9月25日(日) 京都産業大学 vs 摂南大学


2022ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第2節
2022年09月25日 15:00 K.O.
皇子山陸上競技場
入場者数:1315人 天候:晴れ/無風
レフリー:椿原 歩(関西協会)
アシスタントレフリー:四辻 順一朗(関西協会) / 大川 貴史(関西協会) / 高尾 陽平(関西協会)
京都産業大学 摂南大学
70 FULL TIME 26
42 前半 7
28 後半 19
勝点
5-0
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶京都産業大学 10西仲隼

メンバー表(48時間前)

▶PDFはこちら
 
京都産業大学
監督廣瀨 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR野村 三四郎4176103高杉→西陵
2HO李 淳弘2173100大池→大阪朝鮮
3PR渡辺 龍4175108甲南→甲南
4LOソロモネ・フナキ2186115トンガカレッジ→目黒学院
5LOアサエリ・ラウシー 4190113トンガカレッジ→日本航空石川
FL福西 隼杜4178100伊丹RS→報徳学園
7FL松永 壮太朗218791勧修→京都工学院
8NO.8高本 泰伍417290大池→関大北陽
9SH土永 旭217070西陵→光泉カトリック
10SO西仲 隼417281瑞光中学→近畿大学附属
11WTB西 浩斗216980熊本ラグビースクール→熊本西
12CTB家村 健太417693ビックブルーJr→流通経済大柏
13CTB高井 良成317682瑞光→関西大北陽
14WTBシオネ・ポルテレ1184115トンガカレッジ→目黒学院
15FB北山 絢大417077樟葉→東海大仰星
16Re.梅基 天翔417196WILD BANDITS→高岡第一
17Re.乳井 大士2168103名古屋ラグビースクール→中部大学春日丘
18Re.岩井 陸317699尾道
19Re.日吉 健217897寝屋川第三→大阪産業大学付属
20Re.山本 大翔318492高知Jr.RFC→高知中央
21Re.西川 敢太416570四日市Jr.RFC→西陵
22Re.大村 亮介317685茨田北→日本航空石川
23Re.竹下 拓己418088CharmantsRFC→東福岡
摂南大学
監督瀬川 智広
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR森山 正臣417595藤森中→京都工学院
2HO高木 崇太郎417495本庄中→大阪
3PR原渕 修人3175106原山台中→摂津
LO徳永 リオ 吉平4184100東住吉中→上宮
5LOヴェティ・トゥポウ3195110Nausori District School→レリアン・メモリアル
6FL河野 秀太郎217988吹田RS→報徳学園
7FL森山 迅都3182100藤森中→京都工学院
8NO.8アミニアシ・ショー3186115Marist Brothers primary →マリストブラザーズ
9SH三田村 裕城317076蹉跎中→石見智翠館
10SO大津 直人216575常翔啓光学園中→常翔啓光学園
11WTBマイケルズ・カストン116674アウテニクワスクール
12CTB嶋本 大賀217582茨田中→大産大附
13CTB東 将吾417691淀中→芦屋学園
14WTB恒石 仁416375淀中→東海大大阪仰星
15FB前薗 斗真317486東住吉中→東海大大阪仰星
16Re.木村 歩夢417192伏見中→京都成章
17Re.仲嶺 夏輝317096北神戸RS→尾道
18Re.大西 翔3173101寝屋川市立第三→大産大附
19Re.蔭山 奏418096徳島RS→徳島城北
20Re.松川 嵩良316788本庄中→天理
21Re.藤谷 龍哉416266藤森中→京都成章
22Re.小畑 美嵐218085摂津市立第四中→淀川工科
23Re.ナレヴェア・ジョシュア118077Andrews Primary school→ウエストバックランドハイスクール

マッチレポート

ムロオ関西大学Aリーグ第2節、滋賀県皇子山陸上競技場の第2試合は、1節で後半にやや苦戦したものの関学から勝点5のスタートを切った昨年の覇者京都産業大学(京産)に、勝点は取れなかったものの近大に食い下がった昨年7位摂南大学(摂南)が挑戦した。

京産10番SO西仲隼のキックで前半開始。まず最初にゴールに迫ったのは摂南だったがゴール前5m右ラインアウトがノットストレートになりチャンスを潰す。得点が動いたのは6分、京産は摂南陣に少し入った右のラインアウトから左に展開、5番LOアサエリ・ラウシー で摂南10mL中央でポイントを作り再び左へ展開、13番CTB高井良成からパスを受けた15番FB北山絢大が左ライン際を抜け出し、11番WTB西浩斗、再び13番高井に渡り、高井が中央にトライ、10番西仲のゴールも決まり7点を先制した。(7−0)続く10分、14番WTBシオネ・ポルテレがパワーの走りで右中間にトライ、(G成功、14−0)16分にも4番LOソロモネ・フナキが左中間にトライ。(G成功。21−0)23分、15番北山が左隅にトライ。(G成功、28−0)28分にもHL中央付近のラックから13番高井が抜け出し、フォローした11番WTB西が中央にトライ、10番西仲のゴールも決まり、早くも5トライ、35−0となった。11番WTBマイケルズ・カストンの細かいステップとスピードの突破で何度かチャンスがあった摂南が、ようやく得点に結び付けたのは終盤に差し掛かった32分だった。京産の反則からゴール前10m左のラインアウトを選択、できた密集から右、右とサイドを突いて行き、最後は10番SO大津直人が右ポスト付近にトライし、自身でGも決め35−7とした。しかし京産も35分に9番SH土永旭がトライ(G成功)して、前半は42−7で終了した。

