関西大学Aリーグ 第2節 立命館大学 VS 京都産業大学
2015年10月4日(日) 14:00キックオフ グラウンド:京都市宝が池公園運動施設球技場 入場者数:2717人 天候:晴れ |
||||
レフリー:河野哲彦 (日本協会A1) アシスタントレフリー:宮本昌樹/飴田鉄平/伊達義博 MOM:立命館大学 11山口匠 |
||||
立命館大学 | 京都産業大学 | |||
20 | FULL TIME | 17 | ||
10 | 前半 | 10 | ||
10 | 後半 | 7 | ||
詳細 (PDF) |
マッチサマリー
汗ばむ程の陽気につつまれた秋の京都・宝ヶ池。前夜、ジャパンのサモア戦勝利でラグビーファンの気持ち盛り上がる日曜日。第2節を迎える関西大学Aリーグの一戦に好ゲームを期待。リーグ戦初戦が共に黒星スタートであった立命館大学と京都産業大学の対戦である。
立命館大のキックオフで開始された前半。13分過ぎまで京産大陣で攻め込む立命館大、ディフェンスで粘り押し返す京産大の展開が続く。攻め返した京産大、15分にラインアウトモールから得たペナルティ。SO高原のPGが決まり0-3と先制。対する立命館大、18分敵陣左側10m付近のラインアウトよりバックスに展開。左WTB山口にボールが渡り、刻み良いステップを切りインゴール右側より中央に走り込みトライ。SO大城のゴールも決まり7-3。両チームの攻防が続くがスコアを決めるまでには至らない展開の中32分、敵陣15m中央からのPGを立命館大 SO大城が決め10-3。37分、京産大が敵陣22m中央からのラックから⑨-⑭-⑦と繋がり右FL李がトライ。ゴールも決まり10-10と追いつく。両チームの強みが未だ発揮せずに前半終了。
京産大キックオフで後半開始、立命館大が切り替えし敵陣に攻め込む。フェーズを重ねて2分、ゴール前中央ラックから⑨-⑦-⑧と繋ぎNo8中村が左中間にトライ。ゴールも成功17-10。再開直後5分、立命館大がノッコンしたボールを京産大 SO高原が拾い展開し前進、敵陣ゴール前右中間に出来たラックより左ロック森川が持出しトライ。SO高原のゴールも決まり17-17と追いつく。前半の展開同様に一進一退の攻防が続くが両チーム共に得点には結びつかずに最後までもつれる展開に。終了前の京産大の怒涛の連続攻撃を立命館大が粘りのディフェンスで凌ぐ。ロスタイムに入り京産大が敵陣左22m付近のラインアウトからのモールを押込み、展開して出来たラックで立命館大 左FL古川がターンオーバーしボールを拾い前進。そのまま連続して攻め返す。41分、京産大陣10m中央で京産大がオフサイド。この反則で得たPGを立命館 SO大城が狙う。右脚から蹴られたボールは大きく距離を伸ばしゴールポストを越え20-17。その直後にノーサイドの笛が鳴り僅差で立命館大が勝利する。
積極的にボールを動かしそれを粘り強いディフェンスで凌ぐ展開をした両チームの選手に2,700人を越えるラグビーファンは惜しみない拍手を送った。
マンオブザマッチは前半に素晴らしい走りを見せた立命館大 左WTB山口選手が選ばれた。
(記事:酒井博達 写真:小巻真司)
監督&キャプテンコメント
立命館大学 中林正一監督
春と秋と全然、戦い方が違うと感じ、公式戦での点の取り方が難しいと思います。最後まで我慢が出来たのでチャンスを得て、それを決めた事は大きいと思います。プレスキックは大城選手がかなり時間をかけて準備しているので成果として表れました。
アタックでプレッシャーをかけれていないので、次戦まで一週間空くので見直します。
一戦一戦しっかりと戦っていきたいと思います。
宮田 遼ゲームキャプテン
京産大さんの直向きなプレーに押されて、自分達の力を上手く発揮出来ずに苦戦しましたが、皆が最後まで走りきれて勝ちきる事が出来て良かったです。勢いに乗り、成長しつつ良い結果を残せる様に頑張ります。
フォトギャラリー
2015年10月04日(日) 立命館大学対京都産業大学 ■撮影:小巻真司