サンコーインダストリーPRESENTS 2026関西セブンズフェスティバルレポート 社会人・クラブ・オープンの部

4月19日(日)に開催の「サンコーインダストリーPresents2026関西セブンズフェスティバル」社会人・クラブ・オープンの部のレポートです。


MARUWA LOGISTAR’Z KYOTO 31-19 和歌山県成年代表


この日は晴天、暑さは感じなく、微風でグッドコンディション。第2Gの1stマッチ、MARUWA LOGISTAR’Z KYOTO(以降、MARUWA)のキックオフで前半開始。
1分、和歌山県成年代表(以降、和歌山)がボールを回しつつもMARUWAのディフェンスに圧されてじりじりと後退。パスミスのボールを⑥中村義大に拾われそのままトライ。⑦中州颯太のGKも成功。(7-0)
2分、MARUWAがキックオフのボールを確保し展開、④山下恭平がトライ、⑦中州のGKも成功。(14-0)
4分、MARUWAが同じ展開で⑥中村が2個目のトライ、⑦中州のGKも成功。(21-0)
前半終了間際の7分、和歌山が中央のスクラムから展開し⑥丸田誠一がトライ、⑭後藤誠弥のGKも成功。21-7で前半終了。
後半、最初にスコアリングしたのはMARUWA。1分、敵陣ゴール前のラックから⑮福西達也が持ち出しそのままトライ。(26-7)
6分、和歌山が自陣右でのラックから大きく展開し、⑥丸田にボールが渡りトライ、⑥丸田のGKも成功。(26-14)
6分、和歌山⑲楠本真得が敵陣ゴール前でペナルティを得て、タップキックしそのまま持ち込みトライ。5点差に追い上げる。(26-19)
7分、MARUWAがボールを保持でタイムアップのホィッスルが鳴るがアタックを続け⑩堀田礼恩がトライ。31-19でMARUWAが勝利し試合修了。和歌山の試合の「入り」が悔やまれる試合だった。


大阪府警察 56-0 奈良選抜セブンズ


第2試合、先制したのはやはり大阪府警察(以降、大阪府警)。1分、大阪府警のキックオフボールを⑩川島俊亮が上手く拾いトライ、⑨堀田恒司がGK成功。(7-0)
2分、大阪府警が敵陣右でのラックから展開し②星野大紀がトライ、⑨堀田のGKも成功。(14-0)
4分、自陣右でのラインアウトから展開し⑦星野玄太がトライ、⑨堀田のGK成功。(21-0)
6分、大阪府警が相手のパスミスからターンオーバーし④廣田瞬がトライ、⑨堀田のGK成功し28—0で前半終了。
後半も先に決めたのは大阪府警。1分、自陣からの展開で⑧村上剛琉がトライ、⑭篠澤輝のGK成功。(35-0)
3分、奈良選抜がライン裏に蹴り込むが大阪府警がターンオーバーし④廣田が2個目のトライ、⑨堀田のGK成功。(42-0)
4分、大阪府警のキックオフボールを⑤高部勇がダイレクトキャッチしそのままトライ、⑩川島がGK成功。(49-0)
6分、大阪府警が敵陣右でのフリーキックから展開し⑧村上が2個目のトライ、⑩川島がGKを決め試合修了。(56-0)
大阪府警がGKを全部決める等、堅持な試合運びが際立ったがフィジカル差がありながらも奈良選抜は果敢に挑んだ試合であった。


滋賀県青年男子 47-5 岡山ラグビーフットボールクラブ


社会人・クラブ・オープンの部第2戦目は岡山ラグビーフットボールクラブ(以下岡山クラブ)のKOで始まった。
キックオフで蹴り上げられたボールは滋賀県青年男子(以下滋賀県)の5番狭川剛がキャッチし、そのまま独走しポール下中央へトライ。1トライ目はノーホイッスルと滋賀県に勢いを与えた。4番粕淵爽介ゴール成功7−0。
3分。滋賀県7番池尾拓也がセンターライン付近から巧みなステップでディフェンスをかわし中央へトライ。4番粕淵ゴール成功14−0
4分。トライ後のキックオフも滋賀県はマイボールとし、グランドをワイドに使うべくパスを回していく。4番粕淵から岡山クラブのディフェンスを引き寄せ5番狭川へパスし、右隅へトライ。19−0
前半最後は攻撃の手を緩めない滋賀県。
6分 岡山クラブのノックフォワードから滋賀県ボールスクラム。10番鳥居嵩司のオフロードパスで1番内藤伸哉が中央へトライ。4番粕淵ゴール成功
26−0でゲームを折り返す。

後半最初のトライは開始1分。元セブンス日本代表、滋賀県2番林大成が中央へトライ。自身でゴールも決め、33−0
その後も3分滋賀県6番堀内竜大が右中央へトライ。2番林ゴール成功40−0
ここでようやく岡山クラブの反撃。
4分。岡山クラブがキックオフをマイボールとし、15番黒住友聖がセンターライン付近からステップを切り、ディフェンスを振り切り右隅へトライ。40−5

