9月30日(土) 第6節 キヤノン 33-29 コカ・コーラ

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トップリーグ2017-2018 第6節
キヤノン VS. コカ・コーラ

お互い負けられない試合は、キヤノンが初勝利をあげる

2017年9月30日(土) 11:30キックオフ グラウンド:エコパスタジアム
キヤノン コカ・コーラ
33 FULL TIME 29
16 前半 12
17 後半 17
詳細
(TL公式)

マッチレポート

彼岸を過ぎ秋らしくなった9月30日、2年後のラグビーワールドカップの試合会場となる静岡県のエコパスタジアムで、キヤノンとコカ・コーラの試合が行われた。この日のスタジアムは試合以外でラグビーワールドカップのウェブ・エリス・カップの展示や場外イベントが開催され、スタジアムには3,762人のラグビーファンが集まった。

ともにホワイトカンファレンスで勝ち点1のチーム同士の戦い、キヤノンは開幕前にHCが退任するなどスタッフが揃っていない布陣でリーグ戦を迎え、サントリー、パナソニックなど強豪との対戦が続き、開幕から5連敗の状態。日本代表のSO田村優の欠場も不安である。対するコカ・コーラも前半は果敢に攻めるも後半に崩れる試合が続きこちらも開幕5連敗。お互いに初勝利を目指し負けられない試合である。
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前半キヤノンのキックオフで試合開始。コカ・コーラは積極的に攻撃を仕掛け試合を優位に進める。
そして9分、コカ・コーラは敵陣ゴール5m前右中間のスクラムから左に展開、SO山田久寿の飛ばしパスをWTB副島亀里ララボウラティアナラがゴール左隅にトライ。FBピータースダニエルのゴールも成功し、コカ・コーラが0-7と先制する。その後もコカ・コーラが有利に試合を進め、22分敵陣10mラインのスクラムから右に展開。FBピーターのグラバーキックをWTB猿楽直希がキャッチしそのまま右中間にトライ。ゴールは失敗するも0-12でコカ・コーラが点差を広げる。
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対するキヤノンは、25分敵陣22mラインのマイボールスクラムからNo.8エドワード・カークが8-9のサイド攻撃でSH天野寿紀に繋ぎ、相手ディフェンスの隙間ができたところをWTBホセア・サウマキがインをついて左中間にトライ。SOジャン・クロード・ルースがゴールを決め7-12で反撃に転じる。その後キヤノンは試合を優位に進め、30分、34分、そして38分と敵陣22mライン付近で得たペナルティをSOジャンが的確にゴールを決め16-12と試合を逆転し、前半を終了する。
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後半に入るとコカ・コーラが反撃に転じ6分自陣10mラインのマイボールスクラムから左に展開、パスを受けたCTBウィリアム・トゥポウがハーフウェイから約50m独走し左隅にトライ。ゴールは失敗するも16-17と再逆転する。さらに9分、自陣22mライン付近でキヤノンのパスをWTB猿楽がインターセプトし約70m独走し右中間にトライ。FBピー
ターのゴールも成功し、16-24と試合をリードする。
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対するキヤノンは13分、ハーフウェイラインのラインアウトからSH天野のパスを受けたWTBサウマキが個人技でディフェンス陣を突破し、約50m独走しゴール真下にトライ。SOゴールも成功し23-24と追い上げる。さらに19分敵陣ゴール前10m付近で得たペナルティから速攻を仕掛け、最後はWTBサウマキが左中間にトライ。ゴールも成功し30-24と試合を逆転する。
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逆転されたコカ・コーラは再三の攻撃を仕掛けるもキヤノンが防ぐ時間帯が続く。そして30分コカ・コーラはペナルティで得たラインアウトからリターンパスを受けたHO原山光正がゴール左隅にトライ。FBピーターのゴールは失敗するも30-29と1点差に追い上げる。
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残り10分間は1点差をめぐるお互いに譲らない両者の攻防が続いたが、終盤はキヤノンの攻撃が続き、試合終了直前キヤノンはSOジャンが22mラインのセンターからDGを決め33-29と点差を突き放して試合終了のホーン。終盤まで接戦だった試合は、キヤノンがコカ・コーラを破り、今シーズン初勝利を上げた。
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キヤノンは前節課題であった体を張ったプレーやWTBホセア・サウマキ選手の活躍で勝利を上げたが次節は神戸製鋼戦と強豪の試合が続く。今節と同様の体を張るプレーを続けるとともに、SO田村優の復帰が望まれる。
一方のコカ・コーラは5トライを上げるも、後半になるとタックルミスが多く失点を許す機会が多く、防御面が課題であることが明確になった。攻撃面は問題がないので課題を克服し、初勝利を目指してほしいところである。
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この試合のマン・オブ・ザ・マッチは、チーム全ての3トライを上げ、リーグ戦の初勝利に貢献した、キヤノンWTBホセア・サウマキ選手が受賞した。
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(文責:静岡県ラグビーフットボール協会 神谷英志)

