第22回SMBC全国小学生タグラグビー大会 近畿ブロック予選レポート

開催日:2026年1月18日(日)
会場:紀三井寺公園陸上競技場

レポート

第22回SMBC全国小学生タグラグビー大会 近畿ブロック予選が開催された。
関西2府4県それぞれの府県で戦い、上位のチームが次のステージで全国大会の切符を掴むためにしのぎを削る。
今年の会場は和歌山県、紀三井寺公園陸上競技場。1月とは思えない温かな日差しの中で小学生がグラウンドを駆け回った。

午前中のプール戦では、4コートで6試合。計24試合。
試合時間は前半5分ハーフタイム1分後半5分。
第1試合、Cコートで行われた京都府第1代表の梅北リトル・モンスターズは緊張する様子も見せながらも、和歌山県第3代表NTSモンキーズを0点で抑えた。
第3試合のBコートでは兵庫県第1代表太子サンシャインブルーエンジェルスと京都府第2代表西野小学校の試合は4対4と、互角の戦いを見せ同点となった。

プール戦で注目したのはAコート第3試合
和歌山県第1代表【岩出ラグビースクール】対滋賀県代表【平野パープル】
ラグビースクールならではのパワーある攻撃力を誇る岩出ラグビースクール(以下、岩出)と、楽しんでプレーすることを念頭に置く、平野パープル(以下、平野)。
前半は岩出のパワーあふれる攻撃とランスキルに翻弄されたが、そんな中でも「笑顔!笑顔!」と仲間同士鼓舞し続けた平野が冷静さを保ち得点を重ね、4対6と岩出を制した。


プール戦でのインタビュー
大阪府第1代表【大東Fighters】
4年生 中塚 陸斗君
「仲間に声をかけることを心掛けてプレーしていました。次の試合では勝ちたいです」

兵庫県第1代表【太子サンシャインブルーエンジェルス】
キャプテン 6年生熊谷 朔君
「1回戦目は勝って、2回戦目は強いチームと当たって同点だった。最後の試合は負けてしまってとても悔しかった。チームの調子は良かった。5年生にこれからも頑張ってほしい気持ちです。」


午後からは、各プール戦の上位2チームが決勝リーグに進み、全国大会への切符を掴むために、負けられない試合が続く。

決勝リーグ、初戦Aコートでは京都府第1代表梅北リトル・モンスターズ(以下、梅北)と奈良県第3代表都跡タグラグビークラブAの試合が行われた。
梅北が圧倒的な強さを見せつけたが、チームのメンバーが4年生中心という都跡も必死に食らいついた。来年以降が楽しみなチームである。

さすが決勝リーグだけあり、白熱した試合が続き、ベスト4は
滋賀県第1代表 山田レッドタグスピリッツ
滋賀県第2代表 平野パープル
京都府第1代表 梅北リトルモンスターズ
京都府第2代表 京都市立西野小学校

結果は 山田6-4梅北  平野5-2西野
山田レッドタグスピリッツと平野パープルが全国大会の切符を手にし、第3代表は抽選の結果、京都市立西野小学校が選ばれた。
(第3代表は決勝リーグ進出した8チームの中で、第1・第2代表以外の府県から抽選で選ばれる)

決勝戦は、滋賀県同士の試合となったが、いつも同じ県内で切磋琢磨しているチーム同士でもある。
平野は準決勝と決勝の2連続試合の中でも、笑顔を絶やさず、冷静な判断と堅実なプレーで山田に立ち向かったが、山田が伝統である見事なパス回しと抜け目のないディフェンスで平野を制し、優勝を掴み取った。


第22回SMBC全国小学生タグラグビー大会近畿ブロック予選
優勝   山田レッドタグスピリッツ
準優勝  平野パープル
第3代表 京都市立西野小学校


山田レッドタグスピリッツ(滋賀)
田中 文啓監督
予選からどこも強いチームばかりだったので、ハラハラドキドキだったのですが、普段から練習していることが出せたのかなと思います。1年前はなかなか勝てなかったチームでしたが、滋賀県には他に強いチームがあり、そこで切磋琢磨できたのが勝因だと思います。感謝しかありません。
全国大会では強いチームがたくさん参加しますが、勝負というよりも、腕試しというチャレンジと、交流を深めていきたいなと思います。

松田 知晃キャプテン
予選プールは力を出し切って勝てたと思います。
チームの雰囲気が良かったです。
3回目の全国大会も楽しみたいと思います。

平野パープル(滋賀)
近藤 巧監督
子どもたちが頑張ってきた3年間がしっかり出せたかなと思います。
決勝戦に関してはライバルである山田レッドタグスピリッツの壁を超えられなかったので、ここからまた練習をして、追いつけ追い越せで頑張っていきたいと思います。
全国大会は沢山のチームと試合ができるので、楽しみです。
タグの仲間が全国に沢山いるので再会できるのも楽しみです。

瀬津 夏乃葉キャプテン
今日は最初とても緊張していたけど、試合をやっていくにつれて緊張もほぐれて、最終的には楽しいなと思えるようになりました。
全国大会は、まだ戦ったことのない強いチームが沢山いるので、ワクワクしています。

京都市立西野小学校
山本 祥平監督
このチームは6年生2名で5年生が多いチームなのですが、とても仲が良く、そしてキャプテンがチームをまとめて引っ張っていってくれています。
部活動として活動していて、体操服での参加ですが、諦めずにプレーしてくれたことが今日の結果になったと思います。子どもたちに感謝しています。
全国大会では、自分たちの力を試したり、楽しんでほしいと思います。
タグラグビーだけでなく、プレーに対する姿勢やマナーを学びながら、他のチームと交流したいと思います。

赤松 優星キャプテン
5年生が多いチームで、自分たち6年生と経験の差がありましたが、この1年間仲間としてまとめられたと思います。みんな諦めずにやってくれました。
全国大会が決まったときは嬉しかったし、全力で楽しみたいと思います。


第22回SMBC全国小学生タグラグビー大会は2月22日、23日の2日間、埼玉県熊谷ラグビー場で開催される。