このゲーム最後のトライは5分、滋賀県11番長谷川光春が中央へトライ。10番鳥居ゴール成功47−5。
国体出場のセブンスに特化した滋賀県青年男子はさすがの実力を発揮し、岡山ラグビークラブを制した。


Daigas Struggers 41-0 Higashi-Osaka United

白いジャージのHigashi-Osaka United(以下Higashi-Osaka)のKOで試合開始。
開始0分 自陣でキックオフのボールをキャッチした青いジャージのDaigas Struggers (以下Daigas)は縦にパスを繋ぎ、11番本田飛翔が右隅へトライ。5−0
5分 Daigasが敵陣ゴール前スクラム。9番福岡壮太郎からキャプテン15番小松頼斗が右中央へトライ。10−0
続けて6分 Daigas19番津田光陽、15番小松とパスを繋ぎ、最後は11番本田が右中央へトライ。
15−0で後半へ折り返す。

後半もDaigasのフィジカルやパスワークが冴える。
0分 Higashi-OsakaのノックフォワードからDaigasがターンオーバー。敵陣でのトライチャンスを逃さず、7番後藤龍馬がタックルされながらも左隅へトライ。20−0
2分 Higashi-Osaka陣で東大阪のペナルティ。Daigas6番後藤康成がトップスピードで切り込み、ポール下中央へトライ。22番井川天太郎ゴール成功。27−0
4分 Daigas22番井川がボール下中央へトライ。自身でゴールを決め34−0
6分 このゲーム最後のトライはDaigas6番後藤。キックオフからパスを繋ぎ左中央へトライ。2番井川ゴール成功。
41−0でDaigasがHigashi-Osakaに完封勝ち。Higashi-Osakaの8番秋篠音愛のランや10番元橋巧海のタックルなど光るプレーも多く見られたが、トップウェストのチームの壁は高く、トライにつなげることが出来なかった。


中部電力 5-36 MARUWA LOGISTAR’Z KYOTO

昨年、準優勝の中部電力の登場。1回戦を突破したMARUWA LOGISTAR’Z KYOTO(以下、MARUWA)のキックオフで前半開始。中部電力が自陣からアタックするが、なかなか抜け出せない。その状況で2分、ペナルティを得たMARUWA、㉒比嘉一誓が速攻を仕掛けトライ、そのままGKも蹴り成功。(0-7)
4分、対する中部電力がMARUWAのキックオフ失敗でのフリーキックから⑪鶴田桂樹が縦に大きくゲイン、⑳中村海斗にボールが渡りトライ。(5-7)
5分、MARUWAが敵陣ゴール前でのラックより展開し⑩堀田礼恩がトライ、⑮福西達也のGKも決まり514で前半終了。
後半1分、MARUWAがペナルティを得て速攻し⑮福西がトライ。(5-19)
2分、中部電力が中盤からショートパンとで裏に出ようとするがMARUWAにキャッチされ㉒比嘉がトライ。(5-24)
4分、MARUWAが敵陣ゴール前から展開し⑮福西が2個目のトライ。(0-29)
6分。中部電力のパスミスからMARUWA⑧片山諒汰がボールを拾いそのままトライ。GKも決めて5-36で勝利を決める。セブンズに向けての準備の差が表れた様に思われた試合だった。


大阪府警察 35-12 六甲ファイティングブル


前年度チャンピオンの大阪府警察(以下、大阪府警)とクラブチームの雄、六甲クラブファイティングブル(以下、六甲)の対戦。
前半1分、先制したのは大阪府警。六甲のパスミスのボールを⑦星野玄太が拾いトライ、⑨堀田恒司がGKを決める。(7-0)
4分、続いて大阪府警。ターンオーバーから⑨堀田が縦に大きくゲインしトライ、GKも決める。(14-0)
六甲も果敢に攻める。6分、⑩下村玲央のキックパスを⑱川内悠人がキャッチしトライ、14—5で前半終了。
後半1分、大阪府警のキックオフボールを①岡本流星が確保しトライ、⑨堀田もGKを決める。(21-5)
2分、六甲のゴロパンとから大阪府警がターンオーバーし⑪勝又佑介がトライ、⑨堀田のGKも成功。(28-5)
4分、大阪府警がラックからターンオーバーし②星野大紀がトライ、⑨堀田のGKも成功。(35-5)
ロスタイムに入った8分、六甲が自陣ゴール前でペナルティを得て最後の意地での展開をして⑱川内がトライ、GKも決め35-12で試合修了。敗れはしたが充分に手応えを感じた六甲であっただろう。


準決勝
MARUWA LOGISTAR’Z KYOTO 33-12 滋賀県成年男子


前半2分 MARUWAがハーフウェイから8番 片山諒太がDF3人を振り切りゴール中央へトライ、9番 高橋大輝のゴールも決まり7-0と先取。
4分 滋賀が7番 池尾拓也がうまく裏へ出て10番 鳥居嵩司につなぎトライ、地震でゴールも決め7-7とする。
6分 MARUWAの14番 柴﨑央士がキックオフのボールをバランスを崩しながらキャッチし12番 嶋本 大賀にパス、嶋本はデフェンスを振り切り中央へトライ、ゴールも決めて14-7。
8分 滋賀がPKからクイックスタート5番 狭川 剛が左中間にトライし14-12で後半へ。