会見レポート

コカ・コーラレッドスパークス
アールバーヘッドコーチ
来てくれてありがとうございます。ハイスコアの試合となったが、1対1でのタックルのミスが敗因だと思います。

山下昂大ゲームキャプテン
1対1のタックルの精度を上なければならない。相手⑪番にしっかりディフェンスしなければならなかった。当初からの課題である「取り切る場面で取り切る」事が出来なかった。修正し、次に準備していきたいと思います。

質疑応答
―-前半のミスからPGを決められ、ゲームの流れが変わってしまったのでは?
アールバーヘッドコーチ
オフサイド、ラックで良い判断をしなければならない。PGの9点で試合が決まったと思います。

――夏から秋にかけ伸びている部分、ディフェンス等これから手を打つ部分は?
アールバーヘッドコーチ
チャンスを取り切ること以外のアタックは問題ないと思います。ディフェンスでは、周りを信じて1対1のタックルを決めることが大事だと思う。80分プレー出来ておらず、40~50分のチームになってしまっている。頑張らなければならない。80分プレーしなければならない。

――アタックでの得点は良い形であったか?
アールバーヘッドコーチ
毎週上手くなっていると思うが、課題を1つ解決すると、また1つ課題が出でしまう。ハードワークが必要だと思います。
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キヤノンイーグルス
今村友基ヘッドコーチ代行
素晴らしいスタジアム、芝の中で勝利できてうれしく思います。反省すべき点はたくさんあるが、コカ・コーラの選手以上にキヤノンの選手が試合に取り組んだことが良かったと思います。三友キャプテンが体を張ってくれ、周りに良い影響を与えてくれたことに感謝しています。

三友良平ゲームキャプテン
素晴らしいスタジアムで試合が出来きて幸せ。関係者に感謝しています。1つ勝利をつかめたことは、チームにとって大きいことであるので、来週に繋がると思います。

質疑応答
――先週、厳しい言葉での反省であったが、どう取り組んできたか?
今村友基 ヘッドコーチ代行
ラグビーする上で大事な部分が抜けていたことが前回の反省であったので、見つめ直して、良い1週間を過ごそうとした。ポジティブでなく厳しい話であったが、選手自身が厳しい言葉をポジティブに持っていってくれたことが今日の勝利に繋がったと思います。

――先週とメンバーが変わったのは?
今村ヘッドコーチ代行
先週の対戦相手であるヤマハと今日のコカ・コーラとはタイプ・強みが違うチームであるので、相手の強みを消して自分達の強みを出せるメンバー。コンディションもあります。

――ヘッドコーチ代行となって1勝が遠かったが、苦労した点は?
今村ヘッドコーチ代行
苦労を挙げればキリがない。何が一番苦労したかは難しい。代行となり、普段のコーチとは想像以上に違った。選手はポジティブにとらえて付いてきてくれた。感謝しています。

――先週は厳しい言葉もあったが?
今村ヘッドコーチ代行
先週は体を張れていない部分があった。ファンや試合に出られない選手のために体を張ることが今日は出来ていたと思います。
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フォトギャラリー

撮影者:谷本結利

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