関西大学Aリーグ 第6節
2014年11月22日(土) 12:00キックオフ グラウンド:近鉄花園ラグビー場 入場者数:956人 天候:晴れ/無風 | ||||
レフリー:眞崎智央 アシスタントレフリー:橋脇正典 真鍋翔太 尾上富一 |
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近畿大学 | 天理大学 | |||
28 | FULL TIME | 35 | ||
0 | 前半 | 21 | ||
28 | 後半 | 14 | ||
詳細(PDF) |
◎マッチサマリー
風もなく快晴に恵まれた花園ラグビー場第2グラウンドの第一試合は、天理大のキックオフで始まった。
お互いに大学選手権出場を目指して何としても勝利したい両チームは緊張してかミスが目立つ立ち上がりとなったが、前半16分に天理大がゴール前35m中央ラックから右に展開し、⑨藤原恵太からキャプテン⑩斎藤遼太郎に繋ぎ⑫白井竜馬が中央に先制トライ、ゴールも⑩斎藤が成功し0-7とする。
お互いに攻め込みながら得点を奪えなかったが、37分に天理大がゴール前ラックから⑨藤原のパスを左から走り込んできた②高部大志が左中間にトライ、ゴールも⑩斎藤が成功し、0-14とリードを拡げる。リズムを掴んだ天理大は40分に再びゴール前35m左中間ラックから左に展開し、⑨藤原から⑩斎藤に繋ぎ⑮東口剛士が中央にトライ、ゴールも⑩斎藤が成功し0-21で前半が終了。
後半になってもリズムを掴んだ天理大は、2分にゴール前ポスト左20mラックから左に展開し、⑨藤原からパスを受けた①山口知貴が中央にトライ、ゴールも⑩斎藤が成功し0-28となる。
ワンサイドになるかと思われたが、ここから近大の反撃は始まる。15分にゴール手前ラックから③廣野翔太が左中間にトライ、ゴールも⑩藤井湧気が成功し7-28となる。22分に再び近大がゴール前5m右ラインアウトから⑥立花拡聖、②大熊克哉に繋ぎ⑫新宅魁伍が右中間にトライ、ゴールも⑩藤井が成功し、14-28と追い上げる。しかし26分に天理大が得意のオープン攻撃からフェーズを重ねて、最後はゴール前10mから右に展開し、⑨藤原から⑧内山朝日に繋ぎポスト左にトライ、ゴールも⑩斎藤が成功し、14-35と再びリードを拡げる。
29分には近大がゴール前22m左中間ラックから右へ展開しキャプテン⑨光井勇人から⑩藤井。⑫新宅、⑪酒井貴弘と繋ぎ最後は⑭山崎圭介がトライ、ゴールも⑩藤井が成功し21-35と追い上げる。攻撃のリズムを掴んだ近大は33分、自陣10mから相手のノックオンをターンオーバーした⑮小中将が走り切り中央にトライ、ゴールも⑩藤井が成功し、28-35とゲームを盛り上げた。諦めない近大だったが、最後は天理大のドロップゴールが外れてノーサイドとなる。お互いにミスがあったが最後までファンを楽しませてくれた好ゲームとなった。MOMには、攻守に活躍した天理大⑧内山朝日が選ばれた。
【天理大学 小松節夫 監督】
2季ぶりの大学選手権出場を意識して、この試合に臨んだ。攻めて勝つことをイメージしていたが、ミスが多く流れが悪くなってしまった。こんなに苦労をするとは思わなかったが、今のチームの抱える課題を修正し、次の試合で勢をつけて大学選手権に臨みたい。
(記事:玉川育夫 写真:小巻真司 広報担当:村島博)