関西大学Aリーグ 第3節 立命館大学 VS 同志社大学
2015年10月18日(日) 14:00キックオフ グラウンド:京都市宝が池公園運動施設球技場 入場者数:4083人 天候:晴れ | ||||
レフリー:立川誠道 (日本協会A1) アシスタントレフリー:吉川浩司/加藤優希/伊達義博 MOM:同志社大学 4・山田有樹 |
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立命館大学 | 同志社大学 | |||
15 | FULL TIME | 22 | ||
8 | 前半 | 3 | ||
7 | 後半 | 19 | ||
詳細 (PDF) |
マッチサマリー
夏を感じさせる暑い宝が池競技場に4,000人を超える多くの観客が集まった伝統の一戦。混戦となりつつある関西大学Aリーグ。第2節で力強さを発揮したフォワード陣と得意のバックス展開でエンジンがかかってきた同志社大、デフェンスから攻撃のリズムを築いてきた立命館大、お互いに関西制覇を目指す為にも落とせない試合となる。
お互いに激しい攻防を繰り返し好ゲームが予感される中、ペナルティを得てもゴールキックを選択しないでトライに拘り得点が出来ない同志社大、膠着状態が続いたが前半30分、ペナルティを再度得た同志社はペナルティキックを初めて選択しゴール前中央から10番・渡邉成功。3点を先制する。
先制された立命館大は前半33分、ゴール前10mラックから3番・佐々木が抜け出しトライ、ゴールキックは不成功、5-3と逆転。更にロスタイムにペナルティを得た立命館大は右中間20m付近から10番・大城がキックを成功させ8-3とリードを広げて前半が終了。
後半風上から攻める同志社大は5分にゴール前ラインアウトからモールで押し込み8番・倉本が右中間にトライ、ゴールキックも10番・渡邉が成功し8-10と逆転。攻撃の手を緩めない同志社大は13分に左ラインアウトからサイド攻撃を繰り返し4番・山田が右中間にトライ、ゴールキックも10番・渡邉が成功、8-17とリードを広げる。31分には疲れが見えてきた立命館大に対して、22m中央付近のスクラムで8番・倉本から9番・大越に渡り10番・渡邉から途中出場した23番・吉澤が右隅にトライ、ゴールキックは不成功。8-22となる。リードを広げられ意地を見せたい立命館大は38分にゴール前ラックから9番・高島からパスを受けた10番・大城から途中出場した23番・宮本に渡り最後は11番・山口が左隅にトライ、ゴールキックも10番・大城が成功し15-22と追い上げる。息を吹き返した立命館大は最後の力を振り絞り敵陣深くに攻め込むが力及ばずノーサイド。
好ゲームに沸かせた多くの観客から惜しみない拍手が湧いた。
マン・オブ・ザ・マッチには、攻撃の起点で活躍した同志社大4番・山田有樹選手が選ばれた。
(記事:玉川育夫 写真:小巻真司)
監督&キャプテンコメント
同志社大学 山神孝志監督
同立の定期戦でもある試合で、立命館大も前節でシビアな試合を凌いで勝っているので激しいブレイクダウンで拮抗するだろうとこの2週間準備していた。
立命館大の80分間通じてのファイトに苦しめられたゲームだったが、この様なゲームを想定していたので、後半に立命館大の疲れが見えてところでトライが獲れたことが勝因だと思う。
両校気合の入った非常に良いゲームだったと思う。
才田 智キャプテン
春は大差で勝っていたが、これを全然意識していなかった、立命館大も全く違ったチームになっていると思ったし、タイトなゲームになると思っていた。
前半の後半に相手が疲れていると感じていたので、スクラムに関しても後半はいける感触はあった。
フォトギャラリー
2015年10月18日(日) 立命館大学対同志社大学 ■撮影:小巻真司