マッチレポート
西日の射す中、松山大学のキックオフでゲームスタート。序盤はお互いに反則が多く落ち着かないゲーム展開が続く。
前半9分、東北学院大学が相手陣22m付近でペナルティーを獲得してタッチキックで前進、右ゴール前のラインアウトからモールで押し込み⑱永井がトライ。⑭佐々木が落ち着いてゴールも決めて7–0と先制する。
松山大学も粘り強いディフェンスを続けるも、前半18分、東北学院大学が相手陣22m付近のラックから右に展開、アウトサイドを突破して⑪荒木田が右中間にトライ、ゴールも決まり14-0となる。
松山大学は、直後のリスタートのキックオフでキャッチした東北学院大学に圧力をかけてペナルティーを奪う。タッチに蹴り出し、右ゴール前のラインアウトからサインプレーで②川端が右端にトライ。5点を返して5-14とする。
前半25分、松山大学が自陣10mの右スクラムから左に展開、サインプレーを試みるも上手くパスが繋がらず、そのミスボールを拾った東北学院大学は左に展開してゴール前まで前進。折り返しの9シェイプから①鈴木が走り込み、ゴールに飛び込み19-5となる。
その後は、一進一退の展開が続くも、前半35分、東北学院大学が相手陣22m付近でオフサイドの反則からクイックリスタート、②武山がゴール右にトライ(ゴール成功)。続けて前半38分にも、ハーフウェイライン付近でペナルティーから左に展開、そのまま⑪荒木田が走り切って左中間にトライ、31-5と突き放して前半を終了した。
後半は、東北学院大学のキックオフでスタート。お互いにキックでエリアを奪い合う中で、東北学院大学がリズムを掴みアタックを続けるが、自分たちのミスや松山大学の粘り強いディフェンスに阻まれる。
後半14分、キックのボールをキャッチした東北学院大学がカウンターアタック、フェイズを重ねて相手陣22m中央のラックから右に展開、⑪荒木田が大外から中に切り込み右中間にトライ、36-5と突き放す。
続く後半23分、東北学院大学は相手陣ゴール前のスクラムを押し込み、ペナルティーを獲得、クイックリスタートから左にパスを展開して⑪荒木田がトライ。この日、荒木田は怒涛の4トライ、41-5とする。
一矢報いたい松山大学も懸命に攻めるが、ディフェンスのプレッシャーからミスが続いて攻撃を継続できない。
そのまま時間が経過してノーサイド、東北学院大学が2回戦へと駒を進めた。
(文責 水野 竜太)