多かったので、その修正を2週間してきました。試合の展開では初めに先制したのは良い感じでしたが、気の緩みから立命さんに連続して得点されましたが、最後に勝てたのは良かったと思っています。

Q.30数年勝てていない立命館戦に対して、どのように選手の気持ちを高めていったのか?
佐藤監督
立命館さんだけでなく、関西大学をコーチングする上で、選手に自信を持ってほしいということを大事にしています。そして、対策を練り、いい準備をしてきたことを自信を持って立命館さんにぶつけることが大切です。

Q.立命館に対する苦手意識は?
垣本キャプテン
正直ありましたが、それはいったん忘れて、「今年は勝つ」という目標を持ちました。100周年ということもあり、自分自身キャプテンとして何か残せるかと考えたときに、勝利がなかったので、絶対に勝って、他の人から見ればただの1勝かもしれませんが、自分たちにとっては価値のある1勝を挙げて嬉しいです。

Q.奥平一麿呂選手の起用について?
佐藤監督
先週のジュニア戦を見て判断していますが、長いリハビリ期間の姿勢も素晴らしかったですし、自分たちのセレクションポリシーであるコンタクトの部分でもチームで上位に入る力を持っているので、自信を持って選びました。

Q.最終節に向けて
垣本キャプテン
セットプレーの部分では、試合の途中から相手にやられる場面があったので、スクラムやモールの修正と、反則が多かったので規律の部分を見直して、次戦に臨みたいと思います。


フォトギャラリー

■KRPU 渡辺隆夫
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