後半4分 MARUWA11番 豊田祐樹がタックルされながらのオフロードをキャッチし央へトライし、19-12。

6分 MARUWA11番 豊田が2本目のトライ、22番 比嘉一誓がゴールも決めて26-12。
8分 MARUWA11番 豊田がこの日3本目のトライをあげ33-12と突き放した。
前半は滋賀も堅いデフェンスで拮抗した戦いをしたが、後半はMARUWAのフィジカルの強さに体力を奪われた。


Daigas Struggers 26-33 大阪府警察


前半2分 大阪府警は相手ボールスクラムでプレッシャーをかけ、球出しがみだれたところを2番 星野大紀がボールを拾いタッチライン際を駆け抜けて、左隅にトライ、市5点先取。
4分 大阪府警がDaigasのラックを押し込みターンオーバーし、左へ展開、2番星野が左中間に再びトライし9番 堀田恒司のゴールも決まり0-12とする。
5分 ラックから左へ、13番 武井陽昌が左中間にトライ、ゴールも決まり0-19と点差を広げる。

7分 Daigasは相手ゴール前スクラムから、9番 福岡荘太郎が持ち出し、パスを受けた13番 中山敬太がタックルを受けながらも右中間に持ち込みトライ、自身がゴールも決め7-19と追い上げる。

後半1分 Daigasが相手のノックフォワードしたボールを13番 中山が素早く拾うと23番 小倉亮太にパス、小倉がそのままゴールへ、13番中山がゴールを決て14-19と差を詰める。
2分 大阪府警がラックから右へ展開、10番 川島俊亮がラインブレイクしそのまま中央へトライ、9番堀田がゴールを決めて14-26と再び引き離す。
4分 Daigasはラックから19番 高武大輔が持ち出し一気にゴールへ、自身がゴールを決めて21-26と1トライ差へ迫る。
6分 大阪府警10番 川島がゴール下へトライし、9番堀田がゴールを決めて21-33。
8分 Daigasがタッチライン際で15番 小松頼斗が絶妙なオフロードパス、それを受けた23番小倉が右中間にトライ、26-33と追い上げるがここまで。
Daigasは後半のトライ数が勝っていただけに、前半の大阪府警の強いプレッシャーを受け思うような球出しができず、攻撃のリズムが作れなかったのが悔やまれる。


決勝
MARUWA LOGISTAR’Z KYOTO 17-12 大阪府警


近年TOPWESTAリーグで躍進著しいMARUWAと、2年連続ジャパンセブンズ準優勝の大阪府警の決勝は、期待にたがわぬ接戦となった。
開始早々、キックギャンブルで相手ゴール前に迫る大阪府警に対し、巧みにボールを拾ったMARUWAが入れ替わり、一転ビッグゲインとなるが、何とか追いつき難を逃れる大阪府警。序盤4分までは一進一退。
5分中央付近のスクラムからブラインドサイドを突いたMARUWAが一気に抜け出し11豊田がT。G不成功も5-0と先制する。
堅守のMARUWAに手こずる大阪府警は、前半終了間際にカウンターアタックから繋いで2星野がT。Gも決めて5-7と逆転し、前半を終える。
後半タックルから流れを掴んだMARUWAは序盤で10キャプテン堀田がTを奪い10-7と逆転すると、6分には大阪府警陣内22m付近から抜け出した8片山がポスト真下にT。Gも成功して17-7と試合を決定づける。諦めない大阪府警も8分自陣22mから右展開。最後は右中間に11勝又がTを決め意地をみせるもタイムアップ。
17-12で MARUWA LOGISTAR’Z KYOTO が関西セブンズ初優勝を決めた。


記者会見レポート
MARUWA LOGISTAR’Z KYOTO
森田 慎也コーチ
ここしばらくテンズの練習を重点的に行っており、セブンズは直近の1週間程度しか準備出来ていなかったが、優勝したことは素直にうれしい。
先にリーグワンD3に関東MARUWAが参入を認められたが、我々も創部10年目でそれなりの力をつけてきた。参入要件はいろいろあるが、京都にリーグワン所属チームを創る一心で日々努力している。トップウエストAリーグ、その上位大会である三地域選手権を勝ち抜いていきたい。勿論強さだけではなく、地域の皆さまに愛されるチームでもありたいと願っている。現在部員は60名前後で、配送や倉庫整理等の業務を行いながら、夕方全体練習ができる環境を社が整えてくださっている。それに対し、我々は結果を出し、恩に報いるべく、日々努力するだけである。

堀田 礼恩主将
ジャパンセブンズ2年連続準優勝の大阪府警に勝利し、10年目で初めてのビッグタイトルを獲れたことは本当にうれしい。リーグワン参入に向けて、社業との両立ではあるが、限られた時間の中、ハードワークを厭わず自分たちの力を磨いていきたい。


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