トップリーグ2017-2018 第9節
NTTドコモ VS. キヤノン
2017年10月22日(日) 11:30キックオフ グラウンド:ノエビアスタジアム | ||||
NTTドコモ | キヤノン | |||
36 | FULL TIME | 14 | ||
24 | 前半 | 0 | ||
12 | 後半 | 14 | ||
詳細 (TL公式) |
マッチレポート
台風接近中にもかかわらず、5,465人ものファンにご来場いただいた一戦は、先蹴NTTドコモにてキックオフ。
7分 ドコモFB15フィルヨーンの高いハイパントをキヤノンがキャッチミス。こぼれ球を拾ったドコモは繋いで、CTB12小林がT。FBフィルヨーンのGも決まり7-0。
押し気味のNTTドコモは、SHがポイントからピックしたボールをFWが受け、激しいコンタクトを挑み、じわじわと陣を進める。受け身に回らざるを得ないキヤノンは嫌な展開に。15分 ドコモの連続アタックからWTB11蔵田がT。FBフィルヨーンのGも成功し14-0。25分にもPGチャンスをフィルヨーンが決め、17-0とする。
このあたりからキヤノンも逆襲に転ずるが、ゴールラインを割れずにいると、38分 ドコモSO10パエアが一瞬の加速で抜け出し、約20メートル快走。最後は途中出場のSH21小樋山がT。Gを決め、24-0と、ドコモペースで折り返す。
後半も一進一退の攻防だったが、50分 相手がファンブルしたボールをキヤノンSO10野口が見事に拾い上げ展開、最後はFB15原田がT。CTB12三友がGを決め24-7とする。58分NTTドコモは、FB15フィルヨーンのハイパントをキヤノンがキャッチミスしたところに、SO10パエアがすかさず反応し、そのまま独走、LO5イオンギに繋いで左隅にT。G不成功も29-7と突き放す。
65分キヤノンがラインアウトをクリーンキャッチ、モールからWTB11サウマキがT。12番三友のGも成功して29-14と追いすがるも、すぐにNTTドコモが反撃。ノーホイッスルでCTB13金がT。Gも成功し36-14としてダメ押し。序盤で圧倒したNTTドコモが、3連勝と上り調子だったキヤノンを一蹴し、今季5勝目。
MOMは、SOとして新たな可能性をみせたNTTドコモ パエア ミフィポセチが獲得した。
会見レポート
キヤノンイーグルス
ー 今日の試合を振り返って
今村友基 ヘッドコーチ代行
悪天候のなか、来てくださったファンの皆さんに感謝したい。ただチームとしてはシンプルなミスが多く、自分達のプランが遂行できなかった。ウインドウマンスの1ヶ月でその部分を修正したい。
植松 宗之ゲームキャプテン
自分達のプランが遂行出来ず、ミスも多かった。中断期間中の1ヶ月で修正したい。 相手10番が今季初となるミフィポセチで、思っていたメンバーと違ったが、こっちがプレーを変えることはなかった。
ー 10番田村の欠場理由は?
今村HC代行
ベストな状態でなかった。
ー 1ヶ月の中断期間で具体的にどう修正したいか?
今村HC代行
HCが開幕前に交替し、序盤に強豪との戦いでも苦しんだ。ここまで3連勝できていたので、今日は勝ちたかったが… ベーシックなスキルの習得を繰り返す。
NTTドコモレッドハリケーンズ
ー 今日の試合を振り返って
ダヴィー セロンヘッドコーチ
今日の試合は5週連続で、ここ3試合はコンビネーションが上手く行かず、怪我人も多く苦戦した。試合中の判断もアンラッキーがあったが、今日は試合に勝てて、ボーナスポイントもとれて満足している。
フィルヨーンゲームキャプテン
選手たちで80分間体を張ろうと言っていたが、実行してくれた。
ー ミフィポセチ選手を10番で起用した意図は?
セロンHC
10番と15番が良いコミュニケーションが取れている。 ミフィポセチになるべくボールを持たせる意図だったが、上手くいった。
ー 試合に挑むポリシーを簡潔に?
セロンHC
すぐにリスタート、相手より早くリスタートする。 相手よりも速く動く。 今日は特に上手くいった。
ー ここまで4勝だが、今年の大会フォーマットに対してどう思うか?
セロンHC
順位以上の力があると言っていたし、惜しい試合もあった。順位にとらわれずに今回の試合でベストなパフォーマンスができたので、続けていきたい。
(文責:南 博)