後半、摂南10番大津のキックで試合再開。すぐの2分、摂南が後半最初の得点を上げる。ゴール前5m左ラインアウトからのモールをそのまま押し込み2番HO高木崇太郎が左隅にトライ、10番大津も難しいGを決めて14−42とした。しかし京産はすぐに得点を重ねていく。7分、スクラムを押し込み8番No.8高本泰伍が左中間にトライ。(G成功、49−14)11分、自陣のラインアウトから11番WTB西が中央を突破、フォローした9番SH土永が左中間にトライし差を広げた。(G成功、54−14)大差はついてしまったが摂南は諦めない。 1本目同様にゴール前5m左ラインアウトから12分に入った18番PR大西翔が左隅にトライ(10番G不成功)し56−19。続いて27分、京産陣22mL右のラインアウトからFWを絡めてゴール前に迫り、13番CTB東将吾の飛ばしパスを受けた11番マイケルズが左中間にトライ。15番FB前薗斗真のGも決まり56−26としたが反撃もここまで。京産は33分、20m余りモールを押し込んで4番ソロモネが右隅にトライ。(G成功、63−26)ロスタイム42分にも22番CTB大村亮介が右中間にトライ、10番西仲のGも決まり70−26としたところでノーサイドとなった。

京産は第 1節同様に後半のマネジメントに少し課題があるものの、10T10Gの70点と第 1節の69点に続く大量得点で昨年覇者の貫禄を見せつけた。一方、摂南は後半19−28と互角に近い戦いができたゆえに前半の失点が痛かった。第 1節で近大に3トライ、今日は京産相手に4トライを上げており、アタックには相当な力がある。次節、同志社大学との対戦が楽しみである。
POMは、10本すべてのゴールを決めた京都産業大学10番SO西仲隼が選ばれた。

会見レポート

摂南大学
瀬川智広 監督
第2戦目ということで、当然勝つための準備を十分にして試合に臨んだのですが、やはりコンタクトやセットプレーの部分で京産大さんはわれわれよりもレベルが上だった。その一つ一つの積み重ねが失点につながったのかなと思います。ただ、この得点差が京産大との差か?というと、私はそうは思っていません。まだまだファイトできる部分が沢山あったと思います。後半はラストワンプレーでトライを獲られたが、そこまではほぼ互角の戦いをしていた。後半40分の時間帯を80分間積み重ねていくということがわれわれの課題だと思っています。

藤谷龍哉 キャプテン
この1週間、本当に勝つ気で準備してきたのですが、前半は京産大さんには勝者のプライドというものを感じてしまい、その部分で負けていたのかなと感じています。その前半の失点が響いて負けてしまったのかな…と思います。

・ハーフタイムで修正点は?どのような指示を?
瀬川監督
スクラムの(京産大の独特な)組み方に対応することの確認をもう一度。あとは、バックスで勝負できる場面があったので、そこ(スペース)にボールを運ぼうということ。ただ、これは枝葉の部分で、何よりも格闘(ファイト)していないということを学生に伝えました。後半だけは絶対に勝ちにいくということを全員で確認してグランドに出ました。


京都産業大学
廣瀬佳司 監督
2節目ということで、前節の反省を活かして前節よりもいい試合をしようと臨みました。前半は非常にいい形で攻撃ができて良かったと思います。後半はミス・ペナルティを続けてしまいトライを3つ許してしまった。新たに課題ができたので、そこをしっかり修正して次節に臨みたいと思います。

福西隼杜 キャプテン
前半は京産大ペースで試合をすることができたのですが、後半は崩れてしまって、特にFWのモールDFが崩れてトライされる場面が多かった。次の試合まで何週間か空くので、しっかり対策して次に臨みたいと思います。

・BKがボールを運びトライするシーンが多かったが、その評価は?
廣瀬監督
結構ボールキャリアがゲインできたので外側にスペースができて、そこにボールを運んでくれたなと思います。セットプレーからの準備してきたオプションでトライも獲れて良かったと思います。ただ、私自身は京産大らしさにこだわって、スクラムとかモールとかにもっとこだわって泥臭く、デイフェンスでもっとラインスピードをもって上がるとか、トライは取れなくてももっと京産大らしさにこだわってやっていきたいと思っています。

・前節よりも良かった点は?
福西キャプテン
準備してきたサインプレーが決まってトライを獲れたこと、ここは良かったと思います。

・後半苦戦の原因は?
福西キャプテン
点数が開いてしまうと、自分たちの中で心の余裕というか(隙)が出来てしまうのが原因だと思います。こういう所を直していかないといけない。そこを突かれて、摂南大さんの強いプレイヤーに乗られてしまったというのが原因だと思っています。

西仲隼 選手
プレスキックは結果的に100%決めることができたのですが、キックオフの精度であったり、タッチキックでミスをしたりとまだまだ満足するレベルではありません。キックの精度を上げていかないといけないと思っています。

・10番としてアタックの面でどのような点を意識したのか?
西仲選手
12番の家村選手と(共に)キックで敵陣に入って、敵陣でラグビーをしようと組み立てていったのですが、前節は空いたスペースに運ぶということができなかったので、この1週間で修正して今日は(外のスペースを見ながら)相手のスペースへ運べたと思います。


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